部屋の窓に、『大量の羽アリがぎっしり張り付いていた』なんて経験はありませんか?

羽アリの塊は見ているだけでも気持ち悪いですが、その視覚から来る不快感のみならず、他にも様々な『恐怖』や『ストレス』があなたを襲います。
「部屋に入ってくるのではないだろうか」という『不安』

窓にぶつかってくるときのコツコツという『音』

ベランダや地面に広がる、『抜け落ちた羽や死骸』

あなたはきっと、業者に頼まず自分でできる羽アリ対策があったら知りたいと思われることでしょう。
「羽アリを自分の家に近寄らせたくない!」
「部屋に絶対入らせたくない!」
この記事を読めば、『羽アリを近寄らせない対策』と同時に、もし飛んできても『室内に入る前に殺虫できる対策』がわかり、自分で即実行できます。

人の家に集まってきてしまうことには、羽アリのある『本能行動』が原因となっていることが判明したので、その習性を『逆手に取る』ことで、接近させないよう『誘導する』ことが可能なんです。

この記事では、『羽アリの習性から考えた近寄らせないための対策方法』を4ステップでお伝えします。

おすすめの市販グッズも紹介しますので、対策に最適なアイテムもすぐに見つかりますよ。
今あなたの家の周りに、どれだけ羽アリがいたとしても全く問題ありません。
なぜか、『あなたの部屋にだけ羽アリが寄りつかなく』なります。
羽アリの部屋の進入を阻止するための必要な対策法がわかるので、すぐに実行し、あなたの手で完ペキに不快な羽アリをシャットアウトできます!

あっという間に、羽アリの不安から解放されますよ。
ぜひ、最後までお読みくださいね。

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1 知識ゼロのあなたも今夜から有効な対策はできる!

「羽アリ対策なんて気持ち悪くてムリ!」と思うかもしれませんが、知識ゼロのあなたも、今夜から有効な対策はできます。
何故なら『シロアリ対策』は専門的な知識が必要ですが、『羽アリ対策』はちょっとしたコツさえ知っていれば、技術など無くても誰にでも成果を出せるんです。

しかも羽アリは、『蜂』のように攻撃してくることもありませんし、『ハエやゴキブリ』のように菌を持っているわけではありませんから、危険はないんです。

簡単なので、あなたが女性だったとしても、「虫対策は男の仕事でしょ…」と先入観にとらわれないで、ぜひ自分でやってみてくださいね。
羽アリ対策に必要なちょっとしたコツとは、『習性を知ること』と、『市販グッズを上手に使う』ことの2点です。

詳しく、説明しますね。

1-1 習性を知るだけで寄せ付けない工夫が即可能

走行性(そうこうせい)※』という習性を知るだけで、寄せ付けない工夫が即可能です。

※走行性とは、羽アリなどの生物が光に反応して移動すること。

羽アリが飛び立つのは、『新しい巣を見つけ繁殖すること』が目的なので、あなたの部屋に『光が漏れていなければ』、基本的に侵入してくることはないんです。

あなたも夜になると、街灯に虫がいっぱい群がっているのを見ることがありませんか?
羽アリのような虫は、『月から出てくる紫外線を頼りに移動』しているので、街灯など電気から出る紫外線を『月から出るもの』と勘違いしています。
なので、あなたの部屋から光が漏れていれば、羽アリは『意図せずに』侵入してしまっている可能性が高いんです。

言い換えると、部屋から光が漏れているということは、『あなたが羽アリを部屋に招待している』ようなものなんです。

羽アリの走行性
羽アリの侵入が嫌なら、羽アリの『走行性』を利用して、光のシャットダウンを徹底すれば、羽アリの侵入を防ぐことができます。

1-2 市販グッズを使えば簡単で景観も損ねない

『〇〇対策』と聞くと、『込み入った複雑な仕掛け』を連想するかもしれませんが、市販グッズを使えば簡単で、景観も損ねませんので安心です。

使う市販グッズは、『基本的にスプレーするだけ』のもので、『設置するもの』はありませんので、見栄えが悪くなることはありません。

『全滅させるもの』ではなく、部屋に侵入させないためだけの対策なので、専門的な作業も全くないですよ。
羽アリ対策がどれほど簡単なものなのかは、他の害虫・害獣と比較して見るとよくわかります。

害虫・害獣 対策方法 簡単かどうか 景観
ネズミ対策
ゴキブリ対策
毒エサの設置
捕獲器
隙間を塞ぐ
部屋のどこにいるかわからない。
習性を熟知し、それに応じた対策が必要。
毒エサや捕獲器または死骸が景観を損なう。
隙間を塞ぐテープやネットも景観を損なう。
蜂対策 殺虫スプレー
巣を作らせない対策
捕獲器
駆除は危険が伴う。
巣を作らせないためには、習性を熟知しそれに応じた対策が必要。
捕獲器が景観を損なう。
ハト対策 主にハトよけネット 習性を熟知し、それに応じた対策が必要。 ハトよけネットが景観を損なう
羽アリ対策 主に忌避スプレー 網戸と街灯にスプレーするだけ。 景観を損なうものはない。

こうやってみると、羽アリ対策って、滅茶苦茶簡単じゃないですか?

『何かを設置』することもなく、気持ちの悪い思いをして『死骸の処分』をする必要なく、『危害を加えられる』こともありません。

こんな簡単な方法だからこそ、全ての人に羽アリ対策を自分でやってみることをオススメしているんです。

2 羽アリの対策を行うメリット

自分で羽アリの対策を行なえるようになるというのには、大きなメリットがあります。
今は、羽アリの姿を見る度に負担を感じているかもしれませんが、一度対策力が身に付けば、自分で簡単に対処できるので、悩まなくなるんです。

あなたに、「自分でもできる」という自信がつけば、羽アリの集団を見ても全く動じなくなりますよ。
親や兄弟、あるいは面倒見のいい大家さんなどがいつもいるわけではありませんので、誰かが必ず駆除をしてくれるとは限りませんよね。
このほかにも、羽アリ駆除を行うことによるメリットには、次のようなものがあります。

  • 精神的ストレスやノイローゼからの解放
  • シロアリによる家の倒壊からの回避に繋がる

それぞれを、詳しく解説しますね。

2-1 精神的ストレスからの解放

羽アリ対策を行えば、精神的ストレスから解放されます。

あなたの生活空間に集団で入ってくる羽アリは、無害であるとわかっていても、想像以上に心理的に負担を強いています。
実際羽アリは『不快害虫※』のひとつとして数えられていて、小さくても立派な(?)危険生物です。

※不快害虫とは、人や家の被害はないものの、形の気味悪さや大量発生することで嫌がられる虫のこと。

あなたも、騒音がうるさい場所にいて、最初は不快に感じても、気づくと騒音をあまり感じなくなることはありませんか?
でも、騒音が一旦止むとホッとして「実は今までストレスを受けていた」ということに気づかされることがありますよね。
羽アリも同じで、毎日部屋に侵入してくると、「慣れた」ように思えるかもしれませんが、それはあなたがストレスを感じなくなっているわけではありません。
羽アリ対策をして、目にする機会がなくなると、無意識のうちに、「あなたがいかに強いストレスを感じていたか」がわかるようになりますよ。
ストレスがあなたに及ぼす悪影響には、次のようなものがあります。

  • 集中力の低下
  • 学習意欲の低下
  • 体の不調
  • 心の不調
  • 肌のトラブル

学生にとって、勉強に集中できなくなるというのは大きな痛手ですが、それ以外にも色々なトラブルの元となるんですね。
そんなストレスを増やさないためにも、出来るだけ早く羽アリ対策をしましょう!

2-2 シロアリによる家の倒壊からの回避に繋がる

羽アリ対策は、ただ不快な状況を避けられるだけではなく、シロアリによる『家の倒壊』からの回避にも繋がります。

黒蟻であれば家屋への害は全くありませんが、シロアリなら家の基礎部分や木材を食害しますので、地震などをきっかけに倒壊してしまう恐れがあります。
しかも羽アリは、『新たな巣を作る』ことを目的にして飛んでいるので、放っておくとあなたの家の周りに新しい巣を作り、そこで爆発的に繁殖してしまいます。
それなのに、羽アリのシロアリと黒蟻とは、体長がほとんど同じなのでパッと見ただけではどちらか区別できず、『よく観察して見分ける』必要があるんです。

横浜市衛生研究所は、「シロアリと羽のあるアリとがよく間違われる」ので、見分ける方法について次のように説明しています。

それでは,勇気を出して虫を手にとって次の点に気を付けてながめてください。

  • 羽が左右あわせて4枚ありますか?
  • 前の羽(頭に近い側)の大きさと,後ろの羽(お腹に近い側)の大きさを比べてください
  • 頭から出ている触角(長いひも状のもの)がじゅず状ですか?それとも中ほどで折れていますか?
  • 羽が4枚あって,大きさが全く同じ,触角がじゅず状であれば,まずシロアリを疑ってください
  • 羽の大きさが明らかに異なれば,また,触角がじゅず状でなければ,シロアリではありません安心してください

引用元:横浜市衛生研究所「洗面所に羽のある虫がたくさん出現!!(シロアリ)」より
https://goo.gl/awv3Cr

まず、「勇気を出して虫を手にとってながめる」なんて無理ですよね…
しかも、「羽の大きさや触覚の形を確かめる」なんて、昆虫学者じゃないんですから…
学生さんや女性、虫嫌いな人だと、ちょっとハードルが高いかもしれません。
しかし、羽アリが黒蟻であろうとシロアリであろうと、対策をすれば、どの種類でも家に近寄らせないようにでき、結果として、『家の倒壊』という最悪の状況をも回避できます!

ちなみに、「勇気を出して見分けてみたら、どうやらシロアリの羽アリのようだ…まさか、我が家は被害に遭っているの?」と不安になった場合は、『シロアリ駆除の料金相場と業者選びに知っておきたい5つの注意点』で詳しい推奨ステップをご案内しています。
是非あわせてご確認くださいね。

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3 10分の作業で羽アリはシャットアウト!完全対策4ステップ

わずか10分の作業で羽アリをシャットアウトできる、完全対策4ステップを紹介します。

忙しいあなたを長期間拘束したくありませんので、出来るだけ短時間で、しかも完全に侵入を予防できる対策を解説していきますね。
『作業はたったの10分』ですが、『効果は2ヶ月』持ちますので、一度対策をすればしばらくの間安心ですよ。

完全対策4ステップとは、次の通りです。

  1. 必要なものをホームセンターで揃える
  2. 家の2箇所に駆除忌避スプレー噴射
  3. 念押しで殺虫剤を使用する
  4. 夜間の室内の明かりが外に漏れないように遮光

順に、説明していきますね。

3-1 ステップ1:必要なものをホームセンターで揃える

最初のステップは、必要なものをホームセンターで揃えることです。

近所のホームセンターですべて購入できますので、今夜からでも対策を始められます。

まず市販グッズを揃えれば、「面倒だな」「できるかな…」と腰が重い時でも、「せっかく買ったしやってみようかな」という動機づけにもなります。

おすすめの市販グッズ

羽アリ対策に必要な、おすすめの市販グッズは、『忌避スプレー』『殺虫スプレー』『遮光カーテン』の3点です。

忌避スプレーで、家の周りを羽アリが避けるよう誘導し、万が一近寄ってきた羽アリを殺虫スプレーで駆除し、遮光カーテンで補強防御します。

ホームセンターには、いろいろな種類のグッズが揃っていますが、『ここでおススメしている商品』か、これと『同じ特徴のある商品』を購入してください。

(1)忌避スプレー

 
『フマキラー 虫よけバリア アミ戸窓ガラス』は、防虫効果が2ヶ月持続するのでオススメです。

4連ノズルで大きな網戸にも街灯にも簡単にスプレーできますし、窓ガラスについても汚れません。
(2)殺虫剤

『スーパーアリジェット』は、強い殺虫効果でスプレーした羽アリを逃がすことなく簡単にまとめて駆除できます。
最大で6m噴射できるのも特徴で床下換気口から床下にも届きますし、高い場所の街灯に群がっている羽アリも駆除できます。
(3)遮光カーテン

 
『NICETOWN 遮光カーテン』は安価ですが、『遮光率99.99%』の優れもので、羽アリを寄せ付ける光を、事実上完全にシャットアウトできます。
女の子に嬉しいUVカット機能も付いていますので、羽アリだけではなくお肌の大敵となり、夏バテの原因となる紫外線からも守ってくれますよ。

3-2 ステップ2:家の2箇所に駆除忌避スプレー噴射

次に、家の『街灯』と『網戸』の2箇所に駆除忌避(※きひ)スプレーを噴射しましょう。
※忌避とは、嫌がって避けること。

網戸に噴射することによって、家の侵入を予防できますが、街灯にも噴射すれば羽アリが家の周りにも近寄らなくなります。

網戸だけにスプレーをしていると、忌避スプレーが届かなかったわずかな場所や隙間から羽アリが侵入してくることがあります。
あるいは、あなたが玄関から部屋に入ったときや、窓を開けたわずかな瞬間に一緒に侵入してしまうかもしれません。
あなたの家の周りに巣を作られないために、仮に部屋から遠く離れた場所に街灯があるとしても、家の近くにある街灯すべてにスプレーをしておきましょう。

3-3 ステップ3:念押しで殺虫剤も用意する

ステップ3は、念押しで殺虫剤も用意するというものです。

どんなに対策をしても、風などの何らかの理由で近寄ってくるかもしれませんので、侵入してくる羽アリに備えて殺虫剤を用意しておきましょう。
駆除忌避スプレーも、羽アリに直接噴射すれば駆除できますが、殺虫効果が弱いため逃げられてしまうことがあります。
羽アリがシロアリの場合、逃げられると拡散して巣が増え広がってしまう恐れがありますので、『駆除するときは全滅させる』のがポイントです。

殺虫スプレーをかければ、羽アリを確実にまとめて駆除できますし、床下換気口から噴射すれば、床下にいるアリも駆除できます。
家の周りに羽アリが寄ってきたなら、次のようなステップで駆除しましょう。

  1. 殺虫スプレーを用意する(次のステップで暗くしますので、手元に用意してください。)
  2. 部屋の電気すべてを消し、外の一ヶ所だけ白熱電灯か蛍光灯をつけて羽アリが集まるようにする。(LED電球には羽アリはよってきません。)
  3. 羽アリが集まったら、スプレーを噴射する。
  4. 羽アリの死骸を掃除機で吸い取る。

このように、家に近寄った羽アリをまとめて駆除しておけば、家の中の隙間などから侵入し『大量に繁殖・増殖される前』に、殺虫することができます。

3-4 ステップ4:夜間の室内の明かりが外に漏れないように遮光

最後のステップは、カーテンをしっかり閉めて夜間の室内の明かりが外に漏れないように遮光することです。

すでに街灯や網戸に忌避スプレーが使われていますので、これで部屋から光が漏れていなければ、羽アリが部屋に侵入する理由が完全になくなります。

羽アリは、生来の本能により月明かりを頼りにあなたの家『以外』の場所に移動することになります。

まとめ

『我が家から羽アリの侵入を防ぐ徹底マニュアル』を解説しましたが、いかがだったでしょうか。
『走行性』という習性を理解し、忌避スプレーや遮光カーテンなど市販グッズを上手に使えば、だれでも簡単に羽アリ対策に成功できます。
羽アリは、あなたの家にエサがあるから侵入してくるわけではなく、月明かりと間違えて近寄ってきてしまっているだけです。

あなたからすれば、「なんでこっちに来るの!?」という気持ちでしょうが、羽アリ自体も、「なんで自分はここにいるのだろう?」と不思議に思っているかもしれませんね。
このように、『羽アリが家に入らないように対策をする』というのは、あなたが気持ちの悪い思いをしないですむだけではありません。
薬品が含まれている殺虫剤を使うこともなく、無意味に羽アリを駆除しなくてもすむので、環境にも優しい最適な対策といえます。
いずれにしても、羽アリ対策は業者を呼ぶ必要はなく、誰かの手を借りる必要もない簡単な方法です。

あなたが「虫が大嫌い」だったとしても、この機会にぜひ自分で対処できるようになれるといいですね。
この記事によって、あなたが『新たな一歩』を踏み出すきっかけとなり、羽アリを見てもパニックになることなく落ち着いて対処できるよう願っています。