ネズミ駆除に毒餌が有効な理由と失敗しない設置上での注意点

ネズミ駆除に毒餌が有効な理由と失敗しない設置上での注意点

ネズミを毒エサで駆除したいけれど、何だか扱い方が怖い…そんな風に悩まれる方は多くいらっしゃいます。実際のところ、毒餌を使った駆除は、自力でできる方法としてメジャーですが、毒餌に対する正しい知識がないまま使ってしまうと、様々な問題が起こってしまいます。

ですが、ネズミの習性を理解し、毒エサの正しい扱い方を知った上で駆除に利用すれば、使用してから後悔することも、扱いに不安を抱くことも一切なくなります。

そこで今回は、ネズミを毒餌で自力駆除するための、正しい使用方法と効果的な駆除のための手順を紹介します。

記事の通りに実践していただければ、自力でネズミを完全駆除し、清潔でリラックスできる我が家をスピーディーに取り戻すことが可能です。


1 毒餌での完全駆除は素人でも可能!

毒餌は、ネズミ対策において、世界的にも認められる有効な策です。

毒餌は『世界的』に駆除効果が立証されている

日本よりも早くからネズミ対策を図ってきた海外諸国では、ネズミを根絶するために、様々な方法にチャレンジしてきました。
その中でも、毒餌を始めとする殺鼠剤は、ネズミを駆除する効果が高いことが認められています。
その証拠に、外来生物対策の先進国であるニュージーランドでは、殺鼠剤を用いて、島からネズミを根絶した事例が『100例』以上もあります。
罠を使った方法よりもネズミに『警戒されにくい』ことが、海外で、ネズミの根絶に成功した事例のこんきょであるとすら報告されています。

ですが、ただ毒餌を設置するだけで上手く毒餌を食べさせなければ、全く効果はでません。

『警戒心が強い』『賢い』ネズミに毒餌を食べさせるためには、一工夫加えて、毒エサを食べざるを得ないよう仕向ける必要があります。

2つの習性を利用する

最も単純明快でかつ確実に工夫を成功に導きたいなら、ネズミの『食事』『ラットサイン』という2つの習性を利用しましょう。

この2つを利用するだけで、駆除の確実性も高まり、完全駆除までの時間短縮も可能となります。

必要最低限の費用でネズミの被害から解消されますよ。

(1)食事:食べ続けなければ餓死する本能を刺激

  • 餌を食べ続けないと3~4日で餓死する
  • 動き続けるためには、常に食事をしなければならない
  • 1日に、体重の1/4~1/3の量の食事が必要

こういった特性から、ネズミにとって『食事は死活問題』なんです。

この習性を利用して毒エサを食べさせるには、『家から毒餌以外の餌を排除する』のが非常に有効です!

どれだけ警戒心の強いネズミでも、他に餌を見つけられなければ、毒餌を食べるしかありません。

食品だけでなく、生ゴミ、ペットフード、花もネズミは食べるので、ネズミの餌となるものは全て片付けましょう。

(2)ラットサインから餌場を見つける

悲しいかな、ネズミは自分のよく通る道へ『ラットサイン』と呼ばれる痕跡を残します。

ラットサインとは?
  • 動きながら糞尿をする習性
  • かじった跡
  • 動き回ったときに付着した汚れ
  • 床や壁に体をこすりつけるように移動する習性

このようなことから、ネズミの通り道は、『汚れや油が付着して、黒く跡が残る』んです。

毒餌を適当に設置しても、警戒心の強いネズミは、なかなか食べませんし、餌場の近くに設置する方が早く口にしてもらえます。

ラットサインをたどれば、ネズミの餌場を特定することができますから、毒エサを最適な場所に仕掛けられるんですね。

行動範囲の把握は死骸処理にも役立つ
ラットサインから、ネズミの行動範囲を特定しておくことで、毒餌を効果的な位置に設置するためだけでなく、毒餌で死んだネズミの処理をするために、ネズミの死骸を探す手がかりにもなります。

2 買う前にチェック!毒エサの種類と最適な商品の選び方

毒餌には、『即効性』『遅効性』『中間型』3つの種類があり、それぞれで含まれている成分や効果の現れ方が違います。

種類とメリット・デメリット

毒餌の種類(主な成分) メリット・デメリット
即効性(リン化亜鉛) 【メリット】

  • 一口でも食べれば、ネズミに致死的なダメージを与える

【デメリット】

  • 毒餌を食べてからネズミが死ぬまでの時間が短いので、他のネズミに『警戒される』可能性が高い
  • 死骸が家の中に残りやすい
  • 大人の人間でも5g程度で致死量に達してしまう、非常に危険な薬物で子供やペットがいる家では扱いにくい
遅効性(ワルファリン) 【メリット】

  • 毒性が強くないので、安全面に優れている
  • 毒がネズミの体内に徐々に蓄積されてから死に至るので、ネズミの死骸が家の中に残りにくい
  • 毒成分が網膜に内出血を起こし、ネズミの視力を衰えさせ、ネズミは光を求めて外へ出ていく

【デメリット】

  • 一度食べただけでは、ネズミに致死的なダメージを与えることはできない
  • 一日でも食べない日があると『致死効果が半減』してしまうので、毒餌を食べ続けさせる工夫が必要
中間型(ジフェチアロール) 【メリット】

  • 即効性よりもネズミに警戒されにくく、遅効性のように毒餌を食べさせ続ける必要もない
  • 少量で効果を発揮するが、徐々にネズミを死に追いやるので、他のネズミに警戒されにくい

【デメリット】

  • 遅効性よりも安全性に欠ける

即効性毒餌が向いているケースとオススメ商品

即効性の毒餌が向いているのは、初期被害のケースです。

個体数が少ないうちであれば、他のネズミに警戒されやすいというデメリットも関係ありません。ネズミの被害を初めて見つけたときに、即効性毒餌で素早く対処すれば、ネズミが我が家に完全に住み着いてしまう前に、確実にネズミを駆除することができます。

おすすめの即効性毒餌商品

おすすめの即効性毒餌商品は、「スーパーラット・バスター」です。

 

オススメの理由

スーパーラット・バスターは、即効性タイプを初めて使うという人でも、使いやすい工夫がされています。

薬剤が袋に内包されているタイプなので、『直接毒餌を触れることなく、手軽に設置することができる』んです。

ネズミをおびきだす誘引剤も配合されているので、ネズミの食いつきも良いです。

遅効性毒餌が向いているケースとオススメ商品

遅効性の毒餌が向いているのは、小さい子供のいる家庭や、室内犬猫がいるケースです。

万が一子供やペットが、誤飲してしまったとしても、悪影響が出にくいので、安心して使えます。遅効性の毒餌は、連続して食べ続けない限り、中毒症状が出ることは基本的にありません。

また、効果が出るまでに時間がかかるので、中毒症状が出るまでに、適切な対処をとることができます。

おすすめの遅効性毒餌商品

おすすめの遅効性毒餌商品は、「強力デスモア」です。

 

オススメの理由

たくさんある毒餌商品の中でも、ネズミの食いつきは抜群です。

ネズミが好む特殊甘味用が配合されているので、『効果が出るまでネズミに毒餌を食べさせ続けることができる』んです。

粉末タイプだと、毒餌が飛び散って子供やペットの口に入る危険性がありますが、固形タイプなので、その心配もありません。

中間型毒餌が向いているケースとオススメ商品

中間型の毒餌が向いているのは、『スーパーラット』がいるケースです。

スーパーラットとは!?

スーパーラットは、毒に対する強い耐性を持って生まれてきたネズミのことです。
特に遅効性に含まれるワルファリンに強い抵抗性を持っています。

家ネズミの中でもクマネズミから生まれてくるケースが多いため、『ワルファリン抵抗性クマネズミ』とも呼ばれています。
一般的なクマネズミであれば、遅延性の毒餌を『一週間』食べ続ければ死にますが、スーパーラットは遅効性の毒餌を『1年以上』食べ続けても死ななかったという実験結果もあります。

遅効性の毒餌に対する強い耐性を持つスーパーラットでも、ジフェチアロールを含む『中間型のタイプであれば、少量を食べさせるだけで効力を発揮することができる』んです。

ただし、稀に中間型の毒餌に対しても耐性を持った個体が生まれることがあります。

もし、中間型で駆除することができないのであれば、より強力な毒性を持つ即効性のタイプを使用するか、毒餌以外での駆除方法(罠による捕獲、忌避剤による追い出し)を考える必要があります。

罠によるねずみ駆除方法については『一匹残らずネズミ駆除!罠設置がオススメな理由と効果的な設置方法』で詳しく紹介しているので、合わせてお読みください。

おすすめの中間型毒餌商品

おすすめの中間型毒餌商品は、「デスモアプロ」です。

 

 

同じアース製薬の遅効性タイプの製品と比べて、300倍の効果を発揮し、スーパーラットもしっかり駆除できます。

デスモアプロには、トレータイプと投げ込みタイプの2種類があり、場所によって使い分けることで、より効果的にネズミを駆除できます。

ホウ酸団子は駆除に不向き

ゴキブリ駆除に使われるホウ酸団子が、ネズミ駆除にも効果的だという情報をインターネット上で見かけますが、実際はホウ酸団子でネズミを駆除するのは難しいです。

ホウ酸団子に含まれる毒性は、『哺乳類には効きにくいから』です。

哺乳類には、ホウ酸を摂取しても、尿によってホウ酸を排出する働きがあるため、ホウ酸団子は体内に蓄積されないのです。

ネズミに対するホウ酸の致死量は、食塩と同程度の量だとする実験結果もあります。そのため、ホウ酸団子でネズミを死に追いやるためには、一度に大量のホウ酸団子を食べさせる必要があります。

現実的で効率的な駆除方法とはいえません。


3 完全にネズミをゼロに!毒餌を使った自力駆除方法

毒餌駆除は、4つのステップで進めます。4つのステップを確実に行うことで、自力でもネズミを『完全に駆除』することができます。

  1. 餌になるものは片付ける
  2. ラットサインから餌場を特定する
  3. 毒餌を餌場に設置する
  4. 根気よく続ける

ステップ(1)餌になるものは片付ける

まずは、『毒餌以外で餌になりそうなもの』をすべて片付けます。他に美味しそうな餌があれば、なかなか毒餌を食べません。

ネズミが毒餌を食べるしかない環境を整えましょう。

ポイント
  • 食品は外に置きっぱなしにしないで、冷蔵庫や瓶の容器にしまう
    (※ビニール袋やダンボールはかじって穴を開けられてしまいます。)
  • 生ゴミは蓋付きのゴミ箱に捨てる
  • ネズミの被害があるうちは、花はできるだけ飾らない
    (※仏壇などに花を飾る必要がある場合は、夜中の間だけでも片付ける)
  • ペットフードも容器にしまい、ペットの食べ残しをそのままにしない

ステップ(2)ラットサインから餌場を特定する

続いて、ラットサインを探し、そこから餌場を特定します。

ラットサイン
ラットサイン画像引用:千葉市公式HP

ラットサインを見つけるポイント

部屋の隅を丁寧に確認してみてください。
ネズミは、部屋の真ん中は通らず、『隅から隅へと』移動する特徴があります。
そのため、壁際や家具の隙間などにラットサインの黒い痕が残っているケースが多いです。

ステップ(3)毒餌を餌場に設置する

警戒心が強いので、安全な餌場以外ではなかなか餌を食べようとしません。特定した餌場に設置しましょう。

ポイント
  1. ネズミに食べられたものがあった場所や、台所周りなど餌場になりやすい場所に、複数の毒餌を設置する
  2. ラットサインから餌場を特定できている場合は、その場所に毒餌を設置する
  3. 餌場以外にも、『流し台の下の収納スペース』『キッチンの壁際』『冷蔵庫や食器棚の裏』を中心に設置する

ステップ(4)根気よく続ける

致死量に至るまで毒餌を食べさせるためには、『警戒心が解けるまで』根気よく続ける必要があります。

餌場に設置したとしても、すぐには毒餌を食べようとはしません。普段と違うことを敏感に察知し、ネズミはしばらく様子を見ようとします。

毒餌が置かれている環境に慣れるまで、数日から1週間ほどかかることもあるので、毒餌が減っていなくても、根気よく続けましょう。

天井裏には投げ込みタイプ

毒餌を天井裏に使う場合は、トレータイプよりも『投げ込みタイプ』が効果的です。毎日、天井裏がネズミの運動会状態という場合は、トレータイプを設置してもネズミが毒餌を食べてくれません。

ネズミは暴れている状態では、その場で餌を食べることはないからです。

ただし、ネズミには餌を巣に餌を貯える習性があるので、その場で食べなかったとしても、巣に持ち帰る可能性はあります。投げ込みタイプであれば、分包されているので、巣に持ち帰りやすく、餌場以外の場所に使用するのに向いています。

よくある疑問点と解決策

毒餌を食べている形跡があるのに、一向に効かない場合は、どうすれば良いのでしょうか?

毒餌が効かない場合は、使用する毒餌の種類を変えてみてください。

 

毒餌を食べている形跡があるのに、ネズミが死んでいる様子がない場合は、スーパーラットが家に侵入している可能性が高いです。それまで、遅効性の毒餌を使っていたのであれば、中間型の毒餌に変えると、スーパーラットでも駆除することができます。

 

もし、中間型の毒餌でも効かないという場合は、より強力な即効性の毒餌を使用するか、毒餌以外の方法(罠による捕獲、忌避剤による追い出し)を検討しましょう。

そもそも毒餌を食べている形跡がない場合はどうすれば良いのでしょうか?

毒餌を食べない場合の対処法は、安全な餌場だと認識させることです。

 

ネズミは、普段と様子が少しでも異なると警戒するので、いつもと違うものがあっても、なかなか食べようとはしません。

 

しかし、ネズミの警戒心を解いてしまえば、他の餌と同じように毒餌を食べだします。ネズミの警戒心を解くためには、毒餌を設置したい場所に、毒の入っていない普通の餌を容器に入れて置いておきます。


4 SOS!毒エサで困った時の対処法

とはいえプロではありませんし、困りごとはつきものですよね。毒エサ駆除で「どうしたらいいの!」と悩まれる最も多い2つのケースについて、対処法を紹介します。

  1. 気づかないうちにどこかでネズミの死体が腐敗してまった
  2. ペットが誤飲してしまった

万が一困ったら、落ち着いてお伝えする通りに対処してくださいね。

(1)気づかないうちにどこかでネズミの死体が腐敗してまった

もし、死体を見つけられずに放っておくと、強烈な腐敗臭や死体が引き寄せる新たな害虫害獣に悩まされることになります。

また、壁や天井に腐敗臭が染み付いてしまうと、最悪リフォームが必要になることもあります。

死骸を見つけて腐敗臭を消すための5ステップ

この5ステップを実践すれば、死骸を見つけ、安全にネズミの腐敗臭を消すことができます。

用意するもの
  1. 殺虫剤
  2. 消臭剤と消毒薬
  3. 手袋とマスク
  4. 使い捨ての作業服

ステップ(1)服装を整える

消臭作業に入るまえに、捨ててもよいもので、感染症リスクに対抗できる服装に着替えます。

  • 長袖長ズボン(秋服がベスト)
  • 手袋とマスク
  • 厚手のソックス
  • あれば眼鏡

病原菌やノミ、ダニなどの害虫が住み着いているだけでなく、腐敗が進んでいるとウジやハエが湧いている可能性もあります。
露出を減らすのがポイントです。

ステップ(2)ネズミの死体を探す

ネズミの死体は、駆除の時と同じように、ラットサインを手がかりにします。
ラットサインをたどることで、ネズミの通り道や巣を見つけ、死骸に行き着くことができます。
また、キツイにおいがすでに発生している場合は、その発生源付近を探すのが早いでしょう。

ステップ(3)殺虫剤を撒く

ネズミの死体を見つけたら、まずは死体の周りに殺虫剤を撒きましょう。
殺虫剤を撒くことで、ネズミに住み着いていたノミやダニの拡散を防ぐことができます。
殺虫剤は、市販の一般的なタイプであれば、蜂用・ゴキブリ用・ハエ用、どれでも構わないです。

ステップ(4) 死体を回収する

殺虫剤を十分に撒いたら、ネズミの死体を残さず回収しましょう。
臭いの発生源であるネズミを回収しない限りは、臭いを完全に消すことができません。
回収したネズミは、新聞紙などに包み、生ゴミとして『燃えるゴミ』で処分することができます。

ステップ(5)消臭剤を撒く

最後に、ネズミの死体があった場所『全体』に、準備した消臭剤やアルコール消臭薬を撒いていきます。
ネズミの腐敗臭が周りにも移っている可能性があるので、できるだけ広範囲を消臭していきます。

オススメの消臭剤は、清掃業者も使用している「安定化二酸化塩素」の消臭剤です。
次の商品は、ネットでも変える安定化二酸化塩素の消臭剤で、専用のスプレーも付いているので、部屋全体の消臭にもオススメです。

安定化二酸化塩素は、殺菌作用に優れており、腐敗臭のような強烈な臭いでもしっかり消臭してくれます。
すべて終わったら、身に付けていた衣服から軍手まですべてゴミとして袋に入れて捨てましょう。

(2)ペットが誤飲してしまった

もしもペットが毒餌を食べてしまったら、まずは落ちつき、すべきことをしましょう。ペットが毒餌を食べてしまう瞬間を目撃すると「大事なペットが死んでしまったらどうしよう!」と気が動転してしましますよね。

お気持ちはすごくわかるのですが、飼い主が慌ててしまっては、ペットの命が余計に危険にさらされてしまいます

もし、ペットが毒餌を食べてしまっても、焦らずに、次の対処法を試してください。

  1. 毒餌を吐き出させる
  2. 動物病院に連れて行く
  3. 殺鼠剤の成分を伝える
ステップ(1)毒餌を吐き出させる

ペットが毒餌を食べてしまったら、すぐに毒餌を吐き出させます。
犬猫の場合は次の手順です。

  1. ドラッグストアなどで簡単に手に入る3%溶液のオキシドールを体重1kgあたり1ml飲ませる
  2. 吐き出すまで最大3回続ける

毒餌の成分が『吸収される前』に吐き出させることができれば、中毒症状を回避することができます。
ただし、これは1時間以内にできなければ意味がありません。
ドラッグストアに行くよりも動物病院に連れていく方が早いと感じたら、ステップ2にうつりましょう。

ステップ(2)動物病院に連れて行く

早急に動物病院へ連れていきましょう。
毒餌による中毒症状の治療には、拮抗剤※や解毒剤が必要になり、場合によっては入院する必要があります。
※拮抗剤とは、毒の作用を中和するための薬剤のこと

どれだけ早く病院での処置を受けられるかで、毒餌による症状の出方が変わってきます。
ペットが毒餌を食べてから時間が経ってしまっている場合や、既に何らかの症状が出ている場合は、すぐに動物病院へ連れていきましょう。

ステップ(3)殺鼠剤の成分を伝える

病院に着いたら、獣医師か受付の動物看護士に、どんな『成分』の殺鼠剤だったか伝えてください。
殺鼠剤の種類によって、処置の仕方が変わってきます。

殺鼠剤の成分は、パッケージの裏面や説明書に記載されている『有効成分』の欄を確認してください。
適切な治療を受けるためには、より正しい情報が必要になるので、殺鼠剤の空箱や説明書が残っていれば、一緒に持っていきましょう。

毒餌による犬や猫への中毒症状

ネズミ用の毒餌を犬や猫が食べた場合、起こりうる中毒症状は、大きく3つに分けられます。

症状を知っておくと、誤飲に気付かなかったときも、「様子がおかしい…もしかして!」と早い処置に繋がります。

毒餌の種類 中毒症状
即効性 食べてから数時間以内に、明らかな体調の悪化が見られる。
嘔吐や昏睡状態、血便、血尿といった症状がでる。
遅効性 その日のうちには症状はでない。
中間型 毒餌を食べてから1~3日後に、内出血や出血が起こる。
(※体のどこから出血が起きるかは、動物によって違います)
野良猫駆除に使ってはいけない

ネズミ用の毒餌は、野良猫駆除にも効果的だという情報がネットに載っていることがあります。
ですが、野良猫に殺鼠剤を無闇に使ってはいけません。
野良猫はネズミと違い、愛護動物に指定されています。
愛護動物をみだりに殺したり、傷つけることは、動物愛護管理法によって罰則が設けられています。

愛護動物をみだりに殺し又は傷つけた場合は、2年以下の懲役又は200万円以下の罰金に処されます。
愛護動物をみだりに殺し又は傷つけた場合は、2年以下の懲役又は200万円以下の罰金に処されます。

引用:環境省 動物愛護管理法 

野良猫を殺す目的で殺鼠剤を使用した場合、その正当性が認められないと、罰則を受ける可能性があります。
ネズミの駆除目的以外では、決して使わないようにしましょう。

実際に、野良猫を虐待して、逮捕されたという事件も起きていますよ。


まとめ

毒餌を使ったネズミ駆除は、世界的にも効果が立証されている優れた方法です。罠による駆除よりも、警戒されにくいため、成功しやすいといえます。

駆除する時は、『毒餌以外の餌を全て片付ける』『毒餌を設置し、ネズミが警戒を解くまで待つ』『ネズミの死体を回収する』の順に行いましょう。

ただ、万が一にも、死骸がどこかで腐敗してしまったりペットが誤飲してしまう、といったリスクもあります。

困ったら、記事でお伝えした通りに対処してくださいね。

最後まで、今回の記事を読んでいただいた方であれば、既に正しい毒餌の使い方や、ウィークポイントのカバーの仕方まで理解していただけたと思います。毒餌は、正しい知識さえあれば、ネズミの駆除グッズの中でも、優れた効果を発揮してくれるので、ネズミの被害に悩んでいるという人は、ぜひ試してみてください。

この記事がネズミに悩むあなたの力になれば幸いです。

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