シロアリ駆除の料金相場と確実に駆除するための対策方法を徹底解説!

シロアリ駆除の料金相場と確実に駆除するための対策方法を徹底解説!

「うちの家も築10年なので、そろそろシロアリに気をつけないといけないなあ」「隣の家がシロアリの被害にあったらしい…」「最近羽アリをよく見かけるようになったが、まさかシロアリではないだろうな…」きっかけは様々あるでしょうが、あなたも、家のシロアリ被害について、不安を感じてはいませんか?

シロアリと言えば、とにかくお金がかかりそう。そんなイメージが定着しているので、誰しも、こんな風に疑問を抱えているのではないでしょうか?一生ものの家財である『家』を守るためとはいえ、大きなお金が絡んでくるとなれば、なかなか楽観的ではいられませんよね。

この記事を読んで頂ければ、シロアリ駆除にかかる料金や、予防に必要な費用など『シロアリの駆除の料金について正しい情報』がわかるようになります。あなたの予算と家の状況に応じて『今しなければならないこと』をすぐに判断し、実行に移すことができるようになりますよ。

1 シロアリ駆除に必要な作業とは?

『シロアリ駆除に必要な作業とは何か』を把握しておくことは非常に大切です。シロアリという害虫の特性上、『無知なまま』シロアリ被害に立ち向かおうとすれば、高い確率で駆除に失敗するからです。

作業における知識は、自力駆除をする場合・業者に依頼して駆除してもらう場合、どちらにおいても同じように必要です。シロアリ駆除を行う上で、最低限必要な作業は下記の通りです。

  • 床下の清掃
  • 駆除作業
  • 基礎補強工事
  • 定期点検

作業の内容について、詳しく解説しますね。

(1)床下の清掃

『床下の清掃』は、不必要に思えて、実は駆除がうまくいくかどうかを左右する重要な作業です。

床下は、シロアリの駆除と防除において、特に徹底して薬剤散布を行う部分です。清掃が完璧でなければ、ゴミが邪魔をして、必要な箇所へ薬剤が行き渡らなくなってしまいます。

普段足を踏み入れることはありませんが、外から風で飛んできたゴミが入り込んでいたり、残材があったりと、床下は思いの外汚れています。それらすべての不要物をきれいに撤去することは、絶対に省略できない過程なんです。

(2)駆除作業

駆除作業では、『土壌処理』と『木部処理』を併用して行います。この二つの作業を同時に行うことにより、『今いる』シロアリを駆除し、『新たな』シロアリの侵入を防ぐことができるのです。この二つの作業の併用は、日本しろあり対策協会が認めている確立された方法でもあります。

シロアリ防除処理は、当協会に登録された者が認定薬剤を用い、防除施工標準仕様書及び安全管理基準に基づいて処理を行うようになっています。
防除処理には土壌処理と木部処理があり、その両方を行うことになっており、防除施工標準仕様書では五年を目途に再処理をするとしています。

 

引用:https://goo.gl/oNwXzk

『その両方を行うことになっており』という表現からも、この二つの作業は『どちらも』必ずしなければいけない大切な作業である、ということがわかりますよね。

木部処理と土壌処理について、さらに詳しく解説します。

木部処理

木部処理は、シロアリ被害の『侵攻を食い止める重要な作業』です。シロアリは餌となる木部を食害し、その中に生息しますので、『木部に薬剤を注入してシロアリの駆除・予防をする作業』は、徹底しなければなりません。

木部処理をしなければ、被害は深刻化し、建物の基礎が弱り果て、最後には家の崩壊につながります。

土壌処理

土壌処理は、シロアリの駆除と同時に『新たな被害の発生防ぐ大切な作業』です。

シロアリは、地中を通って建物に侵入してきますので、『シロアリの侵入経路となる土壌に薬剤を注入してシロアリの駆除・予防をする作業』は、念入りに行われなければなりません。普段手の行き届かない『床下』だけに、しっかりと侵入経路を遮断しておくと、安心ですよね。

(3)基礎補強工事

被害の状況によっては、『基礎補強工事』が必要な時があります。シロアリの驚異的な食害により、建物の基礎に甚大な被害を受けると、『基礎の強度』を上げなければ、家が倒壊してしまう恐れがあるからです。

もし、あなたの家の床が『へこんで』いたり、『ギシギシと音を立てる』ようになっていたりしたら、シロアリによって基礎がやられている可能性があります。基礎補強工事には、具体的に次のような作業があります。

  • 鉄筋コンクリート基礎を増し打ちしする
  • 炭素繊維シートを施工する

(4)定期点検

駆除が終わった後も、『定期点検』が必要です。適切な頻度で定期点検を行わなければ、再びシロアリの駆除をする羽目になる、イタチごっこになりかねません。

2 シロアリ駆除にかかる料金について

シロアリ駆除にかかる料金は、『目先の安さだけに囚われず』良い悪いを決めましょう。大きな金額が必要になる上、人生の中での重要な家財に関わることなので、『自分にとって重視するメリット』から正しい判断をすることが求められるのです。

総額で判断する

例えば、見積もりを数社取った際は、『総額』を見て比較するべきです。坪単価で出される駆除費の安さだけに目を奪われて安いかどうかを判断すると、失敗します。

例えば、次のA社とB社を見比べてみてください。

A社 B社
駆除費単価 8,000円 6,000円(単価A社より安い)

駆除費の単価のみ比較して見ると、断然B社がお得に思えます。しかし、総額で見てみるといかがでしょう。

A社 B社
駆除費単価 8,000円 6,000円(単価A社より安い)
薬剤費 8,000円 10,000円
見積もり 無料 有料10,000円
駆除費【総額】 160,000円 20,0000円(A社より高い)

総額はB社の方が最終的に高額になっています。

次のような点にも、理解を深める必要があります。

  • 40坪の戸建ての家での相場料金
  • 駆除費用の支払いにローンは組めるか
  • 見積もりを比較することとその注意点
  • 自分で駆除する場合に必要な金額

詳しく解説しますね。

40坪の戸建ての家での相場料金相場

40坪の戸建ての家での相場料金は、総額で『400,000円(坪単価10,000円)』です。

一戸建ての平均建坪は35坪弱という統計があり、大きく見積もって自宅の駆除にかかる料金の目安にすることができます。適正料金がいくらくらいなのかわかると、安心ですよね。

ただしこの相場料金は、下記に挙げられているような状況によって、料金が前後します。

  • シロアリの種類
  • 施工方法
  • 使用薬剤

シロアリの種類による差

シロアリの種類によって、駆除にかかる値段に差が出ます。『ヤマトシロアリは料金が安い』『イエシロアリは料金が高い』と覚えておきましょう。

イエシロアリは、一つの家族の個体生息数もヤマトシロアリよりはるかに多く、被害規模や被害レベルも深刻になるため、値段が高く設定されています。もし業者の人に、「あなたの家にはイエシロアリがいるので相場と比べて費用がかかるかもしれない」と言われても一概に疑わないであげてくださいね。

施工方法による差

施工方法によって、費用に差が出ます。現在主流といわれている2つの施行方法のうち、『ベイト工法は料金が安い』と『バリヤ工法は料金が高い』と覚えておきましょう。

ただし、金額が安いからといって、ベイト工法が何よりも良いわけではありません。下記の表から、家やあなたのシチュエーションに合わせて決定してくださいね。

施工方法 ベイト工法 バリヤ工法
費用 安い 高い
効果 毒エサによりシロアリの脱皮を阻害し巣ごと全滅させる 薬剤でシロアリを殺し、侵入経路を防ぐバリヤを作る
即効性 シロアリの脱皮や巣全体の伝搬を待つため即効性はない 即効性あり
デメリット
  • 駆除に適さない時期がある
  • 高い防蟻効果は期待できない
  • 定期的なメンテナンスが必要
  • 住人への薬剤への影響の可能性あり

使用薬剤による差

『使用する薬剤』によっても、料金の差が生じます。持続効果や安全性の高い薬剤であるほど高額ですし、使用する薬剤の量が増えるに比例して、金額が上がるからです。

駆除費用の支払いにローンは組めるか

駆除費用の支払いに、『ローンは組めるか』ということも事前に確認しておきましょう。

料金が高額になりがちなシロアリ駆除においては、自分の希望に叶う支払方法が選択できるかどうかも、加味すべき重要な判断ポイントになります。

見積もりを比較するときに注意する3つのこと

見積もりを比較するときには、必ず『3つのこと』に注意して下さい。悪徳業者を見分け、優良業者に出会うために、見積もりは『最高の結果を導けるかを左右する段階』にあるからです。

注意する3つの点は、次の通りです。

  • 複数の見積もり
  • 保証制度
  • 極端な割引

詳しく、解説していきますね。

注意1:複数の見積もりをとる

1番目の注意点は、『複数の見積もりをとる』ということです。複数の見積もりを取っていれば、「この業者はおかしい」「悪徳業者だ」とにすぐに気付くことができます。

悪徳業者は、言葉巧みに不要な作業を勧めて高額請求をしてきますが、見積もりを1社のみ取っただけだと、比較材料がないため、素人では是非の判断が難しくなってしまいます。

ただし、大量の見積もりを取ればいいというわけでもありません。見積もりをする会社の量を増やしすぎると、疲れやストレスで判断力が鈍ってしまうんです。よく「見積もりは何社取るのがいいの?」と相談をもらいますが、『3社が適当』と私は即答しますよ。

注意2:保証制度の確認する

2番目の注意点は、『保証制度の確認』です。

シロアリという特質上、被害の再発に備える重要性は非常に高く、施工後の保証は、『必須条件』と考えるべきだからです。優良な業者は、『内容がはっきりと明瞭な保証制度』を確約してくれます。悪徳業者や腕の無い業者は、被害の再発の責任から少しでも逃れようとするため、保証制度を設けていません。

優良業者の判断基準にするため、また施工後の安心を得るためにも、『保証制度のない業者とは契約しない』べきです。具体的には、見積もりの際に以下の5点の保証内容を確認して下さい。

  1. 保証期間はどれくらいか
    ※5年以上が望ましい
  2. 定期点検があるか
    ※5年の間に3回以上が望ましい
  3. 保証期間中にシロアリが発生した場合『無料で』駆除してくれるか
    ※駆除してくれるかどうかではなく『無料かどうか』に着目
  4. 保証期間中にシロアリによる建物の損傷があった場合の賠償費用
    ※500万円以上が望ましい
  5. 保険の対象となるシロアリの種類
    ※ヤマトシロアリとイエシロアリは必須

施工後に再び被害にあった時、「また自腹で駆除費用を支払わなければならない…」なんて、絶対嫌ですよね!

注意3:極端な割引制度

3番目の注意点として、『極端な割引制度』に警戒しましょう。

悪徳業者は、「高額になるのは怖い」「早く何とかしたい」「出来るだけ安く質の良い作業をしてもらいたい」という消費者の心理を利用します。「シロアリ駆除業者にはぼったくりが多いらしい」というイメージが定着している今、悪徳業者は次のような流れで騙そうとしています。

  1. まずは不安を煽り、早く駆除しなければという恐怖をより引き出す
  2. 最初はあまり高い費用を提示せず、まず見積もりにこぎつける
  3. 提示料金を安くしすぎて作業の質を疑われないよう、ある程度妥当な額を案内
  4. 「割引があるから安くなる」と消費者に矛盾を感じさせず期待を引き出す
  5. 曖昧な内容で契約を取る
  6. 実際は作業ごとに費用を加算して、最終額を高額にし、請求する

極端な割引制度というのは、判断力を失わせるような働きをしているんですね。他にも、総額が極端に安くなる見積もりに、次のような可能性があることをしっかり覚えておきましょう。

  • 「今なら半額です!」とお得感を『演出しているだけ』で実際は元が高額。
  • 極端に安い料金だが、『必要な作業がない』『経験のないアルバイトが作業』というカラクリがある。
  • 最初の見積もり額は安いが、金額変動があることを明確にせず、その後何かと理由をつけて『追加料金を請求』する。

3 予算を押さえたいなら自力で我が家の管理を徹底すればいい

管理を徹底すれば、被害を防ぐことや、仮にシロアリの侵入を許しても、初期被害で発見できるので、駆除・修復費用をかなり抑えられます。

自力管理を行う上で4つのポイントについて詳しく解説します。

  • 自力駆除に必要な金額
  • 駆除や点検時に必要な物を揃える
  • 定期点検と予防を行う
  • 早期駆除する

ポイント1:自分で駆除する場合に必要な金額

自分で駆除する場合に必要な金額は、純粋に『道具を揃える購入費のみ』となります。作業人数や作業時間によって変動する業者利用特有の料金は発生しませんので、駆除に特化していえば、『駆除剤』の金額だけです。

自力駆除では『ベイト工法』をオススメしています。ベイト剤は、シロアリを巣ごと全滅させることができるので、素人では難しかった『シロアリの完全駆除』をより実現可能なものにしてくれます。

特にオススメのベイト剤は、『シロアリハンター』で、金額は6,980円です。

 

 

シロアリハンターは、強い誘引力があるだけでなく、安全性も高く素人にも使いやすいように作られています。なお、ベイト剤使い方の詳しい方法については、「シロアリ駆除を自分でする時の注意点と業者に相談すべきか判断する方法」で詳しく解説していますのであわせてお読みください。

ベイト工法以外の防蟻作業は、素人には以下の理由によりあまりオススメできません。

防蟻作業 素人が行う上での問題点
シロアリの巣を見つけて駆除する 家の周辺にある全ての巣を見つけるのは難しい。
シロアリそのものを駆除する 一匹駆除しても根本的解決にならない。
駆除に失敗したシロアリが拡散して巣が増えてしまう。
シロアリを寄せ付けないように薬剤を使う シロアリがどこから侵入してくるかという専門的な知識や、木材に穴を開けるというような専門的な技術が必要。

ポイント2:駆除や点検時に必要な物を揃える

作業は動き辛い場所での慣れない作業になるので、事前に装備を万全に整えておかなければ、時間ばかりかかってしまいます。床下に潜った後に、作業に必要なものが無いことに気付き、行ったり来たりするのは大変ですし、モチベーションも下がってしまいますよ。

必需品5点セット

床下でのシロアリ点検には、『必需品5点セット』を用意しましょう。限りなくプロの装備に近く、かつ簡単に手に入るものを紹介しますので、必ず役に立ちます。

必需品5点セットは、次の通りです。

  1. 懐中電灯、もしくはヘッドライト。
  2. 防護メガネ(ゴーグルでもよい)。
  3. 服装(軍手、マスク、長袖長ズボン、帽子)
  4. 床、柱などを突っついて確認するための棒かドライバー
  5. デジカメ(スマートフォンでも可)

ポイント3:定期点検と予防を行う

シロアリ被害を生活スペースで実感してから、確認・対策したところで、何の意味もありません。管理の目的は、『被害を防ぐこと』『被害を早期発見すること』であることを心得てくださいね。

定期点検する、『場所』『時期と頻度』と予防での『作業』について詳しく説明します。

定期点検する際にチェックすべき場所

定期点検する際にチェックすべき場所は、『床下の基礎部分』です。シロアリは家に食害を及ぼす上で、『木部と地面のつながり』が必要なので、被害があれば、まず基礎部分に『蟻道(※ぎどう)』があります。

下記の画像を参考に、『蟻道』がないかどうかをチェックしてください。
蟻道

床下の基礎部分に次いで蟻道を作りやすい場所は次の2点です。あわせてチェックしておきましょう。

  • 玄関
  • 家の外周で木材部分

点検を行う時期と頻度

自己管理の場合、『点検を行うべき時期と頻度』の把握は重要です。タイミングが不適切であれば、それはすでに点検の目的を果たさないからです。

時期は、シロアリの習性に基づき、羽アリがやって来る前とシロアリの繁殖時期とに着目しましょう。新築の場合は、すでに5年間有効な防蟻作業がなされているので、年1回の必須時期での確認のみで十分です。

下記の表を参考に、自分の家に必要なタイミングで点検をしましょう。

必須点検時期(築年数に関わらず) 3月末から4月上旬の羽アリ発生時に1回
築年数5年以未満の場合 毎年1回5月~7月のシロアリ繁殖時期に1回
築年数5年以上の場合 毎年5月~7月のシロアリ繁殖時期に月1月初で計3回
ベイト剤駆除を一度行った場合 ベイト剤効果が切れる使用開始から2年後

築年数6年目であれば、必須点検時期に1回とシロアリ繁殖時期に1回で、年に計2回という見方をしてくださいね。

予防時に行う作業

予防時に行う作業は、『シロアリが住みにくい環境に整える』ことを意識しましょう。シロアリは、家ならどこでも住みつきたいと思うわけではなく、『湿気』があり、『エサ』が豊富にある場所を巣として選びます。

『家を清潔に保つこと』『カビが発生しないようにメンテナンス』が、シロアリの発生予防につながります。

カビとシロアリには、直接関係があるわけではありませんが、カビがあることは家に湿気がこもっていることを現しますので、改善・換気の目安になりますよ。

ポイント4:早期駆除する

自力で我が家を守るためには、早期発見・早期駆除が『大前提』です。食害スピードや被害の規模、被害が及ぶ箇所からもわかるように、被害が深刻化してしまっては、素人での自力駆除は困難です。

羽アリを見つけるときは被害「前」か「後」か

羽アリを見つけるときは、被害前ではなく『後』です。羽アリが姿を現すのは、『巣が手狭になるほど個体数が増え、新たな住処を探しに出てきた時』だからです。

もちろん、住み家探しのために『やって来たところ』という可能性もありますが、羽アリは一度飛んで着地すると、すぐに『羽が落ちる』特徴があります。羽アリの状態で見つけたのであれば、侵食し切った巣から個体数や規模が増えすぎて出てきたところ、と考えたほうが良いでしょう。

羽アリをみかけたなら、『素人で駆除できないレベルの数』になっているだけではなく、すでに被害がすすみ『基礎部分も修復が必要になっている』かもしれません。

特に警戒するタイミングを押さえる

特に警戒すべきタイミングを押さえることで、シロアリ被害が深刻化する前に手を打つことができます。

シロアリには『特に活動的になる時期』があるので、自分の住んでいる地域に生息するシロアリの、種類に合わせた警戒時期を知り、対策しましょう。

国内のシロアリ被害の99%は、ヤマトシロアリとイエシロアリによるものなので、『4月〜7月』が特別警戒期間といえます。

4 シロアリの種類によって意識を変える必要がある

被害は共通して、家の木材部分がシロアリにとってエサになってしまうことが原因ですが、『被害の甚大さや規模は、シロアリの種類によって差がある』からです。

(1)住んでいる地域によって深刻度が異なる

住んでいる地域によって、シロアリ対策に向かう上での『深刻度』が異なります。イエシロアリとヤマトシロアリとでは、被害のレベルに大きな開きがあるからです。

自力駆除において、イエシロアリに立ち向かうことは、リスクが高すぎます。

(2)ヤマトシロアリしか生息していない地域

ヤマトシロアリしか生息していない地域は、北海道東北部を除く東日本です。生息地域が広範囲に及ぶのは、ヤマトシロアリが『特定の場所』にこだわらず、エサ場や環境が悪ければ別の場所に移動する性質を持っているからです。

外敵から攻められると、巣を放棄して逃げてしまうことからも、一つの巣にこだわらないという点がよくわかります。

自分でできる定期点検と早期発見早期対策で十分

あなたの家が、ヤマトシロアリしか生息していない地域にあるなら、自分でできる定期点検と対策で、十分です。

ヤマトシロアリは、個体数や習性、食害スピードから見ても、自力駆除で応戦可能です。一度駆逐された場所に戻ってくることは習性上ほとんどなく、仮に戻ってきたとしても個体数もひとつのコロニーに2~3万頭と数が少ないので、被害スピードが遅いのです。

(3)イエシロアリが生息している地域

イエシロアリは、『千葉県以西の海外前線に沿った地域』に生息しています。寒さに弱く一定の気温以下では生息できないので、日本の中で比較的暖かい地域に巣を作っています。

自分の地域が、千葉県以東だとしても、『1月の気温次第では安心できない』ということになります。事実、イエシロアリは、以前は静岡県以西にしか生息していませんでした。しかし、温暖化の影響で、徐々にその生息可能場所を広げているのです。

(4)イエシロアリの生息する地域ならば、知識と経験と技術のある業者に任せるべき

あなたの守りたい家が、イエシロアリの生息する地域にあるならば、知識と経験と技術のある業者に任せる方が賢明です。驚異の個体数と攻撃性、食害スピードを持つイエシロアリは、住み着けば固執し、素人による駆除では、完全駆除はリスクが高すぎます。

手探りの管理・予防・駆除作業では、あなたが作業のコツをつかむ前に、あっという間に家をボロボロにされてしまいます。完全駆除に仮に成功できても、時間をかけてイエシロアリを駆除し切った後、果たしてあなたの家の被害がどこまで進んでいるのか、賭けをするにはあまりにもハイリスクローリターンです。

自分の技量を冷静に判断することが大切

イエシロアリの防除では、自分の技量を冷静に判断することが大切です。『難しい作業現場で、スピーディーに完全駆除を行う自分の姿』を客観視して、実現可能かどうか『見極めること』が何より重要だからです。

作業では、必ず床下に入らなければなりません。床下は、以下のような点で、『困難作業』となります。

  • 酸素が薄い
  • 散布する薬剤の影響は人体にゼロではない
  • 床下や建築の構造を理解しなければ、床下に潜った後に、動けなくなる、出られなくなることがある
  • 有事に備えて常に二人体制で床下と外での待機とが必要
  • 狭い暗闇の移動は、冷静な判断力を失いやすい

そもそも自分に対応できる内容なのかを見定め、『本当のメリット』は何かを見据えて、自力駆除か、業者に頼むべきかを検討していくことが必要です。

5 シロアリ被害を完全に「防ぐ」には

シロアリ被害を完全に『防ぐ』には、あなた自身が適切なアクションを起こすことが必要不可欠です。自分には関係のないことは何一つないのがシロアリです。

絶対に困りたくないなら駆除業者を利用すべき

あなたが『絶対にシロアリ被害に遭って困りたくない』なら、『駆除業者を利用すべき』です。仮に素人でできるありとあらゆる防蟻作業に尽力したとしても、シロアリ被害に遭わない確率は絶対に100%にはできないからです。

国内で年間で約1,000億円の被害額があるシロアリは、『日本の侵略的外来種ワースト100』『世界の侵略的外来種ワースト100』にもランクインしているツワモノです。さらには、地面から床下へという従来の侵入経路の防蟻の意味を為さない、『飛来して屋根や窓から侵入する』種類のシロアリの被害件数まで広がってきています。

この飛来してくるシロアリは、非常に巣が小さいため、一軒家に複数のシロアリが巣食うというとんでもないケースが多々報告され始めています。年々国内のシロアリ被害は、『素人で太刀打ちできないレベル』にあがってきているのです。

業者利用は決して責任放棄ではない

業者を利用するのは、決してあなたがあなたの家を守る上での、責任放棄ではありません。賢くプロの力を借りることは、すなわち、あなたがあなた自身の『決断という行動で積極的に家財を守っている』ということだからです。

「お金を払ってまで、シロアリの被害に他力で備えるのはなんだか…」そう思っているのなら、あなたの家が数年後、元気に無事でいてくれるという『保証』も、『確証』もありません。

次の3点を念頭に、上手にシロアリ駆除業者を利用しましょう。

  1. 被害がないうちから対策を始める
  2. 定期点検と適切な防蟻対策を繰り返す
  3. 新築の家で予防を始める適切な時期を知っておく

(1)被害がないうちから対策を始める

シロアリ対策は、『被害がないうちから始める』ようにしましょう。食害スピードや被害発生箇所からも明らかなように、『被害があってから行動するのは遅すぎる』のが、シロアリだからです。

(2)定期点検と適切な防蟻対策を繰り返す

『定期点検と適切な防蟻対策を繰り返す』ことを、積極的に行いましょう。『シロアリを寄せ付けない』防蟻対策と、『蟻道や被害箇所を探す』定期点検を繰り返すことによって、早期発見・早期駆除が可能になります。

シロアリ被害を防ぐことは、すなわち『侵入させない』ことであると同時に『深刻な被害にさせない』ことを意味しているのです。

業者の5年保証の防蟻作業

『業者による5年保証の防蟻作業』の最も大きなメリットは、保証期間内の無料作業にあります。

優良業者は、施工に責任と誇りを持ち、防蟻作業後に被害を発見した場合は、無料で駆除し、修繕費用の賠償をもしてくれるのです。自己防衛と違って『手間』がかからない上、プロの『確実で専門性の高い作業』には、『もしもの時の保証』まであるんです。

自力作業での失敗の責任は、自分でしか拭えませんよね。失敗した際「修復費用に数百万かかってしまう」という可能性を考えると、業者にお願いした方が結果的に『安く』済むということがわかります。

※多くの駆除業者の保証制度が、「数百万円」を限度額として保証しているということは、自力防蟻に失敗すれば『それ以上の被害』を受けることがあることを示唆しています。

他にも、優良業者は、保証期間終了後まで次のような内容の点検とそれを受けた無料作業に応じてくれます。

  • シロアリがいないか、床下や木枠、木部のほか、家自体の点検。
  • 床下などが、シロアリの好む環境になっていないかのチェック。
  • 新たなシロアリによって、あなたの家が被害にあっていないか。

(3)新築の家で予防を始める適切な時期

『新築の家で予防を始める適切な時期』は、新築から5年後と知っておきましょう。新築の際に使う『防蟻剤の効力』がなくなるのが、5年だからです。

大抵のシロアリ業者の保証期間が5年となっているのは、この『防蟻剤の効力が続く期間』と関係しています。

まとめ

今回はシロアリの駆除にかかる料金について、解説しました。

シロアリ駆除の見積もりを取る際は、坪単価で出される駆除の金額ではなく、見積もりで出た『総額』で判断して比較するべきです。自分の家を徹底的な管理すれば、『早期発見・早期駆除』につながり、予算や補修にかかる費用を最小限に抑えることができます。

駆除業者に頼んだ場合、どんな作業があり、どんなお金がかかるのかおおよその金額を理解することができたと思います。シロアリ駆除は対策する上で、金額だけではなく、シロアリの種類や、求められる作業技術、得られるメリットから、総合的に見て、自分でするのか、業者に頼むのかを判断すべきです。

シロアリ被害の有無にかかわらず、シロアリ業者を利用する意義があるということを考えると、『業者とは一生の付き合いになる』といっても大げさではないでしょう。自分の大切な家に、安心して長く住むために、最善の行動が何か、判断する方法や知識が身に付いたことと思います。

この記事が、あなたの素晴らしいマイホームでの一生の役に立つことを、心より願っています。

クジョカツ厳選のシロアリ駆除業者を無料で紹介

クジョカツが厳選した「あなたの条件に見合ったオススメのシロアリ駆除業者」を無料で紹介します。

  • ワンシーズン保証付き!
  • 専門知識で駆除後のアドバイスが無料で受けられる。
  • 夜間、土日も迅速対応可能!

おおよその料金相場は以下の通りです。

1坪あたり7,000円~8,500円。

また、クジョカツを通じて行った作業には全て「賠償責任保証」を付けておりますので、作業中に「モノを破損させた」「怪我をしてしまった」などの事故が発生した場合、全て補償します。