もし自然が多い郊外などでしたら、小さな虫が家の中に入ってくることもあるでしょう。蚊やハエ等でしたら、殺虫剤で対応できますが、厄介なのが蜂です。お子さんのいるご家庭だとなおさら心配ですよね。

殺虫剤を買おうにも種類がたくさんありすぎ、素人には非常に分かりにくいのも困りものです。また、殺虫剤を使ってはみたものの、蜂に反撃されたらどうしよう、など悩みは尽きません。

しかし、一番効果がある殺虫剤を調べて、購入しておくだけでも安心感は増しますよね。使う出番がないことが一番良いのですが、使用方法を確認しておき、お子さんの手の届かない所に保管していただければ、もしもの時に使えます。

また、蜂の侵入を防ぐ方法として、網戸に殺虫剤を吹きかけるなど対策ができればより安心です。

今回は実際に私の部屋に蜂が入ってきた時に使って、効き目があった殺虫剤をシェアします。やはり買っておいてよかったです。ぜひ参考にしていただき、試してみてください!

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1 蜂駆除殺虫剤の選び方

蜂を駆除するものとして一番ポピュラーであり、手軽なのはスプレー型のものです。虫を近寄りにくくする成分が含まれており、蜂を寄せ付けない効果もありますので、蜂対策には一つの手段となりえます。

蜂の巣自体を作らせないようにする防御策としても有効です。
まずはスプレー型をおすすめします。

1-1 使用距離で選ぶ

蜂から少し離れたところからでも、薬剤を噴霧できるものとして、ジェットスプレー型のガンタイプのものがおすすめです。

ガンタイプのものだと、3m位の距離から噴霧することが可能なので、ご自身の安全を守りながら蜂も駆除できます。至近距離でなければ、使えないのであれば、対蜂ではいささか不安です。

蜂は興奮すれば、反撃をしてくる可能性もありますので、距離を取りつつ噴射できるガンタイプはおすすめです。

1-2 効き目で選ぶ

効き目で選ぶなら、「ピレストロイド系」成分が含まれているものがおすすめです。

ピレストロイドは、虫の口や皮膚から入り、神経に作用しマヒさせてしまいます。非常に効果の高いもので、人体にもほとんど影響のないものです。

また、蜂用殺虫剤は蜂のイラストや文字などで大変分かりやすいものになっています。それらの成分を見てみると、ピレストロイド系の成分が含まれていることが多いのです。

1-3 料金で選ぶ

安価に済ませたい、とお考えの方は「ゴキジェット」や「キンチョール」がおすすめです。

「ハチ用ではないのであまり効果がないのでは?」と思われるかもしれませんが、前述した「ピレスロイド系」の成分が含まれていますので、効果はあります。

どちらかといえば、生命力の高いゴキブリを対象としたゴキジェットの方が効果的だと思いますが、いずれにせよ薬剤の噴霧距離が短いので、蜂に刺される危険があり注意が必要です。

2 殺虫剤の正しい使用方法

まず、前述したように、蜂に対応した殺虫剤を選びます。そして一刻も早く駆除したいところですが、使用する場所にも気を配りましょう。

引火性の高い製品ですので、風通しの悪い場所で使用すると危険です。ハチが室内に入ってきたからといってビックリして使用される方がいますが、ガスコンロなどの火に引火する可能性もあるので注意してください。

殺虫剤を噴霧する時は、反撃されてはいけませんので、蜂からある程度距離をとります。2~3m距離を取ったら、蜂に向けて噴射、蜂の動きが止まってもしばらくは噴霧を続けましょう。

風向きを考えて使うとなお良いですね。噴霧し続けているとあっという間に使い切ってしまうので、予備を用意するなどしておきます。

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3 これは効果がある!最強の蜂用殺虫剤3選

私たちも使っていたことがあり、効果が高いと思った蜂用殺虫剤を3つ選んでみました。

3-1 『スズメバチマグナムジェットプロ』

『スズメバチマグナムジェットプロ』
スプレー型殺虫剤。

即効成分「モンフルオロトリン」が優れた即効性を発揮し、蜂の行動を抑えます。

3-2 『ハチノック』

『ハチノック』
プロの業者も使っているハチ・スズメバチ駆除、スプレー型殺虫剤です。

蜂専用の殺虫剤で、ピレスロイド系の殺虫成分が含まれており、アシナガバチ、スズメバチなど各種ハチに素早く効果があります。また、ハチの巣の駆除にも使えます。

3-3 『ハチ・アブ用ハンターZ PRO』

『ハチ・アブ用ハンターZ PRO』
スズメバチにも効くスプレー用殺虫剤。危険なスズメバチの動きを素早く止め、弱りながらも羽ばたいたり、毒針の出し入れ等危険な動きを封じ込めます。

4 代用として使える殺虫剤

代用として使える殺虫剤
身近にある殺虫剤で、代用になるものとしては『料金で選ぶ』のところでも紹介した「ゴキジェット」や「キンチョール」がおすすめです。蜂を倒すために作られた訳ではありませんが、「ピレスロイド系」の成分が含まれていますので効果はあります。

しかし結局は、いずれも所詮は代用品です。

効果は望めますが、蜂対応のものと比べると薄いため、連続して噴射し続けなければなりません。

まとめ

今回は蜂用の殺虫剤の話でしたが、いかがでしたか。選ぶ殺虫剤は、スプレー型で、蜂に反撃されないよう距離が離れても、噴射して届くものがいいです。

ピレスロイド系の成分が含まれているのが有効で、できればハチノックのような蜂用の殺虫剤をおすすめします。ちなみに、お子さんのいるご家庭では、殺虫剤の成分がお子さんに影響しないか気になるところですよね。

木酢液から木酢水を作り、ベランダに置いておくという手軽な予防方法もあります。木酢には虫よけの効果があり、また人体には無害ですので、こちらもあわせてお試してください。