「変な虫がいる!気持ち悪い!」
「とりあえず手元にあった駆除剤を使ったけれど、効いてないみたい…」
あなたにも、そんな経験はありませんか?
「虫の種類がわからない」場合は、様々な種類の害虫に適応している『ピレスロイド系』のものが有効です。
即効性も忌避効果もあり、天然由来の成分を使用しているため、安全性が高く小さなお子様やペットのいるご家庭でも安心してお使い頂けるためです。
まずは、『ピレステロイド系駆除剤』がオススメである詳しい理由から、場所・タイプ別駆除剤のメリット・デメリットを解説します。
その上で、使用する場所による効果の違いから、実際に市販されているオススメ駆除剤をご紹介します。
また、意外と知らない駆除剤の安全性から、忌避(虫が来ないように避けること)対策まで説明していきます。
最後まで読んで頂ければ、今後『様々な害虫の駆除方法』に悩む必要はなくなります。
用途に応じた安全な駆除剤から、忌避対策まで分かるようになるので、ご自分に合った駆除剤を選ぶことができますよ。
是非最後までご覧くださいね。
1 駆除剤は『適応害虫が広いもの』を選ぼう
「害虫駆除剤」といっても、よく見かけるのは「ゴキブリ退治!」「コバエにはこれ一発!」など、『ある特定の虫』に対してのものが多いですよね。
ただ、「種類がわからない」場合は、効果があるのか、どれを選べばいいのか、よくわかりませんよね。
それらを一気に解決するためには、様々な種類の害虫に適応している『ピレスロイド系』のものが有効です。
これは、害虫の皮膚や口から入り、「神経に作用してマヒさせる」事で虫を退治するため、即効性から害虫を寄せ付けない効果も得られます。
花に含まれる天然殺虫成分を使用している事と、哺乳類・小類など恒温動物の体に入っても速やかに分解され、短時間で体外へ排出される事で、安全性も高いんです。
小さなお子様やペットがいるご家庭でも、安心して使えるものがいいですよね。
ただし、カブトムシなどの「昆虫」や熱帯魚などの「魚類」にも毒性が強いため、使用の際は注意してくださいね。
2 シチュエーション別オススメ駆除剤8選
いま目の前にいる害虫に対してなのか、大量に発生している害虫に対してなのか、屋内か屋外かなど、害虫に遭遇するパターンはいろいろありますよね。
様々なシチュエーションに応じて、使えるものかどうかから、駆除効果まで変わってきます。
そのため、「場所」と「用途」に合った駆除剤を選ぶ事が大切です。
こちらでご紹介する駆除剤は、全て『ピレスロイド系』の成分のものなので、多種多様な害虫に効果を発揮し、人体やペットへの影響も心配ありません。
価格・使いやすさも考慮して厳選したものなので、きっとご満足頂けますよ!
- いま目の前に害虫がいる!(スプレータイプ)
- 部屋の中に害虫がいる!(くん煙タイプ)
- 部屋の中に害虫がいる!(設置タイプ)
- 庭に害虫がいる!(粉状タイプ)
この4タイプに分けて、メリット・デメリット、対象の害虫も含めて詳しく解説しますね。
2-1 いま目の前に害虫がいる!(スプレータイプ)
「いま目の前にいる害虫」に対しては、『スプレータイプ』がおすすめです。
【特徴】
- 有効成分を含む駆除剤を直接害虫に噴霧して退治するもの
- 最も市場での商品数も多く展開されているので手に入りやすい
メリット | デメリット | 対象害虫 |
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パッケージにも「名前のわからない虫にも!」とある通り、適応害虫の種類が多いのが特徴です。
薬局などでもよく売られているので、手に入りやすいですよね。
通常噴射とノズル噴射と切り替えが出来るので、隙間にも対応出来るのが便利です。
蚊やハエはもちろん、アリやクモ、ヤスデなど多くの種類の害虫に効果のある業務用エアゾールです。
かなり細い隙間用ノズルがついているので、畳の隙間などにも使用できますし、業務用のものの中では比較的安価なので、手が届きやすいですよね。
ただ、市販のものよりニオイがあるので、気になる方は使用後に換気することをおすすめします。
2-2 どこに隠れているかわからない!(くん煙タイプ)
「家のどこに隠れているかわからない」場合は、『くん煙タイプ』がおすすめです。
【特徴】
- 白煙とともに殺虫成分を拡散させるもの
- 部屋を密閉し煙を充満させる必要がある
メリット | デメリット | 対象害虫 |
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くん煙タイプでは売り上げNo.1を誇る人気商品です。
主にゴキブリ・ダニ・ノミと、種類に応じた専用のものが一般的ですが、「いやな虫」全般に対応しているのがこちらなんです。
ピレスロイド系ではない成分も配合されていますが、いずれも哺乳動物に対して安全性が高いことも、おすすめの理由です。
種類に関わらず、家の中の害虫を一気に駆除したいなら是非試してみてくださいね。
『くん煙タイプ』と使用方法は同じですが、こちらは霧が出るタイプです。
煙タイプはどうしても「煙」が出るため、火災報知器に反応しないようにカバーをかけるなどの準備が必要になりますが、霧タイプだと事前準備の手間がかかりません。
煙タイプより使用後のニオイも少なく、お隣に気を遣う必要もないので、マンションなど集合住宅にお住まいの方には特におすすめですよ!。
2-3 手間をかけずに駆除したい!(設置タイプ)
とにかく手間をかけずに害虫駆除をしたい、長期間寄せ付けないようにしたい場合は、『設置タイプ』がおすすめです。
【特徴】
- 家具の隙間や流し台の下など、害虫の発生しやすい場所に設置するもの
- 玄関先やベランダなどに吊るすタイプもある
メリット | デメリット | 対象害虫 |
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「蚊に効く」とありますが、蚊のみでなくハエや他の虫にも効くものなので、置くだけで様々な害虫に効果があります。
置き型タイプのものは他にもありますが、これは「電池式」なので、近くにコンセントがない場所でも使えるところが魅力です。
窓辺などに置いておけば室内に一定のバリアを張ることができるので、薬剤の濃度が落ちないのも良いところですね。
約180日間、置いておくだけで駆除・忌避効果があるので、手間いらずで害虫を
シャットダウンできます。
設置タイプとしてはもう1種、「吊るす」タイプもものもあります。
屋外(ベランダ、軒下など)で使用でき、電気や電池がいらないので、雨に濡れても危険がなく、置き型よりも場所を選びません。
効果も約260日と、半年以上もつので費用も手間もかからないのが嬉しいですよね。
フックと吊り下げヒモが選べるので、手が届かないところに吊っておけば、小さ
なお子様にも安心です。
2-4 庭に害虫がいる!(粉状タイプ)
「庭に害虫が大量発生した」「家に入ってくる前に防ぎたい」場合は『粉状タイプ』がおすすめです。
【特徴】
- 家の周りや床下、畳の下や天井裏(家の構造による)に直接散布する
- 内容量が多いため、スーパーやドラッグストアよりホームセンターや園芸用品店、ネット等にて取り扱っている場合が多い
メリット | デメリット | 対象害虫 |
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スプレータイプでもご紹介した、「虫コロリアース」の粉剤タイプです。
ホームセンターや薬局でも、ボトルタイプなど小さいサイズは販売はしていますが、㎏単位では取り扱いしていないことも多いようです。
家全体に使うと量が必要になるため、費用面を考えるとネットでまとめ買いするのが安上がりですね。
まくだけで「這う虫」に対してはかなりの駆除効果があるので、一軒家にお住まいの場合は、定期的に使用することで害虫被害のストレスはほぼなくなります!
家の周りにまくだけでなく、害虫に直接かけても効果があるという優れものです。
同じ「粉」といっても、こちらはオイルプラスのため、粉の飛びや容器の入り口で詰まることも少なく、まく時に粉を吸い込んでしまうリスクも軽減されるので安心です!
園芸用品を扱うメーカーが販売しているため駆除効果も高く、価格もお手頃ですよね。
ただ、雨で流れやすいので、梅雨時や台風の多い地域にお住まいの場合、都度まき直しが必要になるので注意しましょう。
3 害虫駆除剤は安全?
『ピレスロイド系』の駆除剤は、安全性が高いものではありますが、「完全無害」ではありません。
食べ物でも薬でも「体に良い」とされるものでさえ、「必要以上」に摂取しすぎると、毒になることがありますよね。
あくまでも「薬剤」なので、「どんなに摂取しても何の影響もない」というわけにはいきません。
万一大量に摂取してしまった場合は、吐き気・下痢・痺れ・めまいなどの症状や、アレルギー反応としてくしゃみ・鼻炎・頭痛等を引き起こす可能性があります。
通常、使用方法を間違えなければ、一度に大量に体内に入ることはほぼありません。
ただ、小さなお子様が誤って飲んでしまったり、用量を超えて頻回に渡って長期間使用するなど、有害になる量の成分を摂取してしまう危険性があることも事実です。
「使用上の注意」をよく読んだ上で、用法・用量を守って安全に使いたいですね。
4 害虫に遭遇しない生活を!
駆除剤には様々なタイプがありますが、「もう害虫被害に遭いたくない」と思うなら、駆除剤は複数常備しておきましょう。
「オススメ」はあっても「どんな害虫にも効果がある」と断言できる駆除剤はありません。
発生数や場所、害虫の習性や薬剤に対する耐性の有無などによって、使用可能かどうかや効果が違うためです。
複数の駆除剤を使って、「忌避(害虫が来ないよう避けること)」までしておくことが大切なんですね。
ただ、駆除剤はあくまで「薬剤」なので、日常的に大量使用するのは控えるべきでしょう。
「害虫を寄せ付けないこと」を目的とするなら、駆除剤以外にも有効な手段として『害虫が嫌がる香りのハーブを置く』という方法もあります。
レモングラス、ミント類、サントリナ、タンジー、ピレスラムなどは、害虫にとっては嫌な香りを発するので、寄り付きにくくなります。
もちろん駆除剤に比べると効果は薄いですが、小さなお子様やアレルギー体質の方がいるご家庭だと「完全無害」ではない薬剤を置くのは気が引けますよね。
香りの好みやおうちの環境にもよりますが、ハーブは見た目にもきれいなので天然の忌避剤としてはもってこいですよ!
まとめ
害虫駆除剤のおすすめについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
様々な種類の害虫に対応し、安全性も高いものとしては『ピレスロイド系』のものがおすすめです。
市販されている、場所別のオススメ駆除剤はこちらです。
シチュエーション | 商品名 |
いま目の前に 害虫がいる! |
アース製薬 虫コロリアース(エアゾール) 300mL |
キルノックG 420ml キクイムシなど不快害虫駆除エアゾール | |
どこに隠れているか わからない! |
バルサン いやーな虫 20g |
アース製薬 虫コロリ ノンスモーク霧タイプ 100mL | |
手間をかけずに 駆除したい! |
アース製薬 アースノーマット電池式蚊取り180日セット |
バポナ 虫よけネットW バラの香り 260日 | |
庭に害虫がいる! | アース製薬 虫コロリアース 粉剤 2.2kg |
住友化学園芸 殺虫剤 虫ギャフン粉剤 1kg |
但し、どんな駆除剤も「万能」ではないので、発生数や場所・使用方法や効果に応じて適したものを複数常備することも大切です。
また、「何度も害虫に遭わない」ためには、忌避対策もしておきたいですね。
駆除剤は、あくまでも「薬剤」のため、小さなお子様やアレルギーなどに配慮するなら、『害虫が嫌がる香りのハーブを置く』という方法もあります。
レモングラス、ミント類、サントリナ、タンジー、ピレスラムなどは、様々な害虫の忌避効果が期待できるので、見た目もきれいに害虫対策ができますよ。
是非試してみてくださいね。
あなたが害虫に悩まず、快適に安心して生活できますよう、心より願っています。
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