ねずみの侵入・ふん害に『すき間ふさぎ!』が1番効果的な理由

ねずみの侵入・ふん害に『すき間ふさぎ!』が1番効果的な理由

あなたは今、家の中に住み着いているねずみの“ふん害”に悩んではいませんか?

ねずみは家の中を素早く走り回り、ベランダや天井裏、玄関などさまざまな場所にふん(糞)を落として回ります。

家の中が不潔になっていくのは、とってもイヤですよね。

「ねずみを1匹残らず追い出し、ふん害を1日も早く解消したい!!」

と願ってる皆さんへ、これまで何度も“ねずみによるふん害”に直面し、解消に成功してきた筆者が“ねずみのふん害を0(ゼロ)にするすき間防除法”についてシェアします。

私はこれまで、自分でさまざまなねずみ防除対策を試してきました。

その中で、ねずみのふん害を解消するために1番効果的だったのが、以下の順序で防除策を講じるということでした。

【ステップ1】家の中にいるねずみを追い出す(捕獲する)
【ステップ2】家屋に生じているすき間を徹底的に防除する

こちらで紹介するすき間防除法を実践すると、あなたも、ご自宅で今起こっている“ねずみのふん害”をスッキリ解消することができますよ。

まずは、ねずみのふんの大きさや形状について解説し、ふんがたまることで起こりうる“被害”について、そして『ねずみを追い出す駆除法&すき間防除法』をお伝えします。

記事を読み終わると、皆さんは今後一切、ねずみのふん害に悩まずに済むようになります!

手間はかかりますが、駆除・防除の効果は随一ですのでご安心ください。

ぜひ、最後までじっくりご覧くださいね^^

『ふん』の特徴

ねずみのふんの大きさをお伝えするためには、家に入り込んでくる『ねずみの種類』についてもお伝えしておく必要があります。

ふんの大きさや形は『ねずみの種類』によって少しだけ変わってきます。

ねずみのふんの形状から「家の中にどんなねずみが住み着いているのか?」を把握することができたら、“そのねずみが好む環境”を排除したり、ポイントを絞って駆除することが可能となるんですよ。

さっそく、ねずみの種類と一緒にふんの大きさや形状について詳しく解説します。

大きさと形

ふん害を引き起こすねずみには、“家ネズミ”と呼ばれる『ドブネズミ』『ハツカネズミ』『クマネズミ』の3種類がいます。

『ドブネズミ』ふんの大きさ・形

ドブネズミは、頭胴長※が18.6~28.0mm、尾長が14.9~22.0mmほどある、身体の大きなねずみです。
※頭胴長…頭からお尻までの大きさ

ドブネズミ

画像:ドブネズミ(埼玉県オフィシャルWEBサイトより転載)
https://goo.gl/CT2fCy

ドブネズミのふんの大きさは、およそ5~20mmほど。

ふんの色は灰色がかったこげ茶色で、他の2種のねずみのものより“太いくまとまっている”のが特徴です。

ドブネズミのふん

画像:福島県保健福祉部食品生活衛生課『避難指示区域におけるネズミ対応マニュアル』より転載
https://goo.gl/RPEfPS

ちなみに皆さんは、ドブネズミが家の中の“どんな場所”に住み着くかご存知ですか?

ドブネズミは、『湿気』の多い場所を好んで巣を作ります。

屋外から中に通じるすき間を見つけて、そこから台所や床下といった『湿気が豊富な場所』に住み着いてしまうんですね。

『ハツカネズミ』ふんの大きさや形

ハツカネズミは、頭胴長が57~91mm、尾長が42~80mmほどの家ネズミです。

ハツカネズミ

画像:ハツカネズミ(Wikipediaより転載)
https://goo.gl/3y7Uij

ハツカネズミのふんの大きさは、だいたい4~7mmほど。

ハツカネズミのふんは、他の家ネズミに比べて小さく、まるで『米粒』のような形をしています。

ハツカネズミのふん

画像:福島県保健福祉部食品生活衛生課『避難指示区域におけるネズミ対応マニュアル』より転載
https://goo.gl/RPEfPS

ちなみに、ハツカネズミはドブネズミと違って、湿度の低い環境にも適応する、強い生命力があります。

ハツカネズミが特に好むのは、長い時間、身を守ることのできる『狭いすき間』。

夜行性であるため、薄暗い『天井裏』や『物置』といった場所に巣を作ることが多いです。

『クマネズミ』ふんの大きさと形

クマネズミは、頭胴長が14.6~24.0mm、尾長が15.0~26.0mmほどの、身体が黒い家ネズミです。

クマネズミ

画像:クマネズミ(Wikipediaより転載)
https://goo.gl/P8mwkK

ふんの大きさは、およそ7mmほど。

色はこげ茶色で、他のねずみのふんよりも“細長い”のが特徴です。

クマネズミのふん

画像:福島県保健福祉部食品生活衛生課『避難指示区域におけるネズミ対応マニュアル』より転載
https://goo.gl/RPEfPS

クマネズミは『高い場所』を好んで巣を作ります。

そのため、一般家屋では天井裏に住み着くことが多いです。

天井裏に、ねずみの巣に最適な『断熱材』が敷き詰められていれば、断熱材を寄せ集めて巣を作り、そこへたくさんのふんが溜まります。

匂い

ねずみのふんの匂いは、“酸っぱクサい”という表現がピッタリな代物(しろもの)。

部屋や天井裏にふんが溜まれば、私たちの家はどんどんとねずみの“ふんの匂い”に侵食されてしまうでしょう。

さらに悪いことに、ねずみは、ふんだけでなく『尿』も排泄します。

液体である尿は、木材や布に付着すれば、そこにしみこんで新たな匂いの原因(臭い、といった方が適切かもしれません)を作ります。

糞尿の被害が拡大しないうちに、1日でも早く駆除対策を実施したいものですね。

好んでふんをされる場所

ねずみは、巣の中にもっとも多くふんをします。

天井裏であれば、断熱材で作った巣に。
ドブネズミであれば、湿気の多い場所に作られた巣に、たくさんのふんがたまっていきます。

天井裏にあるふんは、高所適応力が高い、ハツカネズミかクマネズミのものである可能性が高いです。

ねずみは走り回っている最中にも糞尿を排泄します。

そのため、ふんが見つかった場所は“家ねずみの通り道”となっていることが多いんです。

※家の中の“ねずみのふんが多く見つかる場所”や“ねずみの身体の汚れが移って黒く変色している部分”を『ラットサイン』といいます。

ラットサイン

画像:ラットサイン(千葉市オフィシャルWEBサイトより転載)
https://goo.gl/6vB4sy

画像のように、黒く汚れている部分は“ねずみの巣”につながっていたり“ねずみの侵入経路”につながっていることがあります。

黒い変色が見つかったら、それがどこまで続いているかをチェックして、ねずみのすみかや出入り口を見つけ出しましょう。

病原菌がいっぱい!

雑食性が強いねずみのふんには、以下のような恐ろしい病原体が媒介しています。

  • ハンタウイルス
  • レプトスピラ菌
  • E型肝炎ウイルス
  • 鼠噛症(そこうしょう)スピリルム
  • チフス菌
  • サルモネラ菌

さらに、ねずみの体表には多くの場合『ダニ』や『ノミ』が寄生しており、これらの寄生虫が人間に寄生すると、以下のような病気が引き起こされる恐れがあります。

  • ペスト
  • ツツガムシ病

それぞれの菌に感染したり、病気にかかってしまった場合には、いったいどのような症状が現れるかをご紹介しますね。

いざというときに備えて、各病原菌の“感染(発症)の兆候”を把握し、体調に異変を感じたときには、すぐに医療機関を受診してくださいね。

1.ハンタウイルス

ハンタウイルスとは、感染すると『発熱』『頭痛』『嘔吐』『下痢』『筋肉痛』といった“ハンタウイルス肺症候群”と呼ばれる疾患が引き起こされる病原体です。

症状が急速に悪化すると『呼吸困難』に陥る可能性があり、適切な治療が受けられなかった場合、死に至ることもあります。

前駆症状として発熱と筋肉痛がみられる。次いで咳、急性に進行する呼吸困難が特徴的で、しばしば消化器症状及び頭痛を伴う。頻呼吸、頻拍の出現頻度が高い。半数に低血圧等を伴う。発熱・悪寒は1~4日続き、次いで進行性呼吸困難、酸素不飽和状態に陥る(肺水腫、肺浮腫による)。早い場合は発症後24時間以内の死亡も頻繁にみられる。肺水腫等の機序は心原性ではない。X線で肺中に広範な滲出液の貯留した特徴像が出る。致死率は40~50%である。

厚生労働省『ハンタウイルス肺症候群』より抜粋
https://goo.gl/MGSC2u

ハンタウイルスが、ネズミのふんから分離して空中に舞うと、私たちの口から体内に入り込み、上記症状が引き起こされます。

経口感染以外にも、ねずみに噛まれた際や、人間の身体がねずみの体表に直接・間接的に触れた際、その部分が目や鼻に触れて感染することもあります。

2.レプトスピラ菌

レプトスピラ菌とは、人間が感染すると“ワイル病”として『発熱』『頭痛』『悪寒』『筋肉痛』『腹痛』『結膜充血』といった症状が引き起こされる病原体です。

風邪に似た症状は軽度であり、悪化すると『黄疸』『出血』『腎障害』といった症状が起こり、適切な治療が遅れると死に至るケースもあります。

レプトスピラ症は、感冒様症状のみで軽快する軽症型から、黄疸、出血、腎障害を伴う重症型(ワイル病)まで多彩な症状を示します。潜伏期を経て、発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、腹痛、結膜充血などが生じ、発症後4~6日目頃に黄疸が出現したり、出血傾向も強まります。特異的な症状がないため初期診断は困難です。軽症型の予後は一般的に良好ですが、ワイル病では早期に適切な治療がなされない場合、死亡率は20~30%です。

厚生労働省 関西空港検疫所『レプトスピラ症』より抜粋
https://goo.gl/JExy4y

レプトスピラ菌には“潜伏期間”というものがあり、感染してから5~14日間ほど経過したのち、レプトスピラ症の症状が現れます。

早い段階で投薬処置を受ければ、症状は悪化せずに済みますので、気がついたらすぐに病院へ相談することが大切です。

3.E型肝炎ウイルス

E型肝炎ウイルスは、感染すると『発熱』『悪心』『腹痛』『黄疸』『肝機能障害』といった症状が引き起こされる“ウイルス性の急性肝炎”です。

急性肝炎になった場合、A型肝炎とよく似た症状で、黄疸(皮膚や目が黄色くなる)、発熱、食欲低下、腹痛がみられます。慢性化することはありませんが、重症度や致死率はA型肝炎より高く、劇症化することもあります。とくに妊娠後期の方がE型肝炎ウイルスに感染すると劇症化しやすく、致死率が20%にもなるといわれています。

厚生労働省 関西空港検疫所『E型肝炎』より抜粋
https://goo.gl/brSXqi

E型肝炎ウイルスは、体内に入り込んでから2~9週間(平均6週間)のうちに症状が現れ、急速に悪化することがあるため注意が必要です。

他の症状と同様、当てはまる症状が現れたときには、すぐに医療機関へ駆け込みましょう。

4.鼠噛症(そこうしょう)スピリルム

鼠噛症(そこうしょう)スピリルムとは、ネズミに噛まれることで感染する病原体で、以下のような多様な症状が引き起こされます。

  • 発熱
  • 頭痛
  • 嘔吐
  • 筋肉痛
  • 関節炎
  • 発疹

以下は『合併症』

  • 心内膜炎
  • 心膜炎
  • 耳下腺炎
  • 腱鞘炎
  • 肺炎
  • 肝炎
  • 腎炎
  • 髄膜炎

鼠噛症スピリルムに感染すると、インフルエンザのような症状が起こります。

発熱は、1週間間隔で治っては再発し、1~3か月ほど続いたのち、回復します。

症状 突然の悪寒、発熱、頭痛、嘔吐、筋肉痛などインフルエンザ様の症状で発症 する。1~3 日以内に丘疹が四肢、手掌、足底部に出現する。発疹は血斑あるいは膿疱を 呈するようになる。また、非対称の多発性関節炎を起こす。好中球増加をともなう。発 熱は回帰性を呈し、約 1 週間の間隔で 1~3 か月持続し、自然に軽減治癒する。咬傷部 は炎症を起こすが自然に治癒する。しかし再発も見られる。心内膜炎、心膜炎、耳下腺 炎、腱鞘炎などの合併症が報告されている。また、ほとんどすべての臓器での膿瘍形成、 肺炎、肝炎、腎炎、髄膜炎などを併発する場合がある。治療しない場合の死亡率は 13% とされている。

国立感染症研究所獣医科学部『鼠噛症』より抜粋
https://goo.gl/u5aVyd

ねずみによってもたらされる病原菌は、その多くに“発熱”を伴います。

なかでも鼠噛症スピリルムによる発熱は、発熱症状の持続期間が長いという特徴があります。

自然治癒することもありますが、重篤化すると死に至ることもあるため、侮ることはできません。

5.チフス菌

チフス菌とは“腸炎”を引き起こす病原菌で、『発熱』『徐脈(じょみゃく)※』バラの花のように見える『バラ疹(湿疹)』『倦怠感』『頭痛』『関節炎』『下痢』などの症状が起こります。

※徐脈(じょみゃく) … 脈が遅くなること

どんな症状ですか?
潜伏時間はチフス菌で3日~3か月(通常1~3週間)、パラチフスA菌で1~5週間(通常10~14日)で、38℃以上の高熱を伴って発症しますが、特徴的な症状がないため、診断が難しい場合も少なくありません。
 徐脈(脈が遅くなる)、バラ疹(バラの花の様に見える赤い斑)、脾腫(脾臓がはれる)などの症状を起こします。

東京都福祉保健所 食品衛生の窓『チフス菌、パラチフスA菌』より抜粋
https://goo.gl/1S3k5j

チフス菌には『チフス菌』と『パラチフスA菌』の2種類がいますが、どちらに感染しても同じような症状が現れます。

チフス菌による腸炎は、下痢よりも便秘症状が起こることの方が多いです。

どんな病気?
症状としては、摂氏39-40度の発熱、気分不快、頭痛、腹痛、嘔気、食欲不振、便秘ときに下痢、胸部のバラ色の発疹、脾臓腫大、肝臓腫大、などです。

横浜市衛生研究所『腸チフス・パラチフスについて』より抜粋
https://goo.gl/adhwJJ

チフス菌による腸炎は、多くのケースにおいて、抗菌薬の摂取と安静を保つことで快方へと向かいます。

ただし、まれに重篤化し死に至るケースもあるため、細心の注意が必要です。

6.サルモネラ菌

サルモネラ菌とは、食中毒症状を引き起こす病原体で、感染すると『発熱』や『腹痛』『嘔吐』『下痢』などの症状が現れます。

症状と経過
発熱、腹痛、嘔吐、下痢です。下痢には粘液,膿、血液が混じることがあります。
発熱は高いこともあり、あまりでないこともあります。
腹痛はかなり強いことが多く、下痢も非常に回数が多くなることがあります。
1週間ほどで、主要症状はとれ、次第に良くなります。

岡山県倉敷市 妹尾(せのお)小児科『サルモネラ腸炎』より抜粋
https://goo.gl/xMSfum

サルモネラ菌は、ねずみだけでなく犬や猫、にわとりなどのペットや家畜の身体にも保有されていることがある病原体。

動物からの感染だけでなく、生卵や牛・豚・鶏などの食肉を食べることで感染することもあります。

サルモネラ菌は、加熱すると死滅しますので、食中毒が起こりやすい夏の季節は特に、食品を十分に加熱した上で食することが大切です。

7.ペスト

ペストとは、ねずみに寄生する“ノミ”が持つ『ペスト菌』という病原菌によって起こる病気で、「腺ペスト」「敗血症型ペスト」「肺ペスト」という3種類の疾患に分類されます。

腺ペスト

腺ペストは、発症すると『リンパ節の腫脹』が起こるタイプのペストです。

ノミが噛みついた部位からすぐ近くのリンパ節へと移動し、リンパ流や血流に沿って全身へと移り、やがて敗血症を引き起こします。

敗血症型ペスト

敗血症型ペストは、全身無症状のままペスト菌が全身へと行き渡り『ショック症状』『昏睡』『紫斑』といった症状(敗血症)を引き起こすタイプのペストです。

手足に壊死が起こるケースもあります。

敗血症型ペストや腺ペストの進行中に、ペスト菌が肺へとたどり着けば『肺ペスト』が引き起こされます。

肺ペスト

肺ペストは、ペスト菌が肺に入り込むことで『発熱』『急激な呼吸困難』『肺炎の続発』『血痰』といった症状が現れるタイプのペストです。

呼吸器機能が急激に侵されることから、ペストの中でもっとも危険な症状であると考えられています。

8.ツツガムシ病

ツツガムシ病とは、ねずみの体表に寄生する“ダニ”が保有する病原菌『リケッチア』によってもたらされる病気で、感染すると『発熱』『発疹』といった症状が現れます。

2.人が感染した時の症状は
 発熱、発疹、ダニに刺された痕跡が主要な徴候です。特に刺された跡はその消失に2週間ほどかかりますので丁寧に探してみる事が大事です。

公益社団法人 千葉県獣医師会『ツツガムシ病』より抜粋
https://goo.gl/vWXoud

ダニの刺し口

画像:ダニの刺し口(国立感染研究所『ツツガムシ病とは』より転載)
https://goo.gl/36BTuw

発熱や発疹のほかに、上の写真のような“ダニの刺し口”が見つかれば、ツツガムシ病である可能性が高いため、すぐに病院を受診してください。

ねずみのふんは、まれに『布団』や『衣類の中』で見つかることもあります。

布団や衣類の中でねずみのふんが見つかった場合、その布に病原菌や寄生虫が付着してしまっている恐れがありますので、洗濯機でしっかりと洗浄してくださいね。

病原菌やダニ・ノミを除去する方法

今紹介した病原菌やダニ・ノミは『アルコール入りの消毒スプレー』を使ったり、『掃除機』や『布団乾燥機』を使うことで、感染や被害を予防することができます。

病原菌の消毒方法

病原菌の感染を防ぐためには、アルコール入り消毒スプレーを用意して、ねずみの通り道など気になる部分に吹きかけましょう。

アルコール入り消毒スプレーは、吹きかけた後拭き取る必要がない上に、家の中どこでも使用することができるため、大変便利です。

ちなみに、病原体の殺菌には『熱湯消毒』もかなり有効です。

“食器”や“赤ちゃんのおもちゃ”など、我々の口に入るものを消毒したい時は、熱湯につけて殺菌しましょう。

対象物を80℃の熱湯に10分間漬け込むと、雑菌は死滅するか、不活性化(作用しない状態)に陥り、感染を防ぐことができるんですよ。

ダニ・ノミの除去方法

ねずみのダニやノミによる感染被害を防ぐためには、以下の3点をこまめに行うことが大切です。

  • カーペットや畳の掃除機がけ
  • 身体を清潔に保つ
  • 布団を干す

何故なら、この3つの習慣を怠ると、ダニやノミが繁殖して人間に寄生するリスクが高まってしまうからです。

1.カーペットや畳の掃除機がけ

カーペットや畳の目地・毛の隙間は、ダニやノミの温床となりやすい場所。

毎日シッカリ掃除機がけを行えば、ダニやノミの繁殖や、人間が噛みつかれる被害を、最小限に抑えることができます。

掃除機をかければ、ねずみのふんも一緒に吸い取ることができますね!

2.身体を清潔に保つ

ダニやノミは、人間の頭皮や毛髪から落ちるフケやアカを好んで食べますので、身体を清潔に保つことも大切です。

衣服も、使用したものは毎回洗濯機で洗い、ダニやノミのエサとなる物質を徹底的に排除しましょう。

3.布団乾燥機を使用後に掃除機をかける

ダニやノミは布団の中にも入り込みますので、定期的に『布団乾燥機』を使って、寝具をクリーンな状態に保ちましょう。

ダニ・ノミは50℃以上の高熱に弱いため、布団乾燥機をかけると、ダニとノミを死滅させることができるんです!

ノミの死骸を除去するために、布団を日光にさらしたあとは、布団にも掃除機をかけるといいですね。

ペットがねずみのふんを食べてしまったらどうする?

犬や猫などのペットが、ねずみのふんを食べてしまった場合には、ペットの様子をしっかりと観察し、異変があればすぐに動物病院へ相談しましょう。

何故なら、ねずみのふんに含まれる病原菌が、ペットにも感染してしまう恐れがあるからです。

【犬が発症しうるねずみ由来の病気】
・犬レプトスピラ症…発熱、血便、嘔吐、食欲低下、尿毒症、黄疸などの症状
【猫が発症しうるねずみ由来の病気】
・トキソプラズマ症…下痢の(免疫力が低下していれば、発熱、黄疸、咳、呼吸困難などの症状が出ることもあります)
・エキノコックス…軟便の症状
・サナダムシ…下痢、食欲不振、体重減少などの症状

これらの病原菌は、ペットを介して人間に感染する恐れもあります。

ペットがねずみのふんに触れることのないように、掃除機がけは毎日欠かさず行った方がいいですね。

ねずみのふん害は『すき間防除』で一挙解決!

ねずみのふん害は、家屋に生じている『ほんの少しのすき間』を防除することで、一挙解決が可能となります。

すでに屋内にいるねずみについては、もちろん駆除しなくてはなりません。

しかし、家屋にすき間がなくなることで、新たなねずみが家の中に入り込んでくることはなくなり、ねずみの存在とふん害に怯える必要もなくなるんです!

すき間をふさぐことが大切な理由

ねずみ防除に“すき間をふさぐことが重要”である理由は、ねずみは、たった2~3㎝の小さなすき間さえあれば、簡単に家の中に入り込んでくるためです。

子供ねずみであれば、さらに小さな穴や隙間からシュルリと侵入してきます。

すき間をふさがなければ、ねずみ以外の生き物(害獣・害虫)が入り込んで新たな被害を引き起こす恐れもありますので、すき間防除は徹底して行いましょう。

ねずみを追い出す駆除法&すき間防除法

ではさっそく、家中のねずみを追い出し、すき間を防除する方法をご紹介します。

施工に少し手間はかかりますが、ねずみの数は着実に減っていきますし、新たな個体の侵入も確実に防ぐことができる駆除方法です。

ステップ1.屋根裏と床下で『くん煙剤(くんえんざい)』を焚く

ご自宅に屋根裏や床下があり、ねずみが住み着いている場合には、まず先に屋根裏と床下でねずみ用のくん煙剤(くんえんざい)※を焚きます。

※くん煙剤とは、ねずみなどの害獣・害虫が嫌う薬剤が“煙状”になって発せられる『家庭用駆除剤』です。

ねずみは、くん煙剤の匂いや煙を嫌い、多くの個体が家のすき間から外へと逃げていきます。

ちなみに、私がねずみ退治に使ったのは『ネズミ一発退場』というくん煙剤です。

ネズミ一発退場
ネズミ一発退場
https://goo.gl/AEGa3E
※クリックするとアース製薬の商品ページが別ページで開きます。

今までいろいろな製品を試してきましたが、その中で『ネズミ一発退場』が1番、ねずみを追い出す効果が強いと感じています。

『ネズミ一発退場』の使い方ですが、煙を散布し始めてから2時間以上薬剤を放置したあとで、薬剤の残骸を回収して完了です。

他のくん煙剤を使う場合も、使用方法をよく読んで把握した上で使用してくださいね。

ステップ2.家にできているすき間を徹底的にふさぐ

次に、ねずみの侵入経路となっているすき間を、徹底的にふさぎます。

侵入口のふさぎ方
床下通気口の格子が破損している場合は、ステンレス製の目の細かい格子や金網を取り付けます。
配管まわりの隙間には、台所用の金ダワシを詰めたり、パテや速乾性セメント(日曜大工店などで購入できる)を 充てんします。

渋谷区オフィシャルWEBサイト『ネズミの習性と防除法』より抜粋
https://goo.gl/8YtR5w

ポイント3 外からの侵入を防ぎましょう。
2cm程度の穴でも通り抜けることがあります。台所や洗面台,洗濯機などの配水管の床下部分,外壁のクーラー配管やガス配管導入部分に隙間がないか点検しましょう。
扉や窓は長時間,不用意に開けたままにしないようにしましょう。
網戸に破れた箇所があれば,補修しましょう。

京都市北区オフィシャルWEBサイト『ネズミによる被害を防ぎましょう!』より抜粋
https://goo.gl/kJhiZz

すき間をふさぐ際は“ねずみがかじりついて破壊できる素材”を使わないのが理想的です。
※網戸は例外です。

狭いすき間であれば『速乾性セメント』や『ステンレスたわし』で、広いすき間は『ねずみ防除用の金網』を詰め込んだり、張り付けるなどして、穴やすき間を完全にふさぎます。

お安く購入できる『速乾性セメント』と『ステンレスたわし』『ねずみ防除用の金網』もご紹介しておきますね。

『アサヒペン カップセメント 30分硬化速乾 グレー 200g』は、容量もお値段も手ごろな“本体価格337円(税込)”で購入できます。

「速乾性セメントを扱ったことがない!」という初心者の方にもオススメですよ。

アサヒペン カップセメント
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https://goo.gl/7WN1kT
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ステンレスたわしは、100円ショップでも売られていますが、ネットでもお安く手に入れることができるため、まとめ買いしたいときにオススメです(以下の商品は単価77円(税込)です)。

アイセン ステンレスたわし
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https://goo.gl/oUKAFh
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『ねずみ防除用の金網』は、使う分だけ小分けにして購入できる製品を選ぶと、余分なコストを削減することができて便利です。
(以下の商品は、90×100㎝で761円(税込)です)

亀甲金網 黒ビニール皮膜
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ねずみの侵入経路をふさいだら、家の中にいるねずみを捕獲するために『粘着テープ』や『ネズミ捕り器』を設置しましょう。

ステップ3.粘着テープorネズミ捕り器で捕獲

家の中にいるねずみは『粘着トラップ』や『ネズミ捕り器』といったワナを設置して、1匹ずつ着実に捕獲し、個体数を減らしていきます。

捕そかご(ネズミ捕り器)

画像:捕そかご(ネズミ捕り器)に捕獲されたねずみ(関西空港検疫所ホームページより転載)
https://goo.gl/n3c8vu

従来の『カゴ式のネズミ捕り器』は、ネットだと安いもので、500円前後の価格で売られていますので、それで結構です。

コンパル 角型ネズミ捕
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https://goo.gl/sXZVgN
※クリックするとamazonの商品ページが別ページで開きます。

インテリアが気になる方は、以下のような『スタイリッシュなネズミ捕り器』がおすすめです。

VENSMILE ネズミ捕獲器
VENSMILE ネズミ捕獲器
https://goo.gl/3TzyaN
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ちなみに、お住まいの市区町村によっては、市役所や区役所、役場で『ネズミ捕り器』を無料で貸し出してくれる場合もあります。

役場のネズミ捕り器

画像:横浜市西区オフィシャルWEBサイトより転載
https://goo.gl/YGfrZN

捕そかごを無料で貸してもらえるなら、粘着トラップを購入する費用を節約することができますね!

ちなみに、ご自宅にペットがいる場合、粘着トラップを設置すると、ペットが粘着トラップを踏んで張り付いてしまう被害が起こる恐れがあります。

犬や猫を飼っている方は、市役所や区役所に電話で確認し、ぜひとも捕そかごでねずみを捕獲してください。

粘着トラップや捕そかごに『チーズ』や『ハム』などのエサを置いておくと、ねずみは高確率でトラップにかかりますよ。

ここまでご紹介したねずみ駆除法は、皆さんにとって「簡単に実践できる!」とは感じられない方法かもしれません。

しかし、粘り強く実践すれば、ねずみのふん害を確実に解消することが可能となります。

他の害獣・害虫も基本は『すき間防除』

コウモリ、イタチ、ゴキブリなど、他の害獣・害虫を防除する際にも、基本的にもっとも重要なのは『家の中のすき間を徹底的に防除する』ということです。

我々人間の家をすみかに選ぶ生き物たちは、必ず家屋のどこかに空いている隙間を通じて、外部から入り込んできます。

家の中にいる個体を駆除することも大切ですが、再発を防ぐ上で『すき間防除』は欠かすことのできない駆除対策であると言えます。

忌避スプレーは必要ナシ!

「ねずみ駆除に役立つかも…」と、ねずみ用の忌避(きひ)※スプレーは購入しないでくださいね!

※忌避(きひ) … 嫌って避けること

ねずみ用の忌避スプレーは、ねずみを一時的にその場から追いやることしかできません。

薬剤の効果が表れる面積が狭いため、家の中にいるねずみを全て駆除しようと思っているときには、あまり役に立たないのです。

まとめ

今回の記事では、“ねずみのふん害を0(ゼロ)にするすき間防除法”についてお話ししました。

  • 家に住み着く“家ネズミ”は『ドブネズミ』『ハツカネズミ』『クマネズミ』の3種類
  • ドブネズミは『湿気』のある床下を好んで住み着くことが多い
  • ハツカネズミは、薄暗くて閉鎖的な『物置』や『屋根裏』を好んで住み着くことが多い
  • クマネズミは“高い場所”を好むため『天井裏』に住み着くことが多い
  • ねずみのふん害によって、人間やペットが病原菌に感染する恐れがあるため、毎日必ず掃除機がけをおこなうこと
  • アルコール入り消毒スプレーを使って、部屋の中を消毒する習慣を身に着けること
  • 身体や衣服は清潔に保ち、布団乾燥機でダニやノミを死滅させてから掃除機で死骸を吸い取り、寝具もクリーンな状態に保つこと

【ねずみを追い出し駆除する方法】

  1. 屋根裏や床下でバルサンを焚く
  2. 『速乾性セメント』『台所用の金ダワシ』『ねずみ防除用の金網』ですき間を徹底的に防除する
  3. まだ家の中に残っているねずみは、『粘着トラップ』や『捕そかご』に“チーズ”や“ハム”などネズミが好むエサを施して設置し、1匹ずつ捕獲する

そういえば、私の夫の母、つまり私の義母は、ねずみが大嫌いです。

私と夫がねずみを駆除する前まで、義母は我が家に上がり込むことすらできませんでした。

今でも、ただのゴミくずが落ちているだけなのに「ギャ~!!ねずみのフンだわ~!!」なんて大騒ぎするものだから、可愛そうと思いつつ、ついつい笑ってしまう次男夫婦です(苦笑)。

私の義母のように「ねずみが極端にコワい!!」という方は、駆除業者さんに駆除をお願いした方が、気がラクかもしれません。

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  • ワンシーズン保証付き!
  • 専門知識で駆除後のアドバイスが無料で受けられる。
  • 夜間、土日も迅速対応可能!

おおよその料金相場は以下の通りです。

100,000円~250,000円。

また、クジョカツを通じて行った作業には全て「賠償責任保証」を付けておりますので、作業中に「モノを破損させた」「怪我をしてしまった」などの事故が発生した場合、全て補償します。