「自分の部屋にゴキブリがいるのを見つけた…気持ち悪い…」
「またゴキブリを見つけるかも…と思うとゾッとする…」
「夜寝ているとき、ゴキブリがベットに入り込んでこないか不安…」
「アパートの通路にゴキブリがいて、ときどきこちらへ飛んでくる…」
多くの方が、こんな『ゴキブリによる被害』に悩んでいます。
※私もその1人でした。
アパートの通路にゴキブリがいて、こちらへと飛んでくるようなことがあれば…あの黒くおぞましい虫が、私たちの身体にぶつかってくるかもしれません。
それに、外出時に自室のドアを開けるとき、通路にいるゴキブリが部屋の中へ入り込んでくる恐れもありますよね。
部屋の中にゴキブリが入り込めば、私たちの知らない間に繁殖してしまう恐れもあります。
「とにかくゴキブリが怖い…」あなたの“心の悲鳴”は、過去の“私の心の悲鳴”とリンクします。
私が25歳のときに住んでいたアパートには、たくさんのゴキブリが住み着いていました。
せっかく引っ越した自室では、引っ越しの翌日からゴキブリを見かけるように…。
日によっては、アパートの通路にゴキブリが密集していることもありました。
私は“カブトムシ”なら大好きですが、ゴキブリは全然ダメ。
理由とかエピソードとか関係なく、とにかく気持ち悪い…生理的に受け付けません。
(以降、引っ越しの際はゴキブリの有無を徹底的に確認しています…)
夜中に目が覚め、ゴキブリの飛ぶ羽音が聞こえた日はもう恐怖のどん底でした…朝まで電気をつけて起きていたほどです。
当時の心を占めていた『ゴキブリに対する恐怖心』は、日がたつごとにだんだんと『怒り』へと変わっていきました。
その『怒り』を原動力に、自分なりの『ゴキブリ忌避法』を編み出して、ゴキブリの繁殖・飛来を避けることに成功したんです。
今回は、今お住まいのアパートやマンションにゴキブリがいて、どうにかして避けたい・駆除したいと悩んでいる方に向けて、『ゴキブリが飛ぶ理由』と、ゴキブリが大嫌いな私でも成功した『飛ぶゴキブリの回避法』『ゴキブリの駆除方法』をまるごと紹介します。
この記事を読んでいただくと、あなたも通路にいるゴキブリを恐れることがなくなりますし、お部屋のゴキブリをスッキリ駆除できるようにもなりますよ。
ちなみに「ゴキブリの写真は見たくない!!」という方のために、ゴキブリの写真は一切掲載しておりません。
安心して読み進めていってくださいね。
1 ゴキブリが飛び立つ理由
ゴキブリが飛ぶ理由。それはズバリ『高い場所から低い場所へと移動するため』です。
ゴキブリは本来、羽を持つ昆虫の中でも“飛ぶのがヘタクソ”な虫です。
それはなぜか?ゴキブリは、羽の大きさに比べて身体が大きすぎるため、羽で体重をうまくコントロールすることができないのです。
ゴキブリは、移動するために『飛ぶ』というよりも『飛び移る』ことで移動する虫なんですね。
2 ゴキブリが肌に触れるとどうなる?
ところであなたは“ゴキブリが肌に触れるとどうなるか”についてご存知ですか?
ゴキブリは、人間にとって有害な『病原体』や『ウィルス』を身体に保有していることがあります。
つまり、ゴキブリが私たちぶつかってきたとき、身体の表面に潜んでいる病原菌やウィルスが、私たちの衣服や肌に付着してしまう恐れがあるんです。
2-1 ゴキブリに媒介する病原菌とウィルス
ゴキブリに媒介する病原菌やウィルスには『大腸菌』『サルモネラ菌』『チフス菌』『ポリオウィルス』『赤痢菌』『アレルギー物質』があります。
ゴキブリは、下水道や排水溝といった『不衛生な環境』を通り抜けて私たちの部屋へとたどり着いてくるため、私たちが想像もつかないような病原菌も身体に付着している可能性が高いんです。
大腸菌
大腸菌は通常、食べ物を口に入れることによって感染したり、すでに感染している人の便に含まれる大腸菌が他の人に感染することで発症しますが、ゴキブリが身体にぶつかっただけでも感染してしまう恐れがあります。
大腸菌に感染すると、感染すると『下痢』や『嘔吐』といった症状が起こります。
症状が重い場合、最悪、死に至るケースもある、大変恐ろしい病原体です。
ゴキブリがぶつかってきたとき、ぶつかった場所を洗わずそのままにしておくと、大腸菌が空気感染を起こしてしまう可能性がありますので、ゴキブリと接触してしまったら、接触した場所をせっけんなどでしっかりと洗浄してください。
サルモネラ菌
サルモネラ菌は、人が感染すると、大腸菌と同様に『下痢』や『嘔吐』といった食中毒症状が引き起こされる病原菌です。
サルモネラ菌は、熱や消毒剤の成分に弱いため、ゴキブリが出やすい台所の排水溝は熱湯で洗浄し、手も十分に洗った上で、消毒用エタノールで除菌することを習慣づけましょう。
チフス菌
チフス菌は、感染すると発熱や全身の倦怠感、頭痛、関節痛といった症状が起こり、下痢を引き起こすこともある病原菌です。
チフス菌に感染して発熱が見られたとき、解熱剤を飲むと熱が下がることがありますが、熱を下げるだけでは感染から逃れることができません。
病院で適切な治療を受けない限り、チフス菌の感染を解くことはできないんです。
ポリオウィルス
ポリオウィルスは、人間の身体に“麻痺症状”を引き起こす病原菌で、感染すると『発熱』や『下痢』『嘔吐』といった症状が現れます。
典型的な麻痺型ポリオは、1-2日のカゼ症状の後、解熱に前後して急性の弛緩性麻痺が四肢に現れる(だらんとした麻痺)。
麻痺の部分は痛みを伴うため、カゼで発熱したこどもが解熱し始めた晩に「背中が痛い」とうめき、翌朝突然下肢の麻痺が現われるといったことが多くみられる(図3:患者写真)。
麻痺型患者の約50%が筋拘縮や運動障害などの永続的後遺症を残す。
定型的麻痺では、球麻痺を合併して嚥下障害、発語障害、呼吸障害を生じることがある。死亡例のほとんどは、急性呼吸不全によるものであり、死亡率は、麻痺型となった小児の約4%、球麻痺合併例や成人で約10%である。
国立感染研究所 感染症情報センター『急性灰白髄炎(ポリオ・小児麻痺)』より引用
https://goo.gl/J107hO
ポリオウィルスは口から感染し、風邪を引いたときのような症状が1~2日間続いたあとで、身体に運動障害(麻痺症状)が起こるという特徴があります(運動障害が残らないケースもあります)。
現在の日本では、生後3~18カ月の間にポリオワクチンを投与する決まりになっています。
今、ご自宅に赤ちゃんがいて、すでにワクチンの接種を受けている場合は、赤ちゃんの体内に『ポリオワクチンに対する抗体』があるため、感染の心配はありません。
我々大人が感染を防ぐためには、消毒用エタノールで十分に手先を消毒し、ゴキブリが発生しやすい場所も次亜塩素酸ナトリウム消毒液などでしっかりと除菌しながら生活することが大切です。
赤痢菌
赤痢菌は、感染すると『高い発熱』『下痢』『血便』といった症状が現れる病原菌です。
赤痢菌が引き起こすのは『急性腸炎』の症状であり、症状が現れる際は腹痛が伴うほか、吐き気を併発するようなこともあります。
ゴキブリが、私たちの知らない間に壁や床、食器、赤ちゃんのおもちゃなどの上を歩くと、そこに赤痢菌が付着してしまう可能性が考えられます。
赤ちゃんや小さな子供って、何でもすぐ口に入れて遊んじゃいますよね?
赤痢菌は口から入り込んで感染しますので、もしも赤ちゃんが赤痢菌の付着したおもちゃを口にすれば、赤痢菌に感染する可能性が高くなってしまうんです。
赤痢菌の消毒には『消毒用エタノール』が有効ですので、消毒用エタノールをご自宅でフル活用しましょう。
赤ちゃんをおもちゃで遊ばせる際は、消毒用エタノールでおもちゃをしっかりと除菌した上で渡してあげてください。
また、消毒用エタノールは水回りやトイレなど、ご家庭の至る場所に使うことができますので、日ごろから身体に触れる機会の多い場所はしっかりと除菌しておきましょうね。
アレルギー物質
“ゴキブリによる被害”には『喘息』『くしゃみ』『鼻水』といった“アレルギー物質による症状”も含まれます。
今、ご家族に『咳』や『くしゃみ』『鼻水』といった症状が現れてお困りの方はいませんか?
アレルギー反応が起こるか、起こらないかは、あなたやご家族が『ゴキブリに対してアレルギーを持っているかどうか』つまり体質によって決まります。
喘息や鼻水・鼻づまりといった症状が出ている場合には、1度、病院で“アレルギー検査”を受けていただくのがオススメです。
ちなみに、ゴキブリアレルギーを調べるためには『血液検査』を受ける必要があります。
アレルギー検査は『アレルギー科』で受けていただくのが1番早いですが、内科や耳鼻科、お子さんの場合は小児科でも検査を受けることができます。
あとは、ゴキブリの成分を吸い込まないように、自宅にいる間はマスクの着用し、症状の再発を予防しましょう。
3 “飛ぶ”ゴキブリとは?
とても不衛生なゴキブリが、こちらに向かって飛んでくる…と考えるとゾッとしますよね?
飛ぶことの多いゴキブリに『クロゴキブリ』がいます。
クロゴキブリは、体長が20~40mmほどと身体が大きく、黒く艶めいた見た目をしています。
家の中で“ニュッ”と出没して、私たちを恐怖のどん底に陥れることの多いゴキブリです。
湿気が大好きなクロゴキブリは、排水管を通じて我々の生活圏内に入り込み、家に住み着きます。
図体のデカいクロゴキブリは、移動するために飛ぶこともありますが、長時間飛び続けることはありません。
3-1 飛ばないゴキブリもいる?
ゴキブリの中には、そもそも飛び移ることすらできない種類もいます。『チャバネゴキブリ』という種類のゴキブリです。
チャバネゴキブリは、体長がおよそ10~15mm程度と、クロゴキブリよりもずっと小さなゴキブリです。
クロゴキブリは、どちらかというと湿気が強くて暗い場所が好きですが、チャバネゴキブリはとにかく“温かい場所”が好き。
家の中でも、熱がたまりやすい家電製品の中や隙間、寒さをしのぎやすい段ボールの間、コンセントの内部といった場所を好んで住みつきます。
クロゴキブリは動きが俊敏であるのに対して、チャバネゴキブリは素早く逃げ去ることができず、捕獲すること自体は簡単です。
3-2 いずれも早めの駆除が必要
クロゴキブリもチャバネゴキブリも、見つけたら早めに駆除することが大切です。
どっちのゴキブリも、私たちが知らないうちに室内で繁殖してしまいます。
ゴキブリが家の中で繁殖すると、駆除するのがもっと大変になってしまいますし、ゴキブリが近隣住民の方のお家にまで侵入してクレームを言われる可能性もあります。
ゴキブリの駆除方法については、以下の『ゴキブリは夏でも完全に駆除できる?』の項目で詳しく紹介しますので、ぜひ実践してみてくださいね。
4 ゴキブリが飛び立つ条件
『ゴキブリが飛び立つ条件』は、ゴキブリが危険を察知したときです。
ゴキブリは、危険を感じると逃げて回る習性にあります。
ゴキブリは、尾にある『尾角(びかく)』という触角を利用して、外敵の存在を察知して地面を逃げ回り、危険から身を守っています。
もしも、アパートの通路や室内で、私たちがゴキブリの尾角を刺激する範囲内にいた場合、ゴキブリは慌てて走り去るか、逃げるためにその場所を飛び立つ恐れがあります。
ゴキブリが飛び立つと、私たちに向かってぶつかってくる可能性があります。
ちなみに、ゴキブリは視力が発達していないため、危険を察知した相手が『哺乳類である』『爬虫類である』と、敵の姿を『目』で見て認識できている可能性は低いと考えられています。
視力が発達していない上に、羽ばたきをコントロールできないので、自分でも“どこへ着地するか”を把握できておらず、あてずっぽうで飛んでいる可能性が高いんです。
4-1 1匹だけでは飛ばない?
ゴキブリは、群生相(ぐんせいそう)※の場合だけでなく、1匹だけしかいないときでも飛び立ちます。
※群生相(ぐんせいそう)…群れを形成する様子
飛び立つ条件が『危険を察知したこと』ですので、たとえ1匹しかいなくても、その個体が危険を察知すれば飛び立ちます。
ゴキブリを飛び立たせないためには「尾角を刺激しないこと」つまり、ゴキブリの背後から近づかないことが1番大切です。
5 ゴキブリが住み着きやすい部屋(アパート)の特徴
『ゴキブリが住み着きやすい部屋』とは、暖かく、湿気に恵まれていて、なおかつ汚れた部屋です。
「湿気に恵まれている」というのは“ゴキブリ目線”での表現ですが、彼らは湿気が強いお部屋を好んで入り込んでくることが多いんですよね。
室温が22~32℃くらいの場所が好きで、台所の水回りに付着している『食べ物のカス』や『水分』『ペットの糞』『人間の皮膚や髪の毛』『地面に落ちているホコリ』『虫の死骸』など、とにかく何でも食べます。
何でも食べるから餓死することが少ないですし、もしも食べ物が手に入らなくても、数日で死んでしまうことがありません。
ゴキブリの体内には日ごろから『脂肪体』という栄養素がため込まれていて、エサが手に入らない間は脂肪体から栄養を補給することができるんです。
6 室内でゴキブリの出現を減らすには?
ゴキブリの出現を減らすためには、まず『ゴキブリのエサとなる物質を徹底的に排除すること』が必要です。
エサとなるのは、『食べ物のカス』や『水分』『ペットの糞』『人間の皮膚や髪の毛』『地面に落ちているホコリ』『虫の死骸』といった物です。
日ごろから掃除機を頻繁にかけるようにして、掃除機をかけた後は、フローリングワイパーで床の汚れをしっかりと拭きましょう。
ペットがいれば、糞はすぐにゴミ袋へ入れて密封してください。
台所や洗面所の汚れも、毎日お掃除することが大切です。
6-1 『寒』『熱』への弱さを利用する
ゴキブリは、温かな環境を好んで入り込んできますが、反対にとても寒かったり、めちゃくちゃ熱い環境ではすぐに死んでしまいます。
食べ物がなくてもすぐに死なないのに、極端な温度下では生きながらえることができないんです。
寒さが厳しい冬は、当然、室外にいるゴキブリは死んでしまいます。
その性質を利用して、冬の間、暖房を全て切って窓を開け放って、室内の温度を下げてしまうと、ゴキブリは死滅します。
卵についても、15度以下の環境に2時間放置されたゴキブリの卵は、その後孵化することなく活動を終えますので、卵の駆除にも効果的なんですよ。
7 ゴキブリは夏でも完全に駆除できる?
ゴキブリは、温かい季節においては完全駆除が難しい害虫ですが、必ずしも完全駆除ができないというわけではありません。
ゴキブリが住みにくい『汚れのない環境』に整えた上で、以下の駆除アイテムを利用すると、ゴキブリを卵から根絶することが可能です。
7-1 ゴキブリ駆除アイテムを設置する
ゴキブリを駆除するアイテムを効果的に活用しましょう。
ご家庭の状況やゴキブリの発生状況に合わせて、以下の駆除アイテム(ベイト剤といいます)を設置し、ゴキブリの早期根絶を目指すことができます。
私自身も実際に使ってみて効果の高かったゴキブリ駆除アイテムですので、一度騙されたと思ったとしても一度は使ってみて下さい。
ゴキブリホイホイ
ゴキブリホイホイは、ゴキブリのエサとなりうる成分が配合された粘着テープ式の駆除アイテムです。
定番アイテムの一つですね。
エサの匂いに引き寄せられたゴキブリが粘着テープにくっつくことで、ゴキブリの個体数を減らすことのできる道具です。
ゴキブリの出現数が多い場合に、台所や洗面所、トイレなどへ置くことで、まずは個体数を減らしましょう。
バルサン
バルサンは、部屋の至るところにいるゴキブリを一気に駆除できる大変便利な駆除アイテムです。
バルサンも、ゴキブリの出現数がとても多いときにぜひとも使いたい道具です。
ただし、ペットを飼っているお宅ではペットやケージ、エサなどを別室に移す必要があるほか、テレビやテーブルといった家電製品・家具をビニールで覆って薬剤から保護する必要があるため、使用の際は手間がかかります。
ホウ酸団子
ゴキブリの体内にある水分を奪い、ゴキブリを制滅させる『ホウ酸団子』は、私が以前によく使っていたベイト剤です。
ゴキブリは、水分さえあれば数カ月でも生きながらえることができる害虫です。
しかし、先ほどもお話しした『熱すぎる・寒すぎる環境』で死んでしまうのと同じで、水分がなくなっても死んでしまうんです。
ホウ酸団子を食べたゴキブリは、体内から水分が奪われ、すぐに死んでしまいます。
私自身、ゴキブリホイホイとバルサンを使った後に、さらにホウ酸団子も設置したことで更に駆除効果が上がりました。
台所の下の棚やトイレ、洗面所など、湿気の多い場所においてください。
ただし、ホウ酸団子は人間にとっても有害な成分が含まれる製品ですので、小さなお子さんのいるご家庭では、お子さんの目や手の届かない場所に設置するよう気を付けてくださいね。
ブラックキャップ
ホウ酸団子と同じく、ゴキブリを死滅させる効果がある『ブラックキャップ』も併用してください。
ブラックキャップとは、ゴキブリの神経系に作用して死滅させるベイト剤です。
ブラックキャップは、薬剤を食べて死んだゴキブリを食べたゴキブリ(ゴキブリは仲間の死骸も食べます…)も死滅させることが可能です。
また、薬剤を食べたゴキブリの体内にある卵を死滅させることも可能なんです。
ブラックキャップは、ゴキブリを“巣から駆除”するためにもっとも効果的なベイト剤でした(筆者が実証済みです)。
設置する際は、ホウ酸団子と同じく、ゴキブリが出現する回数が多い場所(お子さんの手の届かない場所)へ設置してください。
ちなみに、ホウ酸団子やブラックキャップは同じ製品をずっと使い続けると、ゴキブリが薬剤に食いつかなくなったり、ゴキブリの体内に『薬剤耐性』が備わってしまうことがあります。
買い替えの際には、同じ製品を購入するのではなく、他社製品に買い替えることで、ゴキブリに耐性が生じるのを防ぎましょう。
8 通路や階段のゴキブリを駆除するには?
家の中にいるゴキブリは、ここまでご紹介した駆除アイテム(ベイト剤)を使用することで駆除できます。
しかし、アパートやマンションの通路にいるゴキブリについては、ゴキブリの侵入経路の特定が難しい…。
だから、私たちが1人だけの力で完全に駆除するのも、残念ながら難しいと思います。
でも、落ち込まないでくださいね。
私は、以下の方法で通路にいるゴキブリを排除してもらえました。
8-1 共益費・管理費の有無
あなたは現在、お住まいの家賃以外に『共益費』や『管理費』といった費用を、大家さん、もしくは管理会社へ支払ってはいませんか?
共益費や管理費を支払っている場合、大家さんや管理会社が、通路にいるゴキブリの駆除をしてくれるんです。
8-2 大家・管理会社の責任
大家さんや管理会社は、賃貸物件にいざという問題が起こったとき、対処にかかる費用を捻出するために、住人から『共益費』『管理費』といった料金を徴収していることが多いです。
“いざという問題”とは、建物の共有部分(通路や出入り口、庭など)に損傷が起こった場合や、害虫や害獣による被害が発生したときのこと。
そもそも、賃貸物件を管理する人間には、物件の共有部分において何らかの問題が起こった場合、修復に当たらなくてはならない義務があります。
たとえあなたが『共益費』や『管理費』を支払っていなくても、被害状況を知った大家さんや管理会社が対応してくれる可能性がありますので、ぜひとも相談してみてください。
私は、共益費も管理費も支払っていなかったのですが、大家さんがゴキブリ駆除を業者に依頼してくれました。
それ以降、通路でゴキブリを見かけることはなくなりました。
9 ゴキブリに1番効く殺虫剤はコレ!
最後に、ゴキブリが飛んできたときに持っておきたい殺虫剤を2つ紹介します。
私が今までいろいろ使って、1番使いやすく、なおかつ即効性を感じたのが『ゴキジェットプロ秒殺+まちぶせ』です。
9-1 ゴキジェットプロ秒殺+まちぶせ
『ゴキジェットプロ秒殺+まちぶせ』は、殺傷能力が高い殺虫剤であることから『医薬品』に指定されている製品です。
薬剤を浴びたゴキブリはすぐに息絶えてしまいますよ。
ゴキジェットプロ秒殺+まちぶせのスゴイところは、ゴキブリを『まちぶせ』して駆除することもできるという点です。
ゴキブリが通りそうな場所へ薬剤を吹きかけておくと、そこを通ったゴキブリも死んでしまうんです。
『そんなに強い成分は使いたくない…!!』という方にオススメしたい殺虫剤もあります。
それがコレ!!私が室内で使っていた殺虫剤です。
9-2 ゴキブリ凍死ジェット 除菌プラス
ゴキブリ凍死ジェット 除菌プラスは、ゴキブリを『凍らせる』ことで死滅させ、なおかつ除菌もしてくれるという大変スグレモノな殺虫剤です。
薬剤の成分で死滅させる殺虫剤とは違って、人間には害がありませんので、リビングや赤ちゃんのいるスペースでも安心して使用することが可能です。
『ゴキジェットプロ秒殺+まちぶせ』は通路にいるゴキブリに、『ゴキブリ凍死ジェット 除菌プラス』は室内のゴキブリ対策に、と使い分けるのもいいと思いますよ。ぜひともお試しください。
10 限界を感じたら駆除業者に頼もう!
今回紹介したグッズをうまく活用して頂ければ自力でゴキブリ駆除は可能です。ただしゴキブリは思った以上に生命力が強くて根絶が難しかったり、アパートだと別の部屋からゴキブリがわいいるケースもあります。
こういった場合はいくら努力しても自力での駆除が不可能な場合があるんです。できれば専門の駆除業者に依頼しましょう。
『個人駆除の限界…プロのゴキブリ駆除業者に頼んだ場合の驚きの効果』では、駆除業者の効果や相談する時のポイントをまとめていますので、合わせてお読みください。
まとめ
今回の記事では、ゴキブリが飛ぶ理由や、私が成功した駆除方法を紹介しました。
- ゴキブリは視力が発達しておらず、なおかつ飛ぶのがヘタなため、あてずっぽうで飛んでいる可能性が高い
- ゴキブリのエサとなるゴミやホコリ、水アカなどの汚れを貯めない
- ゴキブリ駆除アイテムを状況に合わせて使い、ゴキブリの早期根絶を目指す
- 通路にいるゴキブリは、大家さんや管理会社に相談すると駆除してもらえる可能性が高い
大家さんも管理会社の方々もみな人間ですので、こちらが強く、横暴な態度で相談すれば、話に取り合ってもらえなくなるでしょう。
人は、人情に弱いものです。
大家さんや管理会社の担当者の方の性格がどうであれ、まずは丁寧に、真摯にこちらの困っている想いを伝えてみてください。
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