シロアリ駆除の正しい時期と優良業者に安心して依頼するための判別法

シロアリ駆除の正しい時期と優良業者に安心して依頼するための判別法

「いま住んでいる家で、シロアリ被害を発見してしまった…」

自宅にシロアリ被害が見つかってしまったあなた。

早く何とかしたい!という不安や恐怖でいっぱいではないですか?

「今すぐ駆除したいけど、わからないことだらけ…」
「駆除するのに時期は関係ないのかな?」
「何度も駆除をして、費用がかさむのは嫌だ」

初めて体験するシロアリ被害に、気持ちは焦るけれど、一方で「お金もかかるし駆除に失敗はしたくない」という思いも強いはずです。

「蜂の駆除をお願いした時には、蜂駆除には最適な時期があると聞いた」
「駆除の時期を見誤って、失敗したくない」
「子供がアトピー持ちだから、何度も駆除することになって、薬剤の影響を受けるのは怖い」

害虫駆除と言えば、「対策に適したシーズンがある」というイメージを持つ人も多いはずです。

時期を間違い、「一度の駆除で終わらず何度も駆除を繰り返す」なんてことは、避けたいですよね。

また、アレルギー体質のご家族がいる場合は、殺虫剤の悪影響に強い心配を持たれているのではないでしょうか。

誰もが被害に遭う可能性があり、誰もが被害に遭わない可能性もあるシロアリ。

『今被害に遭っているあなた』も、『いつかに備えて知識として持っておきたいあなた』も、きっとこう感じているはずです。

「どうせ駆除してもらうなら、駆除効果がある最適な時期に駆除を行い、二度と困らないようにしたい」

最後まで読んでいただければ、『あなたの家のシロアリ被害に最も適した駆除の時期』がいつなのか、ご自宅の状況にあわせて、あなた自身ですぐに判断できるようになります。

僕は、害虫・害獣対策専門ライターとしての仕事柄、あらゆる害虫の駆除方法に精通しています。

親しい友人が、『シロアリ駆除業者』に勤めていますので、この記事も、友人の協力のもと、専門業者の経験と知識に裏付けられた正しい情報を根拠に執筆していますよ。

僕の地元は田舎で、親戚の多くが里山の近くに住んでいるため、シロアリ被害について、よく相談されるんです。

先日は、普段親族の集まりにあまり出てこない親戚から、こんな電話がかかってきました。

親戚「どうもシロアリの被害に遭っているみたいなんだ。お前、そういうのに詳しい仕事してるんだろう?」
僕「久しぶりだね。そうだね、相談には乗れると思うよ」

親戚「そうか。実は、家の和室の畳が腐ってると思ったら、シロアリだったみたいでな。俺は早くなんとかしたいんだが、妻がなかなか納得しないんだ」
僕「納得しない?なんで?」

親戚「次男が、最近になってようやくアトピーが落ち着いたもんだから、駆除に使う薬剤が良くないと聞いて躊躇ってるんだよ」
僕「なるほどね。でも、駆除しないわけにはいかないよ?」

親戚「ああ。それは妻もわかってる。それで、お前に電話したんだよ。駆除に失敗して何度も同じことの繰り返し、なんてのは避けたいんだ」
僕「つまり、失敗しないシロアリ駆除が知りたいのかな?」

親戚「そうなんだ!例えば、最適な時期がいつなのか、とかな」

そこで、僕はここで紹介することのすべてを親戚に伝えました。

親戚からは後日、「妻も納得して良い依頼ができた。今後のことも不安がなくなったし、助かったよ」と嬉しい電話をもらいました!

この記事では、まず『シロアリ被害』についての実例を紹介します。

そして、『シロアリ駆除に適した時期』について、詳しく解説します。

『薬剤の安全性』や『駆除方法ごとのメリット・デメリット』にも触れ、ご自宅の状況にあわせた選択ができる知識を提供します。

合わせて、駆除後や、まだ被害に遭っていない人にも向けた『予防策』についてもお伝えします。

今後シロアリの駆除に直面しても、知識不足による心労に悩まされることはありませんよ。

すぐに、自分で『駆除を行う最適な時期』が判断でき、ご自宅の状況に合わせて、迷うこと無く駆除業者に依頼できるようになります。

是非、最後までお読みくださいね。

1 日本に住む以上避けがたいシロアリ被害

近年も『シロアリ被害』に困っている人は後を絶たず、日本に住む以上避けがたい害虫であるのが、シロアリです。

『家屋の約半数を占める木造住宅』と、『湿気が多い気候』が、シロアリにとって『住みやすい環境』となっていることが原因です。

建築基準法では、木造住宅を新築する場合、シロアリ防除工事を行うことが、定められているほど、シロアリ被害は多発しています。

その被害は、年間約1,000億円にも登ると言われていますよ。

地震や台風に次いで、被害の大きな災害といっても過言ではありませんね。

1-1 シロアリ被害の代表的な3事例

シロアリが家屋に及ぼす被害として、『シロアリ被害の代表的な3つの事例』を紹介します。

被害報告件数が多い順に『原因』と合わせて解説しますので、シロアリ被害が非常に身近なものである事がわかります。

  1. 床下の侵食被害
  2. 玄関での侵食被害
  3. 和室・水回りでの侵食被害

詳しく紹介しますね。

(1)最も深刻な被害が多い「床下」

最も深刻な被害が多いのが、『床下の侵食被害』です。

シロアリは地面と隣接した木材部分から侵入するため、床下が『一番最初に』『一番長期間』被害を受けるからです。

国土交通省の補助事業として行われた『シロアリ被害実態調査』では、シロアリ被害が発生している家の84.3%で、『床下』に被害が見られたとされています。

(2)日本の家屋に特有な被害箇所である「玄関」

日本の家屋に特有な被害箇所であると考えられているのが、『玄関の侵食被害』です。

原因は、日本の建築構造の傾向として、地面と玄関の木材部分の距離が近いことに加えて、掃除や雨の日の帰宅など、『水気をはらみやすい』ことが挙げられます。

湿気を好むシロアリの格好の餌食となるため、あっという間に食害され、内部がスカスカになって、少しの衝撃でもボロボロと崩れ落ちてしまいます。

(3)発見がすなわち家の重篤な被害状態を意味する「和室・水回り」

発見することが、すなわち重篤な被害状態を意味するが、『和室・水回りの侵食被害』です。

侵入口となる床下や、地面からのアクセスが近い玄関を順に食害していくシロアリが、その後に手を出す箇所であることから、『危険サイン』となるのです。

シロアリは湿気を好むという性質を持つため、湿気を含みやすい和室の畳や、湿気てカビやすい風呂場やトイレなどの水回りは、床下・玄関についで、好んで侵攻していきます。

2 シロアリ駆除に適した時期は駆除方法で異なる

『シロアリ駆除』に適した時期は、『駆除方法』によって異なります。

現在シロアリの駆除には、『ベイト法』と『薬剤散布法』との2種類があるため、どちらを選ぶかによっては、『効果を発揮できる前提条件が変わってくる』からです。

シロアリは冬眠せず、365日活動しており、あなたのお家にシロアリが住み着いていれば、1年中被害が進行しています。

しかし、気温によって『活動が活溌になる時期』と、『活動が消極的になる時期』があります。

シロアリの活動量を利用した駆除方法を選択しても、不活発な時期に対策してしまうと、駆除に失敗する可能性もあるのです。

2-1 ベイト法に最適な時期は「4月~10月の間」

ベイト法での駆除に最適な時期は、『暖かい時期』で、具体的には4月~10月の間に効果を発揮します。

『ベイト=薬剤を含んだ毒エサ』を、働き蟻に、『巣の中まで持ち運ばせる』ことが、ベイト法の肝となるからです。

『ヤマトシロアリとイエシロアリは、4月~7月』、『カンザイシロアリは6月~10月末』が最適な時期となります。

餌を多く消費し、働き蟻が動き回る、活動が盛んな時期に、効率よくベイト薬剤を伝搬させなければならないんですね。

シロアリが活溌になる季節は要注意

シロアリの活動が活溌になる『春から夏』の季節の間は、要注意です。

4月~7月は、巣の中の個体の増殖がきっかけとなり、『羽アリ』が新たな巣を求めて、飛び立ちます。

梅雨ごろから、シロアリが好む『湿度』と『温度』が高くなるので、活動はピークになり、住居への被害の進行スピードまでも、早くなります。

11月から3月までの、寒い季節には、シロアリの活動は『消極的』になり、巣の中でジッとしているようになります。

4月~7月 6月~9月 10月~3月
シロアリの活動 徐々に動き出し、暖かい日には、『羽アリ』が飛び立つ 湿度・温度が上がり活動はピークになる 気温の低下とともに、活動は大人しくなり、気温が6度を下回るとほとんど動かない。

※カンザイシロアリは5月末~11月中旬で活動のピークと羽アリの群飛があります

冬のシロアリにも油断禁物

近年では、『冬』でもシロアリが活動していますので、油断は禁物です。

暖房器具の普及で、冬場も住空間に暖かさがあるので、『床下』やシロアリが『侵食している箇所』も当然暖められ、活動が弱まらないケースが増えているからです。

また、寒い室外と暖かい室内の『気温差』は、『結露』を発生させてしまい、シロアリが好む『湿った環境』を作り出すきっかけにもなっています。

2-2 薬剤散布法に最適な時期は「1年間いつでも」

薬剤散布法は、『駆除する時期を選ばない』ので、最適な時期は1年間いつでも、ということになります。

シロアリが『侵食した箇所』に、『直接』薬剤を『注入』もしくは『散布』するので、季節に関係なく効果を発揮します。

侵食した木材の中に、『巣』を作るシロアリにとっては、『巣の中』に直接毒薬が注入されることになります。

その為、冬に気温が下がり、巣の中でじっとしているシロアリも、しっかりと駆除することができるんです。

時期を選ばない薬剤散布法が最善といえない理由

「時期を選ばず駆除できるなら一番じゃないか」と思われるかもしれませんが、なぜ薬剤散布法がシロアリ駆除の最善手といえないのかには『理由』があります。

薬剤散布法では、使用する薬剤による安全面の問題が完全に解決されていないからです。

シロアリ駆除後に健康被害を訴える人がいるということは、実は意外と知られていないんです。

健康被害の報告は、悪質な業者に駆除を依頼したから、ではなく、優良な業者に駆除を依頼した場合にもあります。

また、施工金額も、薬剤散布法の方が坪単価で2,000円ほど高額になりますので、予算が低い場合は、デメリットの一つになります。

3 シロアリの駆除を確実・安全に行うための2つの着目点

シロアリの駆除を安全確実に行うには、『駆除に使う薬剤』と『早急な対応』の2つについて着目し、正しく理解しておく必要があります。

「お金がかかりそう」ということばかり独り歩きして、シロアリ被害では『駆除薬剤の危険性』や『被害スピードの速さ』への認識が置き去りにされているからです。

  1. 駆除業者の使う薬剤の影響を確認する
  2. 被害が深刻になる前に早く手を打つ

詳しく解説しますね。

3-1 駆除業者の使う薬剤の影響を確認する

駆除を確実に行う上では、『駆除業者が使う薬剤の影響を確認する』ことが先決です。

何も知らないまま、不安のために「とにかく早く駆除ができればそれでいい」というスタンスでいれば、あなたやご家族が「苦しい」思いをすることになりかねません。

駆除薬剤による健康被害は、駆除方法によって左右されます。

薬剤散布法に使われる薬剤は人への悪影響をゼロにできない

『薬剤散布法に使われる薬剤』の人への悪影響をゼロにはできていない、というのが現状です。

子供や、アレルギー、アトピー気質の方は、使用する薬剤によって、『喉の痛み』や『頭痛』『嘔吐』が引き起こされる可能性があり、人への毒性は確かに存在しています。

もちろん、人体への影響も視野に、研究・テストされ、『人体への影響が軽微なもの』が使用されますが、健康被害の報告は、今も上がっています。

深刻な被害状況で、「ベイト法のために、シロアリの活動期まで待っていたら、家が大変なことになってしまう」という場合は、次の点について検討してみてくださいね。

  • 一時的な仮住まい先を見つけ、しばらくは居住先を変える
  • かかりつけ医と相談のもと、薬剤の種類を詳細に決めていく

ベイト法に使われる薬剤は、人への悪影響は一切なく安全である

『ベイト法に使われる薬剤』は、人への悪影響は一切なく、安全であることが認められています。

有効成分である『ビストリフルロン』は、シロアリが生きる上で必要な『脱皮』を阻害する作用がありますが、脱皮をしない哺乳類には、一切影響が無いからです。

また、ビストリフルロンは、水に溶けたり、気化することも無いので、人間の身体に入ることは、ありえません。

もし万が一、子供の悪戯など、予期せぬきっかけで誤飲が起きたとしても、『体重と同じ量』のベイト剤を食べないかぎりは無害なので、安心できます。

3-2 被害が深刻になる前に早く手を打つ

駆除で安全を手に入れるためには、『被害が深刻になる前に早く手を打つ』ことが何よりも大切です。

被害の進行は非常に早い上、被害は家屋の基礎部分から始まるので、早い段階で対策することができなければ、家の倒壊を招くことになるんです。

放置したり、先延ばしにしたり、人任せにするのではなく、積極的な、適切で素早い決断が求められます。

「ちょっと床が軋むだけだし…」「まあ、そのうちやれば…」という根拠のない甘い考えが、家の寿命を縮め、家族の命を危険に晒してしまうんですね。

4 自分の1番の願望を事前に明確にすることで最善のプランを選べるようになる

シロアリ駆除では、自分の1番優先したい願望を事前に明確にしておくことで、最善のプランを選べるようになります。

すべてが叶えば万々歳ですが、「早く・安く・安全に滞りなく終えたい」という欲張りは、残念ながらシロアリ被害においては1度に実現は不可能です。

例えば、『薬剤の家族への安全面が確保されることが一番の希望』なのであれば、先にご説明した様に、薬剤の悪影響がゼロである、ベイト法を施工プランに決定すべきです。

しかし一方で、即効性がないという点には、妥協する必要があります。

薬剤の安全面以外での具体的なメリットとして次の3点について解説します。

  1. 駆除のスピードを重視
  2. 駆除の費用を重視
  3. 施工効果持続期間を重視

4-1 とにかく早く駆除してしまいたい

「とにかく早く駆除してしまいたい」なら、駆除のスピードを重視して、『即効性の期待できる薬剤散布法』を選びましょう。

薬剤散布法であれば、時期を問わず、すぐに施工に入れる上、薬剤散布後はすぐにシロアリの駆除ができますので、『最短』の完全駆除を実現可能です。

ベイト法では、完全駆除までには1~3ヵ月を要し、あなたの欲求を解決できません。

4-2 できる限り安く抑えたい

「できる限り安く抑えたい」なら、駆除の費用を重視し、『見積もりを取って相場料金で設定された総額が一番安い業者』を探しましょう。

シロアリ駆除では、『駆除以外』にかかる費用が必ずありますので、総額に着目することが重要です。

A社 違い B社
シロアリ駆除・防蟻代金●円 シロアリ駆除・防除代金▲円/
施工後の保証 無料 施工後の保証 無料
修繕費用●円 修繕費用▲円
総額●円 総額▲円

いくらA社の方が駆除費が安くても、総額をチェックせずにA社を選べば、最終的な総額で高額になってしまい、「できるだけ安く抑えたい」という欲求が叶わないことが、上の表からもわかりますね。

シロアリ駆除の相場料金については、「シロアリ駆除の料金相場と業者選びに知っておきたい5つの注意点」で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

「年間コスト」の計算も大切

駆除費用を重視する場合は、『年間コスト』を長期スパンで計算することも大切です。

シロアリ防除は一度で完結せず、家に住み続ける間はずっと付き合わなければいけない家のメンテナンスの一環です。

「今安くしたい」だけなら、最初に取った見積もりの総額を比べて、一番安い業者に依頼すればいいだけですが、「長い目で見て安くしたい」なら、施工方法に着目する必要があります。

ベイト法では、定期的なメンテナンス費用がかかりますが、薬剤散布法では、5年間保証があります。

ベイト法 薬剤散布法
最初の防除費 安い 高い
メンテナンス費 定期的に必要 0円
5年間の総額 メンテナンス費を含むと高額 メンテナンス費がないため最初の防除費のみ

このように、長期的に見ると、ベイト法の方が、費用が高額になることがわかります。

僕が調べたところでは、5年間の総額でみると、『約20万円』は金額の違いが出てくるようです。

この差は大きいので、「安さを重視したい」ならしっかり検討するべきです!

4-3 しばらくシロアリ被害で悩みたくない

「もうしばらくはシロアリ被害のことで悩みたくない」なら、『契約内容』に注意しましょう。

薬剤散布法を行う場合は『5年間保証』があり、ベイト法を行う場合は『定期管理契約』がありますが、それぞれ、効果の持続期間の違いから、契約の特性が異なります。

効果の持続期間とは、薬剤のシロアリ忌避の持続期間を指しますが、着目するのは、その違いによって異なる『次にあなたがシロアリ防除のための行動を起こすまでの猶予』です。

5年間保証では、薬剤効果持続期間切れを目安に契約更新となるため、『5年間』は家のシロアリ関係のメンテナンスは契約した業者に丸投げできます。

一方、ベイト法で施工後の『定期管理契約』は、『1年間ごと』の利用プランなど比較的短期間での契約が多い傾向にあります。

「なるべく長い間は、シロアリの心配から解放されたい」場合は、長期間の点検駆除をお任せできる契約を結ぶことが大切です。

5 2度シロアリ被害に遭わないための唯一で最善の方法は「予防策」を行うこと

2度シロアリ被害に遭わないための『唯一』で『最善』の方法は『予防策を行うこと』につきます。

プロに駆除をしてもらった場合でも、新たなシロアリ被害に遭わないように『備えて』『防蟻する』ことは必須です。

「駆除したんだからもう大丈夫じゃないの?」「お金もかかるし、しばらくは大丈夫なんじゃないの?」という気持ちは誰もが持たれるはずですよね。

しかし、シロアリという害虫の特質上、その考えに甘えるならば、再びシロアリにより家が大ダメージを受けるリスクをも、受け入れる必要がありますよ。

5-1 1度駆除しても2度と被害に遭わないわけではない

シロアリは、1度駆除しても、2度と被害に遭わないわけではありません。

巣ごとで『一つの集団』となっているシロアリは、一つの集団を駆除しても、また『別の集団』があなたの家にやってくれば、同じように被害が起きるのです。

シロアリは、いわゆる『イタチごっこ』が頻発する傾向にあり、駆除をしても次が来る、の繰り返しです。

ヤマトシロアリのような『遊牧タイプ』は、簡単に家を捨て、住み心地の良い住み家へと移りますよ。

1度シロアリ被害に遭ってしまったなら、それ自体がすでに『あなたの家が、シロアリ被害に遭いやすい環境である』ことを裏付けています。

そのイタチごっこの連鎖を断ち切るためには、あなたの家に次がやって来るのを拒むための『予防』をするほかありません。

5-2 予防策では業者利用に加えて自力対策も行うことが大切

予防策では、業者を利用して防蟻をお任せすることもできますが、加えて自力対策も行うことが大切です。

業者が行う防蟻は、『実害に対してのアプローチ』ですので、ご自宅の『シロアリ気質』を下げるというベクトルでは動いていません。

ご自宅のシロアリに好まれてしまう気質は、『自力予防策』を行うことで、十分に下げることができます。

是非、業者による防蟻と併用してチャレンジしてください。

  • 業者と契約して定期点検してもらう
  • 自力予防策で家環境を整える

詳しく解説しますね。

5-3 (1)業者と契約して定期点検してもらう

業者と定期点検の契約をすることで、『今シロアリ被害がないか』の検査と『新たなシロアリに備えた侵入口付近の忌避対策』をしてもらうことができます。

『予防』と『点検』を、経験豊富な駆除業者に丸投げすることができるので、非常に有益です。

仮に被害があっても、早期に発見してもらえるので、最小限の被害と費用に抑えられ、さらにはそのまま駆除まで依頼できるので便利です。

定期点検は、被害に遭った後に駆除後続けて依頼という形で契約もできますし、被害に遭ったことの無い段階で防蟻を行ってもらい契約、という形も取れます。

ベイト法の後の管理契約もオススメ

ベイト法での駆除後に『管理契約』を結んでしまうのもオススメです。

被害の早期発見を目的とした定期点検と異なり、管理契約は『シロアリがあなたの家に及ぶ前に手を打つ』ことを目的としています。

具体的には、ベイト剤を含まない『餌木』を、シロアリが発生しやすい場所に埋設し、『シロアリが来ていないか』を契約業者が定期的に点検してくれます。

あなたの家の『木材部分』よりも、シロアリが食いつき安い『餌木』を使用するので、あなたの家に被害が及ぶ前に、駆除することができます。

『餌木』にシロアリの痕跡を発見したら、ベイト剤を投入し、その都度駆除してくれますので、安心できますよ。

ただし、餌木を使った管理契約の多くは、ベイト法で駆除した後か、初めての防蟻の際に受けられる場合が多いです。

薬剤散布法では、5年間は駆除後忌避ができているので、餌木を使うことで、忌避とは逆の作用が働いてしまうんです。

5-4 (2)自力予防策で家環境を整える

自力予防策で家環境を整えることで、『プロの業者とは違う側面から、あなたの家をシロアリから守る』ことができます。

業者が行う予防策は、『家の外』に対して行われるものなので、あなたは家の『内側』から、家の根本的部分を変えていきましょう。

具体的に行う自力予防策は次の1つだけです。

  • 湿気を排除する

詳しく解説しますね。

湿気を排除する

シロアリの好む湿気を排除するために、『雨漏りや水漏れの箇所』を直しましょう。

使っていない部屋等の修繕はついつい先延ばしにしがちですが、湿った木材の放置は、シロアリの大好物をチラつかせて呼び寄せているようなものです。

湿った箇所があれば、羽アリが直接飛来し、そこを起点として巣を作り、被害が発生してしまうこともあります。

家のメンテナンスにもなりますので、雨漏り・水漏れの箇所は早めに修理しましょう。

また、お風呂やトイレの換気をこまめに行うことも、湿気排除のために意識してみてくださいね。

湿気を排除することで、カビを求めて家に現れるトビ虫の対策になりますよ。

カビとシロアリの関係性
カビとシロアリの関係性には、誤った認識を持つ人が多いのが現状です。
ダニやトビ虫といった害虫のように『カビを食料にする』のではなく、シロアリは『カビがあるような湿気ている場所』に姿を現すのです。
カビがあるからシロアリが来るのではなく、湿気があるからシロアリが来ているんですね。
どちらにしても、『カビがあれば湿気があることのサイン』になりますので、指標にするといいでしょう。

5-5 予防と駆除は裏表の存在であることを認識しておこう

予防と駆除は裏表の存在であることを、しっかり認識しておきましょう。

『駆除ではその後の予防策のことまで考えた選択』が、『予防ではその後の被害の早期発見・駆除のことまで考えた選択』が必要だからです。

あなたが予防段階にいたとしても、駆除の段階にいたとしても、その先を見据えた判断が、長く付き添い過ごす家財である『家』を守るために大切ですね。

駆除方法 薬剤散布法 ベイト法
薬剤の効果の違い 即効性 遅効性
最適な時期 時期を問わない 4月~遅くとも10月の間
駆除費用(初回) 高い 安い
駆除後メンテナンス費
(その後の予防に同意)
0円(5年間保証) 定期的に必要(管理契約)
5年間の総額 ベイト法より安い 薬剤散布法より高額
効果持続期間 約5年間
(5年ごとの更新)
管理契約が続く限り
(1年ごとの更新)
人体への影響 注意が必要 なし

まとめ

頭を抱えてしまうようなシロアリの被害に対して、『駆除に適した時期』を詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

シロアリ駆除には、駆除方法ごとに、最も効果を発揮する時期や、それぞれのメリット・デメリットがありました。

シロアリの駆除には、『薬剤散布法』と『ベイト法』の、2つの駆除方法があります。

『薬剤散布法』は、『時期を問わず』に駆除効果を発揮し、一度施工したあとには、『5年間効果が持続する』メリットあります。

しかし、デメリットとして、費用が『高額』で、使用する薬剤が『人体に悪影響を及ぼす可能性』があります。

『ベイト法』は、使用する薬剤が、『人体に一切影響がない』ということと、『管理契約を続けているうちは、再発の心配はいらない』というメリットがあります。

しかし、『春から夏』のみしか、駆除効果を発揮できず、メンテナンス費用まで加味すれば、『総額費用が高くついてしまう』というデメリットがあります。

この記事で説明してきたことを参考にして頂き、あなたが被害を発見した『時期』に、最も適した『駆除方法』を、あなたの『希望』に合わせて選ぶことができるように、願っております。

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また、クジョカツを通じて行った作業には全て「賠償責任保証」を付けておりますので、作業中に「モノを破損させた」「怪我をしてしまった」などの事故が発生した場合、全て補償します。