大家・管理会社(業者)の対応は?蜂駆除の『責任』と『料金』

大家・管理会社(業者)の対応は?蜂駆除の『責任』と『料金』

あなたは、窓を開けたときや、マンションの出入り口を通るときに、蜂が飛んでいるのを見かけたことがありませんか?

1匹ではなく、複数の蜂がブンブンと飛び交っている場合は、マンション周辺やあなたの生活スペースに、蜂が巣を作ってしまっている可能性が高いため、注意しなくてはなりません。

ご家庭に小さなお子さんがいらっしゃる場合には、早いうちに駆除してもらった方が安全でしょう。

気温が高くなると、私たちは肌を露出する機会も、自室の窓を開けて室内の空気を換気する機会も増えるため、蜂に刺されてしまう可能性が高くなるからです。

小さなお子さんは、まだ“蜂に対して危険を察知する力”が養われていませんので、近くに蜂の巣があれば、なおさら危険です。

しかし、蜂を業者に駆除してもらうと、必ず『料金』が発生します。

あなたは、蜂の巣駆除を業者に依頼した場合に、いくらの料金がかかるかをご存知ですか?

また、私たちは毎月、大家さんや管理会社へ「家賃」を支払って、マンションやアパートに住んでいますよね。

皆さんの中には「建物を管理する人物にも駆除料金を支払ってもらえないのか?」と疑問を抱く方もいらっしゃるのではないかと思います。筆者もその1人でしたから。

あなたは、住人が蜂の巣被害に遭ったとき、マンションやアパートの大家さん、管理業者が巣の駆除にかかる料金を負担してくれると思いますか?

今回の記事では、「蜂の巣を駆除したいが、料金がいくらかかるのか、そして、自分が支払うべきなのかがわからず困っている」というあなたへ、“蜂駆除にかかる料金”や、“料金を支払う責任が誰にあるのか”についてお伝えします。

この記事を読んでいただくと、あなた自身と大家さん・管理会社の責任について理解、そして納得した上で、蜂を駆除することができるようになります。

『自力で駆除できる蜂の巣の特徴』や、『業者駆除の流れ』についてもお話ししますので、ぜひとも最後までご覧ください。

1 蜂の巣駆除の料金は誰が支払う?

持ち家ではなく賃貸物件にお住いの場合は、『住人』と『大家・管理会社』どちらが駆除を行うかという点において、双方の間で揉め事が起こることも少なくありません。

蜂の巣駆除に関するトラブルは、なぜ起こるのか?

蜂の巣が『誰の所有物であるとみなされるか』という点と、『蜂の巣駆除を行う責任の所在』が、状況によって変化するからです。

1-1 占有部分の場合

アパートやマンションのベランダに作られた蜂の巣は、“専有部分にある所有物”として、その部屋に住まう住人に『駆除の責任』が問われるケースが多いです。

つまり『多くの場合』において、私たちが自力で巣を駆除するか、もしくは実費で駆除業者に依頼する結果となります。

『多くの場合』と書いたのは、必ずしも『すべての場合』に当てはまるとは言いきれないからなんです。

大家さんや管理会社によっては、親切な方や企業であると、蜂の巣駆除を実施してくれるケースもあります。

1-2 共有部分の場合

アパートやマンション内の通路、出入り口付近、庭といった『住民が共有するスペース』にある蜂の巣は、その建物の所有者や管理者、つまり、大家さんや管理会社に駆除の責任が問われます。

ベランダは、大家さんや管理会社が住人の方に対して“占有を許可している共有部分”と見なされるのに対し、純粋な共有部分については、持ち主や管理人が管理しなくてはならないんです。

共有部分にある蜂の巣は、大家さんや管理会社へ速やかに駆除をお願いしましょう。

1-3 『管理費』『共有費』を支払っている場合

ところで、あなたは毎月、家賃とは別に『管理費』や『共益費』を支払ってはいませんか?

管理費や共有費を家賃と一緒に支払っている場合には、大家さんや管理会社が蜂の巣を駆除しなくてはなりません。

管理費や共益費とは、賃貸人(ちんたいにん)である大家さんや管理会社が、アパートやマンションを管理するために、賃借人から徴収している費用のこと。

蜂の巣ができたというような“肝心なとき”に、大家さんや管理会社は、住人から徴収していた管理費や共益費を以って、問題解決に当たらなくてはならないんです。

ちなみに、民法の第606条1項、『賃貸物の修繕等』の部分には、以下のような規定があります。

民法第606条1項
「賃貸人は、賃貸物の使用及び収益に必要な修繕をする義務を負う。」

つまり、大家さんや管理会社には基本的に、建物の修繕を行う義務があるということ。

ただし、その意義があいまいであるため、蜂の巣駆除に関するトラブルが絶えないのです。

管理費や共有費を支払っていない場合でも、契約書に「蜂の巣はご自身で駆除してください」とハッキリ書かれてさえいなければ、まずは建物のオーナーである大家さん、そして管理会社へ駆除を相談してみるのが妥当です。

1-4 賃貸契約書を確認すること

大家さんや管理会社に駆除を依頼するときは、事前に、今お住まいのお部屋を契約した際に手渡された『契約書』に目を通しておきましょう。

双方の話し合いにおいて、あなたが不利な立場に陥らないための『予防策』です。

契約書に『修繕に関して特筆されている部分』があればそこをじっくり読み、内容を把握した上で、大家さんや管理会社へ蜂の巣駆除を掛け合っていただくのが理想的です。

2 蜂の巣撤去に料金はいくらかかる?

あなたは、蜂の巣撤去を駆除業者に依頼すると、だいたいどれくらいの料金がかかるかご存知ですか?

あなたのお住まいに巣を作っている『蜂の種類』を、あらかじめ確認した上で、どの程度の料金がかかるかを把握しておきましょう。

2-1 ミツバチの巣と駆除の料金

ミツバチの巣は、白く薄い板が何枚も重なり合うように、規模が大きくなっていきます。

ミツバチの巣(大阪府箕面市オフィシャルWEBサイトより引用)

画像:ミツバチの巣(大阪府箕面市オフィシャルWEBサイトより引用)
https://goo.gl/hIAJ7V

上の写真の巣は、かなり大きな規模であることが伺えますが、巣の色が『白い』ということもお分かりいただけると思います。

小さくても、板のような巣が作られている場合は、ミツバチが犯人です。

ミツバチの巣の駆除には、大体8,000~37,000円程度の料金がかかります。

巣の数が増えるごとに、料金が2倍近く跳ね上がることもある上に、巣が作られている場所によって料金が変動する可能性も少なからずあるので、事前にすべての料金を提示してくれる業者を選ぶのがオススメです。

2-2 アシナガバチの巣と駆除の料金

アシナガバチは、下に巣穴が解放されている形の巣を作ります。

アシナガバチは、下方へ巣穴が露出する『シャワーヘッド』のような巣

アシナガバチの巣を業者に撤去してもらうには、だいたい7000~22,000円程度の料金がかかります。

ミツバチの巣と同様、巣の大きさや個数によって、料金が変動することがあります。

2-3 スズメバチの巣と駆除の料金

スズメバチの巣は、作り始めの“花瓶を逆さまにしたような形”から、“丸く巨大なボール型”へと成長していきます。

蜂の巣について

スズメバチの巣の撤去には、他の蜂の巣を駆除する場合よりも大きな危険が伴うため、特に料金が高い傾向にあり、基本料金が8,000~48,000円の間で変動します。

ただし、ミツバチもアシナガバチもスズメバチも、これから紹介する『条件』を満たす場合には、あなたがご自身で駆除できる可能性が高くなります。

2-4 蜂の巣は自力で撤去できる?

あなたのそばにある蜂の巣は、どんな形をしていますか?

以下の条件と照らし合わせて当てはまる項目があれば、“蜂に刺されない装備を装着した上で”ではありますが、自力撤去が可能となります。

自力で撤去できる巣の特徴

ご自宅にあるのが『規模が小さい蜂の巣』である場合には、素人の方でも撤去ができるようになります。

“巣が小さければ撤去できる”という条件は、ミツバチ・アシナガバチ・スズメバチ、どの蜂にも当てはまります。

また、ミツバチは同じ巣を数年間使い続けるのに対して、アシナガバチとスズメバチは巣を1年ごとに使い捨てます。

ミツバチは冬眠せずに活動を続けますが、アシナガバチとスズメバチは、冬に入るころに死滅してしまいますので、巣に蜂がいなくなるのです。

つまり、11~12月頃のアシナガバチ、スズメバチの巣は、蜂の個体数が減っているため、刺されることなく安全に撤去できる可能性が極めて高いんですね。

秋に蜂の巣を見つけた場合には、そのまま放置して、12月に入ってから撤去してもいいですよ、ということです。

蜂の巣の撤去法は、『たった20分でできる!『蜂』と『巣』をスプレーで駆除する方法』でも紹介していますので、後ほどご覧になってみてくださいね。

自力撤去が困難な巣の特徴

反対に、自力撤去が困難な巣は、撤去の時期が『夏』であるという場合です。

夏は蜂たちがもっとも活発に繁殖する時期であり、それに伴って営巣(えいそう)※も盛んに行われ、巣の規模がとても大きくなっているからです。

※営巣(えいそう)…生き物が巣を作る様子

巣には無数の個体がいる状態ですので、1番攻撃性が強いスズメバチの場合は特に、素人が駆除するのは大変危険です。

3 駆除業者はどうやって駆除する?

あなたは“業者さんが蜂をどうやって駆除するか”をご存知ですか?

実は、業者駆除には“2つのパターン”があるんです。

3-1 蜂を死滅させるパターン

業者さんが、殺虫スプレーを使って蜂を駆除するパターン。

蜂をそのまま『害虫』として駆除してしまうんですね。これがもっとも多く行われている駆除形態です。

死滅した蜂は、駆除業者がある地区の区分に従い、作業員によって処分されます。

3-2 蜂を生かすパターン

蜂を殺さずに、掃除機を使って吸い取り、『蜂を必要としている人たち』に提供するというパターンです。

ミツバチや、スズメバチの中でも『クロスズメバチ』という種類の蜂の巣を駆除する場合に行われることがあります。

ミツバチは、養蜂を行っている業者に需要がありますし、クロスズメバチの幼虫は食品として加工され、とても高い価値がつくんです。

スズメバチの巣事自体も、漢方薬の原材料として使用されることがあり、観賞用として欲している消費者もいるため、駆除業者から販売・製造企業へと売り渡されるというシステムが、私たちの知らない場所で成り立っています。

3-3 駆除作業に資格は必要?

ちなみに、蜂を駆除する作業員になるためには、特に資格は必要ありません。

ただし、駆除に使用する薬剤の種類に『劇薬(げきやく)※』が含まれる場合には『毒物劇物取扱責任者』という資格が必要となります。

※劇薬(げきやく)…作用が強く、用法・用量によっては人間の命を左右する薬物

まとめ

今回の記事では、アパートやマンションに作られた『蜂の巣駆除における責任の所在』について、そして、『蜂の巣駆除にかかる料金』について書いてきました。

  • 専有部分にある蜂の巣は、住人が駆除しなくてはならないケースが多い
  • 共有部分にある蜂の巣は、大家さんや管理会社が駆除しなくてはならない
  • 『管理費』『共益費』を支払っている場合には、専有部分においても大家さん、管理会社が駆除しなくてはならない
  • ミツバチの巣の駆除には、だいたい8,000~37,000円ほどの料金がかかる
  • アシナガバチの巣の駆除には、だいたい7,000~22,000円ほどの料金がかかる
  • スズメバチの巣の駆除には、大体8,000~48,000円ほどの料金がかかる
  • 作られたばかりの小さな巣は、自力で撤去が可能である
  • 夏場の巣は、業者駆除が理想的である
  • 業者駆除には「蜂を殺す駆除」と「生かす駆除」の2パターンがある
  • 蜂の駆除に資格はいらない

アパートやマンションの『蜂の巣問題』。住人も大家も管理会社の職員も、みんな『人間』ですので、どちらかが強気に出ると、交渉が難航する可能性が高くなります。

私たち住民は、高ぶる気持ちを抑えて、冷静に、そしてあくまでも「心からのお願い」という謙虚な気持ちを以って、話し合いに臨むのが理想的であると思います。

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おおよその料金は以下の通りです。

スズメバチ…25,000円~
アシナガバチ…16,000円~
ミツバチ…要見積り

※高所作業などは別途お見積りいたします。

また、クジョカツを通じて行った作業には全て「賠償責任保証」を付けておりますので、作業中に「モノを破損させた」「怪我をしてしまった」などの事故が発生した場合、全て補償します。