蜂の巣の作り方からわかる「蜂の巣を作らせない」予防法

蜂の巣の作り方からわかる「蜂の巣を作らせない」予防法

アパートで1人暮らしをしている私の友人の話です。ある日、一週間ぶりにたまった洗濯をしようとして、ベランダに出ました。たまった洗濯物も干せてすっきりと思っていたのもつかの間、ふと見上げてみると軒下に何やら突起物のようなものが。目を凝らして見てみると、蜂を発見、それが蜂の巣だとわかり、慌てました。

これはやはり駆除した方がいいよな、でももし駆除をしようとしてハチに刺されたらどうしよう、そんな不安を強く感じたようです。しかし放っておく訳にもいかない、もし放っておいて近所の人が刺されてしまっては、自分以上に大変なことになる。

そうして、友人は人に任せることに決めました。そして私たちのところに相談に来ました。

今回の記事では、ベランダに巣を作られてしまい怖くて何も出来なくなってしまったと不安を感じている人に向けて、蜂の巣作りから逆算して蜂の巣を作らせない方法をお伝えします。今回の記事を見ていただければ、友人のように蜂の巣を自宅に作られてしまった時、どのように対処すればいいのかがわかります。

最後までぜひお読みください。

1 なぜ蜂は巣を作るのか?

蜂が巣を作るのは、人間が家を作るのと似ているかもしれません。蜂も人間のように、雨風・外敵を防げる場所を作り、安心して子育てに励みたいのです。

よって、種や地域によっても違いますが、4~6月頃に冬眠から目覚めた女王蜂が繁殖のために巣作りをはじめるのです。

2 蜂の営巣本能

繁殖のため、蜂が巣を作るのは当たり前の行為なんですね。では、その蜂の巣について更に詳しく紹介します。

2-1 巣を作るのは女王のみ?

スズメバチは、最初、女王バチ一匹だけで巣を作りはじめます。その後、働きバチが生まれてくると、働きバチも巣作りに参加するようになります。
※ちなみに働きバチは「メス」です。

一方、ミツバチの場合、女王バチと働きバチは最初から一緒になって巣作りを行っていきます。

2-2 作りやすい場所

蜂は、巣の崩壊を招いてしまう可能性のある気象の変化や外敵の攻撃を避けることができる場所に巣を作ります。よって、住家の軒下、天井裏や庭先など人の生活圏に巣を作る場合も多く見られます。

あとは、野山の木の枝や土の中に巣を作ったりします。

2-3 巣を作り始める時期

巣を作りはじめる時期は、地域や蜂の種類によってまちまちですが、春先にかけて女王バチが活動をはじめますので、4~6月から巣作りが行われるようになります。

3 蜂の巣が完成するまでの流れ

次に蜂の巣が完成するまでの流れを紹介します。

3-1 巣作りのための偵察活動

ミツバチは、巣を作る前に、巣作りに最適な場所を探すよう偵察バチを送り込みます。偵察バチが持ち帰った情報を元に、巣作りの場所を定めます。

3-2 初期段階

スズメバチの場合、最初は女王バチ一匹で巣を作りはじめます。働きバチが生まれるまでの約一ヶ月半の間、一匹で黙々と作ります。

この間、一匹でテニスボールくらいの大きさの巣を作ります。ミツバチは、働きバチと一緒に最初から巣を作りはじめるか、去年の巣をそのまま使う場合もあります。

3-3 完成までの時期

蜂の種類によって、違いはありますが、作りはじめてから完成まで大体4ヵ月くらい要します。春から作りはじめ、完成するのは秋になります。

4 二度と蜂の巣を作らせない駆除+予防法

ベランダ等で蜂の巣を発見した場合、蜂の巣が小さいうちに駆除しましょう。

4-1 駆除前に抑えておきたい2つの注意点

安全に駆除するために「駆除する時間帯」「殺虫剤使用上の注意」この2点は必ず抑えておきましょう。

【注意点1】時間帯:日没22時以降に駆除する

日没後2~3時間後には、外出していた蜂も巣にほとんど戻り、また動きを止めるため、駆除する時間帯は日没後に行いましょう。
※日没後とは、16時以降くらい、万全を期すなら22時以降がベストです。

「洗濯物を干せないから!」といって、あせって昼間に蜂を駆除しようとすると、翌日になったら、巣に帰れなかった蜂が戻ってくる場合があるので注意してください。

【注意点2】殺虫剤を使用する際は「光がない所」で噴射する

日没以降に作業するとなると、懐中電灯などの明かりが必要になります。
ですが、蜂は光のある方に飛んでいくため、殺虫剤を噴射するときは光がない方がいいです。

※懐中電灯を使う場合は、認識されにくいといわれる赤色セロハンを貼った懐中電灯を使用しましょう。

4-2 自力駆除で失敗しないためのオススメの4ステップ

自力駆除5ステップ

ステップ1:日中に駆除スタート場所を決めておく

暗くなってから巣の位置を特定することが難しいため、明るいうちに、蜂の巣の位置を確認し、最初にスプレーを噴射する場所を決めておきましょう。
最初のスプレー噴射は、次の4条件を満たす場所から始めます。

  • 巣から3m離れた場所
  • スプレーを噴射した時に、直線状に巣をさえぎる障害物がない場所
  • 何かあってもすぐに避難できる開放的な場所
  • 巣が風下になる風上の場所

ステップ2:駆除作業スタート

22時以降に、作業をスタートします。蜂駆除の服装になり、

(1)赤いセロハンを貼った懐中電灯
(2)スプレー2本以上
(3)ホウキ
(4)ちりとり
(5)ゴミ袋

を取り出し、すべて持って事前に決めていた駆除スタート場所へ移動します。持ち運びしやすいように、袋やカゴに入れて片手で持てるようにしておきましょう。

赤いセロハンを貼った懐中電灯で巣を照らし、位置を確認したら、巣から3m離れた駆除スタート場所から、風が吹いていないタイミングを見計らって、スプレー缶1本を使い切るまで巣に噴射しましょう。

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駆除する時の注意点
  • 蜂はニオイに敏感です。柔軟剤などのかすかなニオイにも反応し襲ってくる可能性があります。
  • アシナガ蜂やミツバチでも刺す可能性はあります。十二分に注意しましょう。

ステップ3:少しずつ巣に近付いてとどめを刺す

スプレー缶1本を使い切ったら、2本目を取り出し利き手に構えます。もう片方の手であらかじめ一つにまとめた掃除道具や予備のスプレーを持って、一緒に移動します。2本目のスプレーを巣の穴の中に向かって噴射するイメージで吹きかけながら、巣から2mの距離まで近付いていきましょう。

巣への攻撃に気付いた蜂が単体で飛び出してきますので、飛び出した蜂にも適宜スプレーし、近寄られる前に殺虫してください。
2mの距離まで来て、巣から蜂が飛び出すことがなくなったら、一旦スプレーをストップしましょう。

ステップ4:駆除できたか確認し撤去と掃除

スプレーを利き手とは逆で持ち、利き手にはホウキを持ちます。巣をホウキで突き、巣からスズメ蜂が出てこないことを確認しましょう。
出てこないようであれば、そのままホウキでスズメ蜂の巣を落として撤去します。

落とした巣に向かって念のためスプレーをし、周囲に飛び回る蜂がいないことも確認できたら、片付けます。
ゴミ袋の口を広げたら、ホウキで掃いてちりとりに入れ、巣とスズメ蜂の死骸をちりとりからゴミ袋へ移します。
死骸の場合でも、針が刺さる危険性があるので、必ずホウキとちりとりで行いましょう。

袋に入れ終わったら素早く口を縛り、外置きのゴミ箱へ入れます。可燃ごみで出せますので、地区の可燃ごみ収集最短日で出しましょう。

5 やっぱりプロが確実!業者に依頼するメリット

「安全性」と「確実性」を重視するなら、プロの駆除業者に依頼するのが一番です。もちろん、自力駆除や便利屋依頼より料金はかかりますが、「お金に換えられない価値」が得られるんです。

(1)全部おまかせで安全

何といっても、一切の手伝いが不要、というのは嬉しいですよね。自力駆除しようと思うと、服装の準備から駆除用品の用意、いつ駆除するのか計画を立て、早朝や夜遅くに作業…と、あなたが思っている以上に面倒なことが山のようにあります。

プロにお任せしてしまえば、電話1本で見積もりから駆除まで済んでしまうのですから、手間もなく楽チンですね!

(2)駆除後の保証アリで安心

優良業者で、アフター保証をつけない業者はいません。

蜂には、巣があった場所に戻ってくる習性があり、駆除時に殺虫し損ねて逃がした蜂が、再び戻って巣を作る可能性があります。また、あなたの家が蜂にとって巣作りにあまりに適した条件が揃っていると、駆除したのとは別の蜂が、新たに巣作りを始めかねません。

優良な駆除業者は、こういった蜂の習性を正しく理解しているうえに、駆除作業はその後作らせない予防策も込みで1セットと認識していますので、1シーズン中は蜂の被害再発に対して無料駆除をしてくれる保証を用意していますよ。

まとめ

蜂も安全に繁殖するために、巣を住家等の安全な場所に作ってしまうのです。巣は、主に春先に女王バチ一匹で作りはじめますが、働きバチが生まれると共同で作りはじめ、秋には概ね完成します。

蜂の巣を駆除する場合、春から女王バチ一が動きはじめ、働きバチが生まれる1ヵ月半の間に駆除してしまいましょう。駆除した後は、巣のあった場所に殺虫剤をしっかりまき、木酢液を置いたり、クレオソートを大量に塗っておきましょう。

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また、クジョカツを通じて行った作業には全て「賠償責任保証」を付けておりますので、作業中に「モノを破損させた」「怪我をしてしまった」などの事故が発生した場合、全て補償します。