気温が温かくなると、どこからともなく『蜂』が飛んで来て、私たちの生活スペースに巣を作ることがあります。

「蜂」という言葉を聞いただけで“刺されるのでは…!?”と不安になるのは、あなただけではありません。

ご自宅に小さなお子さんがいれば、お父さんやお母さんは『お子さんへの被害』も心配になるでしょう。

玄関先やベランダなど、生活圏の近い場所に巣を作られてしまったときほど、蜂の被害に遭う危険性が高くなります。

「営巣を行っているのが何の種類の蜂だかわからない」
「蜂が巣を作ってしまった後、どうしたらよいかわからない」
「刺されないか怖い」
「蜂の巣は素人にも撤去できるの?」
「市区町村は蜂の巣撤去に協力してくれないの?」
「駆除業者に依頼するべきなの?」
「蜂の巣をどうにかしたい」と思っていても「どうしたらいいかわからない~!!」とお悩みでしたら、ぜひとも今回の記事をご覧ください。

今回は、「蜂の巣の種類を知りたい」とお考えのあなたへ、蜂の巣の駆除方法に詳しい筆者が、『蜂と巣の種類』や『自力駆除・他力駆除の比較』などについてわかりやすくお話ししたいと思います。

この記事を読んでいただくと、あなたも私のように、蜂の巣の種類を正しく把握することができ、なおかつ“蜂の巣をどうやって撤去するべきか”を早い段階で決めることができるようになりますよ。

ぜひ最後までご覧くださいね。

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1 『蜂』と『蜂の巣』と見分け方

蜂の巣は、業者に依頼した方が安全なケースもありますが、場合によっては素人の方でも撤去することができます。

巣を見て蜂の種類を特定できれば「巣を自力で撤去できるかできないか」について判断しやすくなりますので、まずは『蜂』と『蜂の巣の種類』を把握しておきましょう。

私たちの家や、庭の樹木などに巣を作る蜂には、以下の3種類がいます。

  1. アシナガバチ
  2. ミツバチ
  3. スズメバチ

これらの蜂は、攻撃性に違いはあれど、どれも人を刺す可能性がある蜂です。

1-1 アシナガバチ

アシナガバチは、体つきが細く、小型の蜂です。

アシナガバチ
アシナガバチは、これまで世界中でおよそ1,000種類の個体が確認されていますが、日本には11種類の個体が生息しています。

彼らは基本的に、我々人間が危害を加えない限り、積極的に刺してくることはありません。

しかし、営巣が盛んになる6~8月頃にかけては、巣にいる個体の“巣を防衛する本能”がもっとも高まります。

防衛本能が高まっているアシナガバチがあたりを飛んでいるときに、あなたが肌を露出するなど、無防備な状態で歩いてると、危険性を察知した個体が攻撃をしかけてくる恐れがあるんです。

ちなみに、日本にいる11種の中でも特に『蜂刺し被害』を多く発生させるのは、以下3種類のアシナガバチです。

1-2 フタモンアシナガバチ

フタモンアシナガバチは、体長が14~18mmほどと、アシナガバチの中でも身体の小さな個体です。

画像:フタモンアシナガバチ(Wikipediaより引用)
画像:フタモンアシナガバチ(Wikipediaより引用)
https://goo.gl/lwzg8r

上の画像では少しわかりにくいのですが、フタモンアシナガバチは、背中に黄色い2つの斑紋(はんもん)※があるのが特徴です。

※斑紋(はんもん)…まだら模様のこと

フタモンアシナガバチは、日本全土において、4月頃に巣作りを始め、10月頃にかけて営巣がもっとも活発化します。

身体は小さくて弱々しいですが、体内には、人間にとって有害な毒を持っています。

1-3 セグロアシナガバチ

セグロアシナガバチは、日本にいる11種の中で特に身体が大きなアシナガバチです。

画像:セグロアシナガバチの標本(Wikipediaより引用)
画像:セグロアシナガバチの標本(Wikipediaより引用)
https://goo.gl/5h8q1N

身体の色は全体的に黒く、攻撃性はフタモンアシナガバチより強い傾向にあります。

フタモンアシナガバチと同様、4月~10月頃に営巣を行いますので、この間は外で見かけることが増えます。

1-4 キアシナガバチ

キアシナガバチは、体長がおよそ20~26mmと、セグロアシナガバチに並んで身体の大きなアシナガバチです。

画像:キアシナガバチ(weblio辞書より引用)
画像:キアシナガバチ(weblio辞書より引用)
https://goo.gl/5DV9JE

キアシナガバチは、日本にいる11種の中で特に攻撃性が強く、作用の強い毒体内に保有しています。

巣がある間は、刺されてしまわないよう、周囲にいる蜂の存在に気を付けながら行動しましょう。
(『巣がある間に気を付けるべきこと』は後ほどさらに詳しく紹介します)

1-5 アシナガバチの巣の形

アシナガバチは、どの種類も『巣穴が外部に露出している巣』を作ります。

初期段階のアシナガバチの巣
初期段階のアシナガバチの巣
営巣が進んだ状態
営巣が進んだ状態
地面から1m程度の低木の中に巣を作ることもあります。

ただし、アシナガバチの巣は最大で15㎝程度までしか大きくなりませんので、巨大化を心配して焦る必要はありません。

1-6 ミツバチの種類と特徴

ミツバチは、その名の通り『花の蜜を食べて生きる蜂』です。

日本には、古くからもともと生息していた『ニホンミツバチ』と、海外から輸入によって日本に持ち込まれた、外来種の『セイヨウミツバチ』の2種類がいますが、私たちの家に巣を作るのは、主に野生種である『ニホンミツバチ』の方です。

ニホンミツバチ

ニホンミツバチ
ニホンミツバチは、体長がおよそ13~17mm程度の小さな蜂です。

ミツバチは、アシナガバチと同様、人間に攻撃をしかけてくることはあまりありませんが、危険を察知すれば、突発的に攻撃をしかけてくる可能性は十分あるため、油断するのは危険です。

ミツバチの巣

巣板(すばん)
ミツバチの巣は、1枚の『巣板』と呼ばれる形状の巣を幾重にも重ねることで、巣の規模をどんどんと拡大していきます。

ニホンミツバチは、アシナガバチと違って『屋根裏』や『軒下』といった閉塞部に巣を作ります。

ミツバチに巣を作られると、巣の中には花の蜜が液状化した、いわゆる「ハチミツ」がたまっていきますので、巣が付着している壁や、巣の下の床や地面が蜜で汚れてしまう可能性があります。

屋根裏や軒下が蜂の蜜によって汚れてしまうと、アリや野生動物といった他の害虫・害獣が寄ってくる“2次被害”が発生する恐れがあります。

汚れの問題が深刻化する前に、撤去などの駆除対策を講じた方が無難でしょう。

1-7 スズメバチ

雀蜂(スズメバチ)
スズメバチは、非常に攻撃性の高い大型の蜂です。

スズメバチには以下のような種類がいますが、どの種類も人に攻撃をしかけてくる可能性が高い蜂であると言えます。

1. コガタスズメバチ
2. モンスズメバチ
3. キイロスズメバチ
4. チャイロスズメバチ
5. オオスズメバチ
6. ヒメスズメバチ

スズメバチは種類によって、巣を作る場所が少し違います。

閉鎖部に巣を作るスズメバチ

1. コガタスズメバチ
2. モンスズメバチ
3. キイロスズメバチ

上記のスズメバチは『天井裏』や『軒下』『建物の隙間』といった閉鎖部に巣を作ります。

『4.チャイロスズメバチ』は、コガタスズメバチやモンスズメバチ、キイロスズメバチが作った巣を乗っ取り、巣として利用する、ちょっと変わった習性にあるスズメバチです。

スズメバチの巣は、初期段階においては“フラスコを逆さまにしたような形”をしており、徐々に丸く、マーブル模様の大きな巣へと大きくなっていきます。

初期段階のスズメバチの巣
初期段階のスズメバチの巣
大きく成長したスズメバチの巣
大きく成長したスズメバチの巣

土の中などに巣を作るスズメバチ

5. オオスズメバチ
6. ヒメスズメバチ

この2種類のスズメバチは『樹木の中の空洞部分』や『木の根元』『土の中』に巣を作ります。
(ヒメスズメバチは、屋根裏や軒下といった閉鎖部に巣を作ることもあります)
オオスズメバチ
ちなみにオオスズメバチは、体長がおよそ3~4㎝程度あり、日本にいるスズメバチの中で一番強い毒性と攻撃性を備えている、大変獰猛な蜂です。

オオスズメバチの巣
土の中や樹木の空洞に作られたスズメバチの巣は、丸くぶら下がる巣を撤去する場合よりも作業が難航しやすい傾向にあります。

特に、木の根元や土の中は、蜂の巣の大部分が土や泥に隠れて外から見えなくなっていますので、素人が駆除に立ち向かうのは大変危険です。

2 巣を作られたら絶対に気を付けたい3つのこと

ご自宅に蜂の巣がある間は、蜂を刺激しないよう、そして何よりも『蜂に刺されないため』に、絶対に気を付けていただきたいことが3つあります。

以下で紹介する3つのポイントを忘れて外出すると、あなたが急に蜂刺し被害に遭う確率がグッと高くなりますので、忘れないよう頭の片隅に入れておいてくださいね。

2-1 『大きな物音』を立てない

蜂の巣がある間は、蜂の巣の近くで『大きな物音』を立てないように気を付けてください。

蜂は、私たち発した大きな音に対して危険を察知し、突然襲い掛かってくることがあるからです。

2-2 『刺されやすい色』の服を着ない

蜂の巣がある間は、ピンクや赤、黄色、緑といった発色のハッキリしている服装や、黒い服装は避けましょう。

なぜなら、ミツバチが花の色と間違えて認識し寄ってくる可能性があるほか、スズメバチは黒い色に対して攻撃してくることがあるからです。

2-3 身体に『匂い』をまとわない

蜂の巣がある間は、『タバコ』と『香水』の匂いは身体に残さない(つけない)ようにしてください。

蜂は、タバコや香水の匂いに反応して人間に寄ってくる可能性があるからです。

柔軟剤であっても、花のように甘い匂いがするものは使用しない方が無難です。

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3 どれがいい??3つの駆除方法

蜂の巣を撤去する方法には、以下の4つがあります。

『市区町村に相談する方法』
『賃貸物件の大家さん・管理会社へ相談する方法』
『駆除業者に依頼する方法』
『自力で駆除する方法』

蜂の巣を低コストで撤去するために『市区町村』→『賃貸物件の大家さん・管理会社』の順に相談を持ち掛けて、その後『業者駆除か自力駆除どちらを選ぶか』を考えるのがオススメです。

3-1 市区町村に相談する方法

お住まいの市区町村によっては、自宅にできた蜂の巣を行政機関に相談すると、職員が巣を撤去しに来てくれる場合があります。

また、撤去は請け負っていなくても、蜂の巣撤去にかかる料金・費用の全額もしくは一部を助成してくれる市区町村や、駆除に必要な防護服などの道具を貸し出してくれる地域もあります。

3-2 賃貸物件の大家さん・管理会社へ相談する方法

もしもあなたのお家が賃貸物件(アパートやマンションなど)である場合、大家さんや管理会社へ相談すると、蜂の巣を撤去してくれる可能性があります。

市区町村が巣を撤去してくれない場合には、大家さんや管理会社に相談してみましょう。

特に、アパートやマンションの通路や出入り口、庭といった、住人の『共有部分』に作られた蜂の巣は、大家さんや管理会社が撤去を請け負う義務があります。

ただし、ベランダのような『専有部分』にできてしまった蜂の巣に関しては、大家さんや管理会社が「個人の所有物」と見なして撤去してくれないようなケースもあります。

3-3 駆除業者に依頼する方法

市区町村や、賃貸物件の大家さん・管理会社が蜂の巣を撤去してくれない場合は、害虫駆除業者に依頼して、巣を撤去してもらうのが安全です。

しかし、巣の状態によっては数万円もの料金がかかってしまう可能性があります。
また、害虫駆除業者は日本各地に、そしてあなたのお住まいの地域にもいくつか、もしくはたくさんあります。

軽い気持ちで業者を選ぶと、作業後に追加料金を請求されたり、高額な作業料金を見積もられてしまう場合もありますので、業者選びは慎重に行う必要があります。

3-4 自力で駆除する方法

蜂の巣を自力できれば、業者駆除にかかる料金を出費しなくて済みますので、金銭面で痛手を負わずに済みます。

ただし、蜂の巣の状態によって『自力駆除が可能な巣』と『自力駆除は難しい巣』とがありますので、今の巣の状態がどちらなのかを正しく認識した上で実践しなくてはなりません。

4 自分で撤去できる蜂の巣の条件

蜂の巣の状態によっては、素人でも駆除が可能な場合があります。

今ご自宅にある蜂の巣が、以下で紹介する条件を満たしているかどうかを、今一度確認してみてください。

ポイント1.蜂の巣が小さいこと

蜂の巣が作られたばかりの小さな状態あれば、素人の方にも撤去ができる可能性が高いです。

アシナガバチやミツバチは、巣の大きさだけでなく、巣にいる蜂の数も確認してみましょう。

巣が小さくて、なおかつ個体数も少ないようでしたら、蜂から攻撃を受けずに巣を撤去できる可能性がより高くなります。

ポイント2.すでに営巣が終わっていること

蜂の営巣(えいそう)※行為がすでに終わっている蜂の巣は、素人でも撤去が可能となります。
※営巣(えいそう)…生き物が巣を作る様子

アシナガバチとスズメバチは、毎年12月頃には営巣活動を終えて女王蜂だけが他の場所で冬眠に入り、他の働き蜂は死に絶えてしまうため、巣は“もぬけの殻”状態になります。

巣に蜂がいなくなれば、私たちは蜂から攻撃されることなく、巣を安全に撤去できるんです。

営巣が終わっていても油断は禁物

アシナガバチの女王蜂は、営巣が終わった巣の裏側で冬眠をし始めていることもありますので、巣を撤去する際は、念のため、分厚い服を身に着けた上で作業を始めましょう。

蜂の巣の撤去に必要な道具や、素人の方でも安全に蜂の巣を撤去できる方法については、『たった20分でできる!『蜂』と『巣』をスプレーで駆除する方法』でより詳しく紹介していますので、自力駆除の際は1度目を通してみてください。

5 素人駆除が難しい蜂の巣とは?

もしも今ご自宅にある蜂の巣が、すでにかなり大きく成長しており、巣からたくさんの蜂が出入りをしている場合には、素人の方が自力で駆除するのは難しい可能性が高いです。

アシナガバチの巣でしたら、最大で15㎝程度までしか大きくならず、巣穴が下方へ露出しているため、防護服で身を守り殺虫スプレーを吹きかければ、巣を撤去できる可能性はあります。

しかし、ミツバチの巣は時とともに巣板がどんどん増えて、巣にいる個体の数も数えきれないほど多くなります。

また、スズメバチの巣は巣穴が露出していないので、巣の内部にどれくらいの蜂がいるのかを外見的に把握することが難しいため、素人駆除には大きな危険が伴います。

巣にいる個体数が多い、もしくは未知数である場合には、駆除業者に依頼された方が安全です。

6 必ず成功する『業者選びの3つのポイント』

せっかく業者に依頼するのですから、あなたが最後に「依頼してよかった」と思える業者に巡り合い、気持ちよく依頼をしていただくのが理想的だと思います。

以下で紹介する、『業者選びに成功するための3つのポイント』を元に業者探しをしていただくと、あなたは、ご自身の理に適う業者を見つけることができるようになります。

ポイント1.説明が細かく丁寧な業者を選ぶ

駆除作業の説明や料金に関して、依頼主へ丁寧に、細かく説明をしてくれる業者を選びましょう。

私たち素人は、業者が行う駆除作業について詳しい情報を持っていないことがほとんどですので、質問が重なるのは当然のことと言えます。

こちらがどんなに質問を投げかけても、全ての質問に対して的確な回答を、そして正直な感想を投げかけてくれる業者さんであるかを、電話で相談する際や、身無料見積もりを依頼する際などにチェックしてみてください。

ポイント2.追加料金を徴収しない業者を選ぶ

作業にいくらかかるのか、無料見積もりを依頼する時には、作業後に『追加料金』が発生するかしないかも確認し、追加料金を徴収しない業者さんを探しましょう。

追加料金がかからない業者さんを選べば、あなたは依頼の前段階で、駆除にかかる全ての費用を正しく把握しておくことができるからです。

ポイント3.『戻り蜂対策』も行っている業者を選ぶ

無料見積もりの依頼、電話相談の際には、蜂の巣があった場所へ『戻り蜂対策』も施してくれるかどうかを確認してみてください。

戻り蜂とは、帰巣本能(きそうほんのう)という“巣があった場所へ帰る習性”に従って戻ってくる蜂のことを言います。

戻り蜂は、巣があった場所に1週間ほどとどまることがあります。

もしも、戻り蜂の中に『女王蜂』がいた場合には、巣があった場所へ新たに巣を作ってしまう恐れがあります。

業者に駆除を依頼する場合は、戻り蜂を捕獲する道具などを設置して、戻り蜂の再営巣を防いでくれる業者さんが理想的です。

7 業者駆除にかかる平均費用について

蜂の巣駆除を業者に依頼すると、だいたい以下のような料金がかかります。

アシナガバチの巣 7,000~22,000円
ミツバチの巣 8,000~37,000円
スズメバチの巣 8,000~48,000円

料金は業者によって、そして、巣の大きさや巣が作られている場所といった条件によって変わってきます。

また初期段階の小さな巣は、1番安い料金で駆除してくれる可能性が高くなります。

ご自宅にある蜂の巣を撤去するのに、各社でいくらくらいの料金がかかるのかを事前にリサーチするためには、無料事前見積もりサービスを活用しましょう。

まとめ

今回の記事では、「蜂の巣の種類を知りたい」とお考えの方へ、蜂と巣の種類や駆除方法、業者依頼のポイントなどについてお話ししました。

  • 家に巣を作るのは『アシナガバチ』『ミツバチ』『スズメバチ』の3種類
  • 市区町村で駆除してくれる可能性がある
  • 賃貸物件の場合や、大家さんや管理会社が駆除してくれる可能性がある
  • 蜂の巣が小さければ自力駆除も可能
  • 大きな蜂の巣は業者駆除が望ましい
  • 業者選びの際は、『丁寧』『追加料金ナシ』『戻り蜂対策実施』の業者を選ぶ

蜂は本来、私たち人間を刺すために存在している虫ではありません。

彼らは「人間が来たぞ、巣を奪われるかも!!」と危険を感じて、私たちに攻撃しているだけなのです。

ちなみに蜂は、我々の知らないところで、蛾や蝶の幼虫を食べて、害虫を減らしてくれる『益虫(えきちゅう)※』でもあります。

※益虫(えきちゅう)…人間に利益をもたらす虫

巣を作っている蜂に対して、ただ“憎い存在”“怖い存在”として駆除を焦るのはやめましょう。

大切なのは、私たち人間が身を守るために必要な知識を身に着け、蜂に刺されないよう気を付けながら、巣の撤去に当たることです。

今回紹介した『叔父直伝の蜂駆除マニュアル』を参考に、適切な対応を取っていただけると嬉しいです。