ハッカ油で『ムカデ』が消える!赤ちゃんがいてもできる駆除法

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ハッカ油で『ムカデ』が消える!赤ちゃんがいてもできる駆除法

あなたは、『ハッカ油で家の中のムカデを全て撃退できる!』ということを知っていましたか?

殺虫剤とは違って、おうちに赤ちゃんがいる場合でも、思い切り使うことができる―――。
それが、ハッカ油を使ったムカデ撃退法です。

今回の記事では、筆者も成功した『ムカデ撃退に1番効くハッカ油スプレーの作り方』を皆さんにご伝授したいと思います。

私の家でも『適切な濃度のハッカ油スプレーをまく方法』を実践してから、あんなにたくさん出没していたムカデが、なんと一切出なくなったんです!

ここでは、まず最初に「ハッカ油がなぜムカデ防除に効果的なのか」をお話ししながら、『ハッカ油を使って駆除するべき状況』や、反対に『ハッカ油を使わない方が良いケース』についても言及していきます。

この記事を読んでいただくと、あなたはハッカ油スプレー1本で、部屋の中から完全にムカデを駆除することができるようになりますよ!

ハッカ油を使えない場合には、代用に『天然成分の駆除剤』を使う方法もご紹介していますので、ぜひとも最後までご覧ください。

そもそもハッカ油はムカデ防除に効くのか?

そもそもハッカ油はムカデ防除に効くのか?
「ハッカ油をまくとムカデが出なくなる」と言われていますが、これは紛れもない事実です。

これまでいろいろな駆除業者が、ムカデをはじめとする『害虫防除施工時』に、薬剤と同じようにハッカ油を用いてきました(下記参照)。

環境庁『平成 25 年度殺虫剤等に関する 使用実態等調査業務』
※環境庁『平成 25 年度殺虫剤等に関する 使用実態等調査業務』22ページより一部転載

私自身も、家でハッカ油をまいてから現在に至るまでの5年間、ムカデが一切出なくなりました。

ハッカ油がムカデ防除に効く理由

ハッカ油がムカデ防除に効く理由
ハッカ油がムカデ防除に効果的な理由は、ムカデがハッカ油の『スッ』とする刺激臭をとても嫌うからです。

ムカデはL-メントールが苦手

視覚が未発達で、嗅覚が発達しているムカデは、ハッカ油に含まれる『L-メントール』のツンとした匂いを嫌います。

L-メントールとは?
「ハッカ」「ミント」などに含まれている清涼感を出す元の成分です。

ちかかね皮膚科『L-メントール』より抜粋
https://goo.gl/sxyHxg

実は、ハッカ油に『ムカデを殺虫する効果』があるわけではありません。

ただ、ムカデは自分が嫌いな匂い(ハッカ油の香り)がする場所に寄りつかなくなります。

ハッカ油をまくことで“そもそもムカデが家に寄り付かなくなる”ため、私たちはムカデを殺して駆除する必要がなくなるんですね!

ちなみにムカデは、L-メントールだけの『成分単体』では、防除することができません。

ムカデを減らそう!と『ハッカ』だけをまいても、思うような忌避(きひ)※効果が得られない可能性が高いんです。

※忌避(きひ)…嫌って避けること

ですので、ハッカではなく必ず“ハッカ油”の方を購入してくださいね!

ムカデ以外の害虫対策にもなる

ハッカ油は、ムカデ以外の害虫(害獣)も防除してくれるんですよ!

ムカデ以外にも、ハッカの匂いを嫌う虫はたくさんいるんです。

ハッカ油を嫌う害虫(害獣)

  • ゴキブリ
  • ダニ
  • アリ
  • カメムシ
  • クモ
  • ゲジゲジ
  • ネズミ

ちなみに、ムカデは『ゴキブリ』を好んで食べます。ご存知でしたか?

つまり、あなたの家にゴキブリも出没している場合には、ムカデの“恰好のエサ”となって、ムカデの繁殖が助長される恐れがあるんです!

しかし、ハッカ油でゴキブリの出現や繁殖を防除できれば、ムカデの繁殖も進入も同時に防ぐことが可能となるんですね。

ハッカ油は、まさに『万能な天然殺虫剤』なんです!

ハッカ油を使用すべきパターン

ハッカ油を使用すべきパターン
ぜひともハッカ油を使っていただきたいのは“赤ちゃんがいるご家庭”や“皮膚の弱い方がいらっしゃるご家庭”です。

殺虫剤の中には、私たちが薬剤を吸い込んだり、皮膚に付着することで『中毒症状』や『皮膚炎』といった影響が及びうる製品もあるからです。

殺虫剤による中毒症状の一例

  • 頭痛
  • めまい
  • 冷や汗
  • 吐き気
  • 震え
  • 呼吸困難
  • 流涙    など

身体の発達が未熟な赤ちゃんがいるご家庭では、やはり殺虫剤を使わずにムカデを防除するのが望ましいです。

ただ、“以下のパターン”では一転して『ハッカ油の使用は厳禁!』となるので注意してくださいね!

ハッカ油を使用すべきではないパターン

ハッカ油を使用すべきではないのは、ご自宅に『ネコ』などの動物を飼っている”というパターンです。

ネコの肝臓には、人間の肝臓に備わっている『グルクロン酸』という解毒物質が存在しないため、精油成分が肝臓にたまって、中毒症状が引き起こされる恐れがあるからです。

グルクロン酸とは…

体内に入った有害物質を抱合して尿中に排出する解毒作用があり、主に肝臓で行われる。

コトバンク デジタル大辞泉『グルクロン酸』より抜粋
https://goo.gl/TFTrxQ

ハッカ油を肝臓で解毒・分解し、尿として体外に排出するには、グルクロン酸という物質が欠かせません。

グルクロン酸を持たないネコは、ハッカ油だけでなく、ヒノキ精油やラベンダー製油など種類に関係なく、どのような精油に対しても耐性がないんです。

ちなみに、ネコがハッカ油を吸い込んだり、舐めることで体内に入り込むと、肝臓に精油成分が蓄積して、肝機能障害が起こる可能性が高くなります。

※イヌではどうかというと、犬もまた『ハッカ油の成分を完全に解毒できる、十分な量のグルクロン酸』がある…と、科学的には解明されていません。
ハムスターや小鳥などの小動物に対する影響も未知数です。

基本的に、動物のいるご家庭ではハッカ油を使わないでムカデを駆除した方が安心ですね。
(ハッカ油を使わないムカデ駆除方法は、後ほど詳しく紹介します)

ハッカ油を使用したムカデ撃退法

ハッカ油を使用したムカデ撃退法
ハッカ油を使用したムカデ撃退法は『ハッカ油スプレー』を作ることから始めます。

ハッカ油スプレーの作り方は、とてもシンプルで簡単です。

以下で紹介する液体を、スプレーボトルに入れて混ぜ合わせるだけでできるんです。

ただし、混ぜる液体の順番を間違えると、ハッカ油が十分に混ざらず、ムカデ防除の効果が落ちてしまう恐れがあります。

ですから必ず、これからお話しする順序に従って、ハッカ油スプレーを作ってくださいね。

ハッカ油スプレーの作り方

ハッカ油スプレーを作るために、以下の製品を用意してください。

  • 無水エタノール(10ml)
  • ハッカ油(60滴)
  • 精製水(水でも可)90ml
  • スプレーボトル

まずは、スプレーボトルに無水エタノールを10ml入れて、その中にハッカ油を60滴たらします。

スプレーボトルを軽く振って、無水エタノールとハッカ油を混ぜたら、さらに精製水を90ml注いで優しくシェイクします。

これで、ハッカ油スプレーのできあがりです!
簡単ですよね?

『ハッカ油を60滴』が、ムカデ防除に効くポイントです。

人間にとっても、ハッカの清涼感・香りともに強く感じられますが、強めの香りがムカデ忌避に多大な効果を発揮するのです。

スプレー作成時の注意点

注意したいのは、1番最初に必ず『無水エタノール』をスプレーボトルに注ぎ入れる、という点です。

ハッカ油は、精製水の中では中和されないんです。

ところが一転、無水エタノールの中であれば、ハッカ油は見事に中和されます。

ですから必ず、無水エタノールを1番先にスプレーボトルに注いでくださいね!

ハッカ油スプレーの使い方(写真つき)

ハッカ油スプレーができあがったら、網戸やドア付近、排水口の隙間など、家の中の『ムカデが侵入してきそうな場所』へ、ふんだんに吹きかけてください。

ムカデがよく侵入する場所

  • 玄関
  • 窓のサッシ
  • 網戸
  • トイレ便器の根元のすき間
  • 洗濯機排水ホースの接着面にあるすき間
  • 流し台下の排水ホースと戸棚の接着面にあるすき間
  • 各部屋のドア下の床(すき間がある場合)

我が家でも、こんな風にハッカ油を吹きかけて、ムカデ防除に成功しています。

玄関ドアの下
玄関ドアの下

窓のサッシ
窓のサッシ

台所シンク下の排水管にできているすき間
台所シンク下の排水管にできているすき間

ドアの下のすき間
ドアの下のすき間

ちなみに、私は以下の製品でハッカ油スプレーを作っています。
(デスク背景が雑然としていてゴメンナサイ(;´∀`) )

ハッカ油スプレーの材料
無水エタノール … 1,500円程度
精製水 … 100円程度
ハッカ油 … 900円程度
スプレーボトル … 以前100円ショップで購入したものを毎回使用

天然成分(北見ハッカ通商)のハッカ油
食品や飲料にも使える天然成分(北見ハッカ通商)のハッカ油です

ハッカ油スプレーの出来上がり
出来上がりはこんな感じになります。
精製水とハッカ油が分離していたら、使用前に軽く振ってからスプレーしてください。

また、万が一ハッカ油の香りがあまりにもキツくて辛いようでしたら、自己判断ではありますが、精製水で濃度を調整して使いましょう。

購入方法とオススメのハッカ油

購入方法とオススメのハッカ油
ハッカ油は、ネットショップで簡単に手に入ります。

でも、検索するといろいろな製品がみつかる上に、どの製品が正しいのかわからず迷いますよね。

ハッカ油を選ぶときには、まず『天然成分のハッカ油』であるのか『合成成分のハッカ油』であるのか…の違いを見分けましょう!

『合成』と『天然』の違いで選ぶ!

ハッカ油を選ぶときは、『合成成分』か『天然成分』かの違いを理解することが大切です。

赤ちゃんがいるご家庭では、おもちゃにもスプレーがかかりうることを考慮して『天然成分のハッカ油』を選ぶのがオススメです。

※合成成分のハッカ油は、スプレーが私たちの身体に触れない場合であれば選んでOKです。

天然成分のハッカ油は、飲料や料理に使うことができますが、合成成分のハッカ油は口にすることができないんです!

天然成分のハッカ油でスプレーを作れば、万が一、赤ちゃんの口に成分が入り込んでも、体調に影響が及ぶ心配がありません。

私がいくつかの製品を使って1番使いやすかったのは、『北見ハッカ通商』の天然成分100%ハッカ油です。

北見ハッカ通商『ハッカ油』
『北見ハッカ通商』の天然成分100%ハッカ油
株式会社北見ハッカ通商
https://goo.gl/M3EgNh

もちろんこのハッカ油は、飲料や料理の風味付けとしても使うことができます。

ハッカの香りが濃く、なおかつ透き通っていて、今でも1番お気に入りのハッカ油として、我が家で活躍しています!

※夏の暑い日なんかは、ハッカ油を薄めた水におしぼりを浸して絞り、顔や首筋、腕などを拭いていますが、お肌がスッとして、香りで気持ちもスッキリ最高です。

北見ハッカ通商のハッカ油製品は、以下のネット通販サイトでも購入することができます。

Amazon.co.jp
https://goo.gl/sDVFaF

楽天市場
https://goo.gl/jfGVsu

一方で、天然成分のハッカ油とは反対に、薬局で売られている以下の合成成分ハッカ油は、飲料水や調味料として使うことができません。

健栄製薬『ハッカ油』
合成成分ハッカ油
ヨドバシカメラ
https://goo.gl/hrqXHX

このハッカ油は、皮膚や口に触れない・入らない場合であれば使って構いませんが、私的には、いずれの場合も天然成分のハッカ油がオススメです。

天然成分ハッカ油を選ぶときの注意点

『天然成分100%』と表記されていても、なかには『口にいれることができないハッカ油』もあるため注意が必要です!

商品説明をしっかりと読んだ上で『飲める』『食べれる』ハッカ油をチョイスしてくださいね。

『食用OK!』の見分け方

天然成分で、なおかつ食用OKなハッカ油の見分け方は、至ってシンプルです。

箱やビンの成分表記に「飲み込まないように注意してください!」といった“食べられませんよ表記”があるハッカ油は、飲料にも調理にも使うことができません。

反対に「この商品は飲料やお料理の風味づけにも使用することができます」などの“食べられますよ表記”があるものは、食用OKなハッカ油です。

ネットで購入する場合、商品説明の欄にも『(その)ハッカ油の使い方』が詳しく書かれていますので、調味料として使うことができるのかを事前に必ずチェックしましょう!

ハッカ油が使えない場合に抑えておきたいオススメの駆除方法

ハッカ油が使えない場合に抑えておきたいオススメの駆除方法
先ほどお話ししたように、ご自宅にネコや犬などの動物を飼っている場合には、ハッカ油を使ったムカデ対策はできなくなります。

ご自宅に動物を飼っている場合は、ハッカ油と同じく天然成分だけで作られている『逃げまんねん』という忌避剤と『凍殺ジェット』という“超冷気スプレー”を使って、ムカデ駆除に挑みましょう!

『逃げまんねん』とは?

『逃げまんねん』とは、動物や虫が嫌う『煙のニオイ』を、人の口に入っても害のない天然成分だけで再現した駆除剤です。

『逃げまんねん』
あっと解消本店『逃げまんねん』
あっと解消本店
https://goo.gl/EGDJpM

人工的に『山火事初期』の臭いを再現することで、動物や虫たちに「ここはアブナイ場所だ!」と本能的に悟らせ、再来を防除します。

開発者である田中章之さんは、逃げまんねんの効果や品質が評価され『東久邇宮記念賞』という名誉ある賞を受賞しています。

東久邇宮記念賞とは…

毎年4月18日の「発明の日」に東久邇宮記念会が授与している発明や産業などに関する賞。

はてなキーワード『東久邇宮記念賞』より抜粋
https://goo.gl/tueMjn

逃げまんねんを使うと、以下の害虫や害獣がおうちに寄り付かなくなります。

  • ムカデ
  • ゴキブリ
  • ナメクジ
  • ハチ
  • ブヨ
  • ヤマヒル
  • コウモリ
  • ヘビ
  • モグラ
  • タヌキ
  • イタチ
  • ネズミ   など

逃げまんねんの“1番効果的な使い方”

逃げまんねんの1番効果的な遣い方、それは『家の輪郭を沿うように点々とまく』という方法です。

家の周囲(地面が土や砂利の場合)に、2m間隔で点々と、逃げまんねんをたらしてください。

地面がコンクリートである場合は、食器を洗う際に使うスポンジに逃げまんねんをしみこませて、同じく2m間隔で家の周りに置きます。

あまりまきすぎると、家の中に煙臭いにおいが入り込んでくる恐れがありますので、必ず2m間隔で塗布・設置しましょう。

屋根裏や天井裏があるお家では、屋根裏・天井裏にも、逃げまんねんをしみこませたスポンジを2m間隔で設置してください。

これでムカデは逃げまんねんの臭いを嫌い、外から家の中に入り込んでこなくなります。

『凍殺ジェット』とは?

すでに家の中に入り込んでしまっているムカデは『凍殺ジェット』というスプレーを使って撃退します。

『凍殺ジェット』
フマキラー株式会社『凍殺ジェット』
フマキラー株式会社
https://goo.gl/sSSfYD

凍殺ジェットは、薬剤ではなく『-85℃の超冷気』で害虫を撃退する殺虫スプレーです。

人体に有害となりうる薬剤は配合されていないため、赤ちゃんがいるご家庭でも心おきなく噴射することができますよ!

凍殺ジェットで撃退したムカデは、ひばさみなどでつまんで(まだ生きている恐れもあるので慎重に!)バケツなどに入れ、外へ放り出してください。

逃げまんねんで外からの侵入をシャットアウトし、凍殺ジェットで、家の中にいるムカデを着実に駆除していけば、あなたのおうちにはいずれ、2度とムカデが現れなくなります。

まとめ

今回の記事では“ハッカ油がなぜムカデ駆除に効果的なのか”について、また『ハッカ油スプレーを使った駆除方法』と『ハッカ油以外の天然成分駆除剤を使う方法』などについてお話ししました。

  • ハッカ油を薄めてスプレーボトルに入れ、家の中に散布する
  • ハッカ油スプレーは、ムカデをはじめとする、ゴキブリ、蚊、クモなど多くの害虫防除に効く
  • 無水エタノール10ml、ハッカ油60滴、精製水90mlが、ムカデの防除に効果的なスプレー濃度
  • ネコや犬といった動物がいるご家庭では『逃げまんねん』という駆除剤と『凍殺ジェット』というスプレーでムカデを駆除する

我々の家に易々と入り込んでくる、ムカデ。

人間に好かれることはほとんどない虫ですが、彼らの体内にも、人間と同じ“命”が宿っています。

こちらで紹介したムカデ防除対策を早々に実践していただき、駆除する個体の数を最小限にとどめること―――。

それが、我々人間ができる『最善の弔(とむら)い』ではないでしょうか。

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