軒下にコウモリに糞をされないために試しておきたい対策法3選

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
軒下にコウモリに糞をされないために試しておきたい対策法3選

害虫(害獣)駆除専門のライターをしていると、いろいろな相談が筆者(鈴木)の下に舞い込んでくるものです。

先日も、30代前半男性Aさんから、「家にこうもりが来て困っている」という相談がありました。

Aさん:コウモリが軒下に毎夜とまっていて、朝になるとフンが下に散乱していて困っているんです。
鈴木さんがコウモリに詳しい、と友人から聞いたもので…
私:それは大変ですね。私でよければお力になりますよ。


Aさん:ありがとうございます。コウモリを追い払おうとして放水したり物を投げたりして追い払ったんですけど、すぐにかえってきてしまうんです。
私:こうもりがいるのは軒下だけですか?


Aさん:夜中に屋根裏で音がするのでたぶん屋根裏にもいると思います。妻に侵入口をふさいでくれ、と言われたのですが。

侵入できそうな隙間は結構高いので、仕事からかえった夕方や夜は暗いので危なくて作業できませんでした。

それでようやく日曜日の昼間に侵入口をガムテープでふさいだら、、、今度はコウモリを中に閉じ込めてしまったみたいなんです。
私:それではこうもりは大暴れでしょうね。


Aさん:そうなんです!夜になるとガサガサうるさいんです。

妻も精神的にかなりまいってきてしまいました。
コウモリを追い出してからもう一度侵入口を塞ぎたいんですが、コウモリがどうやったらでていくのかわかりません。

もし追い出すことができても、また戻ってきて軒下にとまられて糞をされては、妻がまたうるさく言ってきそうで…。

私:そうでしたか。Aさんの『やり方』は間違っていませんよ。でも『順番』を間違えたようですね。
Aさん:えっ! どういうことですか!?

コウモリの駆除は業者に頼むと安心です。

でも、たかがコウモリにお金はかけたくないので、なるべくお金をかけないで駆除できる方法を知りたいですよね。

そこで今回はなるべくお金をかけないで「軒下にコウモリに糞をされないために試しておきたい対策法3選」をご紹介します。

Aさんもここに書かれている対処法3選を実践して、コウモリを屋根裏からも軒下からも追い払い、以後戻ってくることがなくなったようです。

それで、この度の経験をぜひ多くの人に知ってもらいたいということで、この記事を書くことを了承してくれました。

Aさんと同じような悩みを持っている人がいましたら、ぜひ実践してみてください。

コウモリが住み着いてしまったら

コウモリが住み着いてしまったら
コウモリが住み着いてしまったら、「コウモリを追い出すこと」しかできません。
なぜなら、日本に生息しているコウモリすべては「鳥獣保護法」で守られているからです。

鳥獣保護法第一条にはその目的がかかれており、それは以下のように書かれています。

「鳥獣の保護及び狩猟の適正化を図り、もって生物の多様性の確保、生活環境の保全及び農林水産業の健全な発展に寄与することを通じて、自然環境の恵沢を享受できる国民生活の確保及び地域社会の健全な発展に資することを目的とする」

参考URL: 「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」第一条より
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H14/H14HO088.html

コウモリは害虫を食べてくれるので「生活環境の保全」となる益獣(えきじゅう)です。
それで法律によってしっかりと守られているんですね。

※コウモリは1日に害虫を500匹以上食べます。

このように「コウモリを殺すことはもちろんですが、捕獲することも禁じられています」ので捕まえて外に捨てることもできません。

「行政にばれないように捕まえてしまおう」
なんて、間違っても考えないようにしてください。

野生動物取扱上の注意

コウモリは野生動物ですので、『病原菌』を持っています。
絶対に触ってはいけません。

コウモリと接触することについて、国立感染症研究所人獣共通感染症室研究員の神山恒夫氏は、「国外では多くの人獣共通感染症がコウモリ由来ではないかと疑われている」ということに触れて、次のように忠告しています。

幸いこれまではコウモリが人間の健康に対して被害をもたらしたこと(はありません。)
日本では感染例が知られておらず比較的安全だと思われても、コウモリを捕獲したり素手でさわったり、あるいはペットとして飼育するなどの不要な接触は当然避けるべきでしょう。

引用元:海外法人医療基金「コウモリからうつる病気」より
http://www.jomf.or.jp/include/disp_text.html?type=n100&file=2000050103

コウモリは追い出してもまた元の住み家に戻ってくる、という習性があります。

それでコウモリが住み着いてしまったなら、
「コウモリを追い出してかえってこないようにする」
これが、あなたにとってもコウモリにとっても最善の、そして唯一の方法です。

ではコウモリはどんな家を好んで住もうとするのでしょうか?

コウモリの住み着きやすい家

コウモリは特に「古い日本の家屋」に住み着こうとします。

なぜなら古い家屋には隙間が多くあり、私たちが身近にみるコウモリは1センチ程度の隙間があればどこでも侵入することができるからです。

※「アブラコウモリ」という種類で、体長はわずか5センチ程度しかありません。

そして温かくて人目のつかない、雨風をしのぐことができる、天井裏や屋根裏を住み家とします。

また私の知人のように家の軒下は、ある程度雨風をしのぐことができる上、コウモリが大好物の虫がいっぱい集まっています。
コウモリは一度そこに住み着いたのなら、あなたが追い払わない限り、ずっと住み着いてしまうでしょう。

コウモリの及ぼす知られざる悪影響

コウモリは「血を吸う」とか「狂犬病に感染する」というイメージを持っている人がいるかもしれません。

しかし日本に生息するコウモリの中で血を吸う種類はいません。
※血吸いコウモリは主に南米に生息しています。

また日本ではコウモリによって狂犬病をうつされる心配もないようです。

厚生労働省「狂犬病 我が国における発生状況」
引用元:厚生労働省「狂犬病 我が国における発生状況」より
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/pdf/03.pdf

上記の図にあるように、日本は世界でも数少ない、『狂犬病洗浄地域』のひとつとして数えられています。

なので、コウモリから狂犬病をうつされる心配はしなくてもいいんですね。
コウモリの害で意外と深刻なのは『コウモリの糞』によるものです。

コウモリの糞害には、次のようなものがあります。

コウモリの糞に触れてしまう

コウモリの糞には、細菌や寄生虫がいっぱい繁殖しています。

コウモリの糞が軒下に落ちていると、赤ちゃんや愛犬が触ったり、食べてしまったりすることがあります。

乾燥した糞を吸い込んでしまう

コウモリの糞にはカビ菌が繁殖しています。

コウモリの糞が乾燥すると、カビ菌と共に皆さんの体内に入り込み、アレルギー症状を引き起こすことがあります。

悪臭がする

コウモリの糞はドブ臭くて酸っぱい臭いがします。

コウモリは1日に4回以上の糞をするので、あちこちから糞の臭いがただよってきます。

害虫を呼び寄せる

コウモリの糞はゴキブリやハエなど害虫を寄せ付けます。

これらの害虫が「サルモネラ」や「コレラ」などの菌を運んできます。

このようにコウモリの糞害は深刻です。

これだけでもコウモリを追い出す理由になりますが、コウモリが家に住んでいることがわかったのなら、『できるだけ早く』コウモリを追い出さなければなりません。

コウモリを放置してはいけない理由

日本に生息するコウモリが、人間や動物を襲ってくることはありません。
しかし人に直接害を及ぼさないからといって、コウモリを決して放置してはいけません。

「コウモリを見つけた時がコウモリによる被害が最小である」
と思った方がいいでしょう。

なぜならコウモリは「恐るべき繁殖力」をもっているからです。

コウモリは1回に3~4匹の子供を産み、産後3か月後にはまた新たな子供を産みます。

それで「数匹だから…」と油断してはいけません。
コウモリはすぐに増えます。

コウモリが増えると、それだけ糞の数も増えてきますのでコウモリの糞害も深刻になります。

また、 コウモリの糞が増えると害虫や菌がたくさんよってきますし、軒下の糞の掃除が大変になります。

たった1匹でもコウモリが住み着いてしまったなら、すぐに追い出すようにしましょう。

ではどうしたらコウモリを追い出して、防ぐことができるでしょうか。

自分でコウモリを防ぐ方法3選

自分でコウモリを防ぐ方法3選
コウモリ駆除は業者に頼むと一発で解決されますが、「なるべくお金をかけたくない…。」という方は、自分で追い出してみましょう。

コウモリは業者ではなくても、自分でも追い出すことは可能です。
自分でコウモリを防ぐ方法3選をご紹介します。

ただし、私の知人のようにここにあげられていることを『ひとつだけ』やっても、『順番を変えても』効果はありませんので注意して下さい。

これからご紹介する3選『すべて』を『順番に』行って下さい。

スプレーなどを使って追い出す

まず、コウモリを追い出す忌避剤(きひざい)を使いましょう。

※忌避剤(きひざい)=コウモリを追い出すための薬剤。

忌避剤の中には錠剤タイプ、ジェルタイプなどがありますが、一番使いやすくて即効性があるのが、スプレータイプです。

スプレータイプの忌避剤にはコウモリが嫌がるハッカの匂いがします。
このスプレータイプの忌避剤を、コウモリがいる場所に振りかけましょう。

コウモリは臭いを嫌がり、スプレーをかけた瞬間に逃げていくでしょう。
屋根裏にいても、通気口にこうもりがいても一発で逃げます。

スプレータイプの忌避剤の効果は4〜6時間です。
その間に次の対策をしましょう。

侵入経路をふさぐ

コウモリを全て追い出すことを確認したのなら、その後にコウモリの侵入経路となる隙間を、ガムテープなどですべて塞いでください。

コウモリは屋根と壁の間にある小さな隙間など、1センチ程度でも空いていればどこでも侵入口とします。

冒頭でAさんが、コウモリ対策として失敗していたのは次のことが原因です。

『コウモリを追い出す前に侵入経路をガムテープで防いでしまった』ということです。

そのうえ、『昼間に』侵入経路を防いでしまいました。
※コウモリは夜行生物ですので、昼間は自分の住み家で眠っています。

それでコウモリ屋根裏で眠っているときに侵入経路を防がれて、外に出ることができず、屋根裏を暴れまわっていました。

このままですと、コウモリはやがて死に、腐敗したコウモリがハエや雑菌を呼び寄せることでしょう。

コウモリが近寄らない家環境を整える

Aさんの家のように、コウモリは軒下も住み家にします。

軒下は侵入経路を防ぐことが事実上不可能なので、コウモリが近寄らないように家環境を整える必要があります。

コウモリが近寄りやすい家環境だと、コウモリを屋根裏から追い出しても、軒下に戻ってきてしまいます。

ではどうしたら、コウモリが「近寄りたくない!」と思ってくれるのでしょうか?

防虫対策をする

コウモリが軒下に住みたがるのは、「コウモリが餌とする虫がたくさんいる」からです。

もし軒下の近くに、水の溜まった容器があるのなら、そこは蚊やボウフラなどが繁殖する場所となりますので、それを捨ててください。

また、軒下の周辺にゴミ箱などを置いているならそれを移動するか、虫が入ってこないようにフタを閉めて、きれいにしておきましょう。

光を反射するものを吊るす

コウモリが嫌がるものの中にCD、DVD、アルミホイルなど『光を反射するもの』があります。

コウモリは私たちのように目からの情報を頼りにしているのではなく、音波を使って移動しています。

それで光を反射するものを軒下につるすと、コウモリが出す音波を錯乱しますのでコウモリは嫌がって寄り付かなくなります。

ジェルタイプの忌避剤を吊るす

ジェルタイプの忌避剤は、コウモリがきらうシナモンのような臭いがしますので、コウモリが家に侵入を防ぎ、軒下から追い出します。

ジェルタイプの忌避剤は1年から2年あるため、しばらくの間コウモリの侵入を防ぐことができます。

コウモリの駆除を依頼する

コウモリの駆除を依頼する
素人が自力でコウモリを追い出そうとしても、気づいてないところにコウモリがまだ潜んでいたり、浸入口が他にもあったりすることがあるかもしれません。

またコウモリに触れてしまったり、乾燥したコウモリの糞を吸い込んでしまって感染症になったりするなど、二次被害が起こる可能性もあります。

自分でコウモリを追い出すことが不安なら、プロの業者に頼んでみましょう。

ではコウモリ駆除を、業者に依頼するメリットとは何でしょうか?

コウモリ駆除を業者に依頼するメリット

コウモリ駆除を業者に依頼するメリットは、なんといってもその『豊富な経験』でしょう。

業者の方は、すでに何度もコウモリ駆除に成功しているはずですし、コウモリ駆除で生じ得る様々トラブルも知っています。

例えば私が取材した家の方は、
「コウモリを追い出して、完全に侵入口を防いでもう安心!」
と思ったら、エアコンの室外機からコウモリが入り込んでいた、というケースがありました。

コウモリ駆除業者は、「素人が予測できないようなケースを把握」しています。
そして、その経験を活かした調査から仕事が始まります。

「軒下にコウモリがいる」という依頼がきても、軒下だけではなく、屋根裏や天井裏などコウモリが住み着きそうな場所全てを調査してくれます。

また家や軒下にあるコウモリの糞をすべて掃除し、殺菌してくれます。
さらに再発予防として隙間をすべて防ぎ、仮にコウモリが戻ってきた場合、無料で対応する「保証期間」を設けてくれます。

ここまでのことを、素人がやるのはなかなか難しいですよね。

コウモリ駆除を業者に依頼する場合、いわばその「経験を買っている」ということができるかもしれません。

さて、コウモリ駆除を依頼するとき、害虫駆除業者の他に便利屋にも依頼することができます。

では、害虫駆除業者と便利屋はどちらが良いのでしょうか?

害虫駆除業者と便利屋

コウモリ駆除は、害虫駆除業者に依頼するのが無難です。
なぜなら害虫(害獣)駆除を専門としているので、コウモリ駆除の点で便利屋よりも経験もありますし、道具もそろっています。

便利屋の中には、コウモリ駆除の経験がないのに2つ返事で「駆除ができる」と言うことがありますし、「予想以上の高額な費用が請求される」というような、金銭トラブルが生じるケースもあります。

もちろん害虫駆除業者の技術レベルに引けを取らないほど、高い技術をもっている便利屋もあります。

いずれにしても、コウモリ駆除にかかる料金をあらかじめ知っておいて、しっかりと見積もりをとってもらうのは大切なことです。

コウモリ駆除にかかる料金

コウモリ駆除にかかる費用は家によって異なりますが、2階建ての一軒家と想定すると、費用は30,000円前後が相場になります。

コウモリ駆除業者や便利屋に依頼する際、「30,000円を目安」に探してみましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。
コウモリを軒下から追い出すためには『正しいやり方と順序』が必要です。

Aさんは私のアドバイスを参考にして、コウモリを軒下から追い出すことに成功しました。

しかし、コウモリが戻ってこないために「軒下の害虫対策をしなければならない」ということを聞いてふとあることに気づいたそうです。

「そういえば最近、軒下に虫が全然いない…」
そうです。

コウモリは、一生懸命Aさんの家に害虫が侵入しないように食べてくれていたのです。
害を及ぼすだけの動物はいません。

どこかで必ず何かの役に立っています。

どうぞ皆さんもコウモリを追い出すとき、彼らの役目を少しだけ考えてあげてください。
コウモリの役目を考えて、嫌な思いをして追い出すのではなく、感謝の気持ちで送り出してあげたいですね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

コウモリ専門スタッフがお悩み解決します

もし、あなたが

・糞の量がすごくて、毎日掃除しないと家が糞だらけになってしまう…。
・今すぐ駆除しないといけないのか知りたい!
・コウモリ忌避スプレーの効果が短期的で、しかも効いているのか怪しい…。
・よく分からないので、とりあえず教えてほしい!
・被害を最小限に抑えたい!
・見積書をチェックして欲しい!

どのような疑問にも全てお応えします。

クジョカツのサービスは全て「無料」です。
まずはメールにてお気軽にお問い合わせください。
※受付:24時間年中無休

ご相談はこちら

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

専門スタッフによる相談窓口
※2営業日以内に返信します。
専門スタッフの相談窓口
※2営業日以内に返信します。