どんなに追い払っても、すぐに戻って来てしまう鳩。そんなとき、鳩を寄りつかせないことができる唯一の対策が、鳩よけネットです。ですが、ネットはさまざまな商品があり、どれがいいのかよくわからないですよね。
今回は優れた鳩よけネットの選び方、オススメのネット、ネットの張り方やよりネットの効果を上げるコツまでお伝えします。すぐにでも取り組んでもらえれば、あなたも確実に鳩よけに成功できます。ぜひ最後までご覧ください!
1 選ぶための4つの基準と最強のネット紹介
鳩よけネットを選ぶときは、「網目のサイズ」「色」「屋外用」「難燃剤の配合」の4つに着目し、基準を満たしたものを選びましょう。
ネットを選ぶ4つの基準
基準1:網目のサイズは2.5cm四方
網目が大きすぎると鳩が侵入してしまい、小さすぎると風の抵抗を受けすぎてネットが緩んでしまいます。網目のサイズは2.5ccm×2.5cmが最適です。
基準2:黒色を選ぶ
一見目立ちにくそうな透明色は、太陽の光でキラキラと光って、見栄えが悪いです。色は、景観を損ねにくい黒色を選びましょう。
基準3:屋外用のポリプロピレン素材を選ぶ
劣化速度が速いと、何度もメンテナンスし直す手間がかかります。雨・風・紫外線にも強く耐久性に優れている『屋外用』で素材は『ポリプロピレン』が使われたものを選びましょう。
基準4:燃えにくい工夫がある
マンションは、消防法で防火対象となっています。そのため、防鳥ネットやカーテンなど、火がつくと急速に燃え広がりやすいものには燃えにくい工夫がされたものを使う事が義務付けられています。難燃剤が入った燃えにくい工夫のあるものを選びましょう。
基準を満たしたおすすめのネット
以下の商品を選び、張り方さえ間違わなければ「ほぼ確実」に鳩を寄り付かせないようにできます。
- 主婦にも扱いやすい軽量
- 広く流通しており、簡単に手に入れることができる
- 手で曲げて造形できる
- コストパフォーマンスがよい
口コミ情報
- 目立たないので外観を損ねず助かっています。
- 薄いのに頑丈で、ベランダのお野菜もしっかり守れて重宝しています。
- 女性にも扱いやすく、でも作りが甘くないものを探していました。鳥が突き破ることもできない頑丈さと主婦にも使いやすいネットで、大満足です。
2 自力で対策する具体的手順
ただ設置するだけでは鳩よけはできません。隙間なくピンと張りましょう。
準備物
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- 鳩よけネット
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- ネット取り付け具
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- マスキングテープ
確実に鳩から守ろう!ネットを張る4ステップ
ステップ1:フンと羽の掃除
作業しやすいようにフンや羽をキレイに掃除しましょう。
※フンが落ちない場合は、水やぬるま湯でふやかしてから拭き取ります。フン汚れを落としたら、アルコールスプレーで除菌しておきましょう。
ステップ2:取り付け具を接着
- 接着位置を決めて、マスキングテープでポイントする。
- 取り付け具の接着面をライターで十分にあぶる(約20~40秒)。
- ポイントした場所へ、溶けた接着剤が全体的にはみ出すくらいに強く押して付ける。
※壁面に傷がつかないか不安な時は、木製パネルなどをかましましょう。
ステップ3:ネットを張る
一切の隙間や緩みがないように張りましょう。
※手すりがネットの内側にくるように設置することがポイントです。
ステップ4:定期的にメンテナンス
1週間に1度はチェックし、緩みがあればすぐに張り直しましょう。
ネットを張るときの注意点
- 確認
事前に管理会社に「ネットを張って対策していいですか」と電話で確認しましょう。
美観を損ねることから、規則で禁止されている場合があります。 - 安全に配慮
高層階のお部屋は、身を乗り出しての危険な作業になります。十分に安全に配慮しましょう。 - 隙間を作らない
わずかでも隙間があれば、くちばしでネットを突いて中に入られます。必ず完璧に張りましょう。
3 ネットの設置とあわせて行うと有効なこと
あわせて『固形忌避剤(こけいきひざい)』を設置すると、より高く長い鳩よけ効果を得られます。鳩が不快な臭いを放つことで、寄り付きたくない気持ちを学習させることができます。
おすすめの鳩よけ固形忌避剤は、『はとにげ~る忌避剤』です。
- 効果は半年~1年間持続
- 植物エキスだから安心安全
- 設置も簡単
口コミ情報
- 置いてから、驚くくらい鳩が寄って来なくなりました!びっくりです!
- 朝、鳩の鳴き声で目が覚めたり、嫌な思いばかりでしたが、置いたその日から効果抜群でした!お値段も手ごろだし、リピートします!
- フン被害に悩んで購入しました。今のところとてもよく効いています。ベランダがきれいに保ててうれしいです。
- 固形忌避剤の香りを阻害しないよう、フンや羽をキレイに掃除
- ベランダの手すり・室外機の上に、15cm間隔で固形忌避剤を吊り下げる
- 半月~1ヵ月ごとに新しいものに交換
4 ネットの設置をプロに頼む場合の値段
- マンションやアパートのベランダの場合…10,000~30,000円
- 戸建ての軒下や屋根の場合…20,000~50,000円
※駆除・清掃・除菌から依頼する場合は、マンションの場合プラス2万円~、戸建ての場合プラス3万円~費用がかかります。
※施工面積や高所作業で金額が変動します。
5 まとめ
鳩よけネットについて、良いネットの選び方やおすすめの商品、ネットの張り方を解説しましたが、いかがでしたか?購入する際は次の4つの基準を満たすネットを選びましょう。
- 網目のサイズは5cm四方
- 黒色を選ぶ
- 耐久性の明言されたもの
- 燃えにくい工夫のあるもの
また、あわせて固形忌避剤を使用することで、より高い鳩よけ効果を発揮できます。うまくネットが張れないときや、高所作業で危険を感じるときは、プロへの依頼も視野にいれましょう。この記事が、一日も早くあなたが鳩の被害から解放され、快適な家を取り戻す役に立てば幸いです。
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