コウモリに軒下に大量のふんをされている…。軒下に毎晩コウモリが止まっているから怖い…。実は軒下という場所はコウモリにとって絶好の住処の一つです。
一度住み着いてしまうとコウモリは「素敵な寝床!」と感じるようになり、コウモリ一家全員が長く住み着く要因となってしまいます。のんびりしているとコウモリの「恐るべき繁殖力」で一気に完全なる住み家にされてしまいます。
そこで今回はなるべくお金をかけないで「軒下にコウモリに糞をされないために試しておきたい対策法3選」をご紹介します。
コウモリの被害に合う前にしっかり対策を行うことで、コウモリが完全にいなくなるようになります。ぜひ最後までお読みください。
1 住み着かれたら追い出すの一択
日本に生息しているコウモリすべては「鳥獣保護法」で守られているためコウモリが住み着いてしまったら、「追い出すこと」しかできません。
「鳥獣の保護及び狩猟の適正化を図り、もって生物の多様性の確保、生活環境の保全及び農林水産業の健全な発展に寄与することを通じて、自然環境の恵沢を享受できる国民生活の確保及び地域社会の健全な発展に資することを目的とする」
引用:https://goo.gl/NtqLB7
コウモリは1日に害虫を500匹以上害虫を食べてくれるので「生活環境の保全」となる益獣(えきじゅう)です。それで法律によってしっかりと守られているんですね。
「殺すことはもちろん、捕獲することも禁じられています」ので捕まえて外に捨てることもできません。「行政にばれないように捕まえてしまおう」なんて、間違っても考えないようにしてください。
2 住み着かれやすい家の5つの特徴
- 古い日本の家屋
- 隙間が多くある
- 温かくて人目のつかない場所がある
- 雨風をしのげる場所がある
- 食料になる虫がいる
- 天井裏や屋根裏に侵入しやすい
私たちが身近にみるコウモリは、「アブラコウモリ」という種類で体長はわずか5センチ程度、1センチの隙間があればどこでも侵入することができます。一度そこに住み着いたのなら、あなたが追い払わない限り、ずっと住み続けてしまいます。
3 自力でできる対策法3選
コウモリは業者ではなくても、自分でも追い出すことは可能です。ただし、ここにあげられていることを『ひとつだけ』やっても、『順番を変えても』効果はありませんので注意して下さい。
これからご紹介する3選『すべて』を『順番に』行うことが大きなポイントです。
(1)日中に対策グッズを使って追い出す
コウモリを追い出す時に特にオススメなのが『忌避スプレーを使って追い出すこと』です。
スプレータイプの忌避剤にはコウモリが嫌がるハッカの匂いがします。このスプレータイプの忌避剤を、コウモリがいる場所に振りかけましょう。
コウモリは臭いを嫌がり、スプレーをかけた瞬間に逃げていくでしょう。屋根裏にいても、通気口にこうもりがいても一発で逃げます。
ポイントは「日中、昼間」に行うこと。コウモリは夜行性の動物なので、夜スプレーをしても全ての個体がいない可能性があります。
スプレータイプの忌避剤の効果は4〜6時間です。その間に次の対策をしましょう。
(2)侵入経路を全てふさぐ
コウモリを全て追い出すことを確認した後に、コウモリの侵入経路となる隙間をガムテープなどですべて塞いでください。コウモリは屋根と壁の間にある小さな隙間など、1センチ程度でも空いていればどこでも侵入口とします。
万が一、夜にスプレーで追い出したと勘違いしていると、コウモリが屋根裏で眠っているときに侵入経路を防がれて外に出ることができなくなります。
(3)近寄られない家環境を整える
軒下は侵入経路を防ぐことが事実上不可能なので、コウモリが近寄らないように家環境を整える必要があります。
コウモリが近寄りやすい家環境だと、コウモリを屋根裏から追い出しても、軒下に戻ってきてしまいます。ではどうしたら、コウモリが「近寄りたくない!」と思ってくれるのでしょうか?
防虫対策をする
コウモリが軒下に住みたがるのは、「コウモリが餌とする虫がたくさんいる」からです。もし軒下の近くに、水の溜まった容器があるのなら、そこは蚊やボウフラなどが繁殖する場所となりますので、それを捨ててください。
また、軒下の周辺にゴミ箱などを置いているならそれを移動するか、虫が入ってこないようにフタを閉めて、きれいにしておきましょう。
光を反射するものを吊るす
光を反射するものを軒下につるすと、コウモリが出す音波を錯乱しますのでコウモリは嫌がって寄り付かなくなります。
コウモリは私たちのように目からの情報を頼りにしているのではなく、音波を使って移動していているためCD、DVD、アルミホイルなど『光を反射するもの』を設置しておけば近寄らなくなります。
ジェルタイプの忌避剤を吊るす
ジェルタイプの忌避剤は、コウモリがきらうシナモンのような臭いがしますので、コウモリが家に侵入を防ぎ、軒下から追い出します。
ジェルタイプの忌避剤は1年から2年あるため、しばらくの間コウモリの侵入を防ぐことができます。
3 自力駆除の限界を感じたら速やかにプロに駆除を依頼しましょう
コウモリは非常に繁殖力の強い生き物です。何とか安く済ませたい!と意気込んで時間がたちすぎると、今以上の被害が発生する可能性があります。
今以上の被害が発生する前に、「ちょっと難しいかも…。」と限界を感じたら、速やかにプロの業者に相談することをオススメします。
駆除を業者に依頼するメリット
コウモリ駆除を業者に依頼するメリットは、なんといってもその『豊富な経験』です。業者の方は「素人が予測できないようなケースを把握」しています。
そして、その経験を活かした調査から仕事が始まります。「軒下にコウモリがいる」という依頼がきても、軒下だけではなく、屋根裏や天井裏などコウモリが住み着きそうな場所全てを調査してくれます。
また家や軒下にあるコウモリの糞をすべて掃除し、殺菌してくれます。さらに再発予防として隙間をすべて防ぎ、仮にコウモリが戻ってきた場合、無料で対応する「保証期間」を設けてくれます。
ここまでのことを、素人がやるのはなかなか難しいですよね。コウモリ駆除を業者に依頼する場合、いわばその「経験を買っている」ということができるかもしれません。
まとめ
コウモリを軒下から追い出すためには『正しいやり方と順序』が必要です。正しいやり方と順序さえ間違わなければ素人でもコウモリを完全に追い出すことは可能なんです。
とはいえ、コウモリは様々な害虫を食べてくれる「益獣」でもあります。コウモリは、家に害虫が侵入しないように食べてくれていることもあるんですね。害を及ぼすだけの動物はいません。
どこかで必ず何かの役に立っています。
どうぞ皆さんもコウモリを追い出すとき、彼らの役目を少しだけ考えてあげてください。コウモリの役目を考えて、嫌な思いをして追い出すのではなく、感謝の気持ちで送り出してあげたいですね。
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