もう蜂の好きにはさせない!蜂を確実に駆除する方法

もう蜂の好きにはさせない!蜂を確実に駆除する方法
  • 家の雨戸のシャッターの外側
  • 室外機とベランダの囲いの微妙にある隙間辺り
  • 生垣の中

あるいは、通気口から蜂が何度も出入りしているのを目にしたので、どこかに蜂の巣ができているはずなのですが、どこにあるかわからない…こんなこともあるかもしれません。

いっそ全通気口の外側に目の細かい網を取り付けて蜂が軒下から出られないようにしようかと思っても、その場合軒下が蜂だらけになってしまわないか心配です。

ベランダにたくさん蜂が飛んできて柵や壁に止まっているとしたら、布団や洗濯物を取り入れるときに毎回怖い思いをしなければなりません。

扉を開けたときに、家に蜂が入ってきたらパニックになってしまいますよね。

蜂駆除業者に頼めば楽ですが、やはり駆除費用がいくらかかるか心配です。

蜂の巣を個人で駆除・対応ができるならしたいところですが、調べないで素人がいきなり駆除をしようとすると危険です。

でもー蜂の巣の駆除を「自分でするか、それとも業者に頼むか」を判断するのは難しいですよね。

そこで今回の記事は、蜂の駆除を個人でするかそれとも専門の業者にお願いするかを悩んでいる多くの方に向けて、『確実にそして安全に蜂を駆除する判断基準と方法』をご紹介します。

蜂の巣に悩んで、害虫(害獣)駆除専門ライターの筆者に近づいてくる方には、ここに書かれていることをお伝えしいますが、「確実に」そして「安全に」蜂を駆除することができているようです。

どうぞ最後までこの記事を読んで、蜂におびえなくてもよい快適な生活を楽しんでください。

1 蜂の種類と攻撃性

蜂は種類によって、攻撃性や毒性が全く違います。

蜂の中でも広腰亜目(こうようあもく、ひろこしあもく)の蜂はおとなしく、あなたに危害を加えることはありません。

※広腰亜目とは腰にくびれがなく、かわりがない種類です。

広腰亜目の中には、ハバチ、キバチ、クキバチなどがいます。

一方細腰亜目(さいようあもく、ほそこしあもく)の蜂は、毒針を持っている危険な蜂です。

※細腰亜目とは腰が細くくびれている種類です。

あなたに危害を加える可能性がある、細腰亜目の蜂のうち、最も被害が多いといわれている「ミツバチ」「アシナガバチ」「スズメバチ」の攻撃性について紹介します。

1-1 ミツバチ

ミツ蜂(ミツバチ)

撃性は低く、刺激しない限り攻撃してくることはありません。

しかし、一度あなたが「自分や自分の巣に危害を与える」と判断すると、その身を挺して攻撃してきます。

この攻撃が少し厄介で、ミツバチは一度刺すと自分の身体から針が抜けて、人の皮膚から抜けなくなってしまいます。

ミツバチの針の毒性はとても強く、しかも針から攻撃フェロモンをだすので、他の蜂を呼び寄せてしまうことがあります。

なので、蜂に刺されてから毒針を抜こうとその場所にとどまっていると、数千匹から数万匹という単位で集団生活をしているミツバチが、一斉に襲い掛かってきます。

もしミツバチに刺されたら、まずは刺された場所から『20メートル以上』離れることが大切です。

さて、日本に生息しているミツバチは「ニホンミツバチ」と「セイヨウミツバチ」がいますが、同じミツバチでも攻撃性が違います。

ニホンミツバチ

体長は約12ミリで、とてもおとなしい性格です。

しかし、「寒くなると攻撃性が増す」という特徴を持っていますので、活動をし始める2月~3月や活動を終える10月~11月は巣に近づくだけでも刺そうとしますので、注意しておきましょう。

セイヨウミツバチ

体長は約13ミリで、「ニホンミツバチよりも大きさも、攻撃性も高い」という特徴があります。

1-2 アシナガバチ

足長蜂(アシナガバチ)

ミツバチの倍ほどある大きな蜂ですが、性格はミツバチと同じでおとなしく、巣に近づいたり、刺激したりしない限り攻撃してくることはありません。

アシナガバチの巣は、人目につかないところに作るため発見が遅れることが多く、気づかないうちに大きくなってしまうことがよくあります。

また、アシナガバチの巣は頑丈で、壊してもすぐまた別の場所につくってしまうという特徴があります。

駆除対象となるアシナガバチの種類には、「キアシナガバチ」「コアシナガバチ」「セグロアシナガバチ」「フタモンアシナガバチ」などがいますが、種類によってはかなり強力な毒性を持っている蜂がいます。

キアシナガバチ

体長は21~26ミリで、日本に生息するアシナガバチの中で最も大きく、攻撃性も強く、毒性も強いのがキアシナガバチです。

その強力な毒性のため、刺されたときの痛みは激しく、複数回刺されるとアナフィラキシーショックで命を失ってしまうことがあります。

※アナフィラキシーショックとは、短期間で全身にアレルギー症状が出る反応のこと。

コアシナガバチ

体長11~17ミリで、アシナガバチの中では小さな方ですが、攻撃性はやや強く都市部や市街地に生息することが多い蜂です。

セグロアシナガバチ

体長は21~26ミリで、キアシナガバチと同じ大きさですが、攻撃性はあまり強くありません。

しかし、セグロアシナガバチの毒性は強力で、複数回刺されたことによるアナフィラキシーショックによって死亡例も出ています。

フタモンアシナガバチ

体長は14~16ミリで、寒さに強く、北海道の一部を除くほとんどの地域で確認されています。

攻撃性はそれほど強くありませんが、毒性は強く、複数回刺されることによるアナフィラキシーショックで死亡例が出ています。

1-3 スズメバチ

雀蜂(スズメバチ)

攻撃性が非常に高い蜂で、刺激しなくても巣の近くを通っただけで襲われることがあります。

ミツバチと違い、スズメバチの針は刺した後引き抜くことができるため、「1匹で複数回刺す」ことができます。

さらに、毒針による攻撃だけではなく、「毒霧をまき散らす」こともあり、目に入ると失明してしまうほどその毒性は強力です。

日本にはたくさんの種類のスズメバチが生息しており、その大きさや性格も様々です。

その中で、特に被害が報告されている「オオスズメバチ」「コガタスズメバチ」「キイロスズメバチ」「モンスズメバチ」「ヒメスズメバチ」を紹介します。

オオスズメバチ

体長は27~40ミリほどで、日本に生息する蜂の中でトップレベルの大きさと狂暴さ、そして毒性を持ち合わせているので、「最も注意が必要な蜂」ということができるでしょう。

土の中に巣を作ることが多く、うっかりとオオスズメバチの巣を踏んでしまったら、時速40キロのスピードで襲ってきます。

オオスズメバチの毒針は蜂の中でも最も激しい痛みがある、といわれていて複数回刺されたことによるアナフィラキシーショックで死に至ることがあります。

コガタスズメバチ

体長は22~27ミリほどで、スズメバチの中では攻撃性が低く、めったに刺されることはありません。

キイロスズメバチ

体長は17~24ミリと、スズメバチの中では小さいですが、攻撃性はやや高く、刺されたことによる被害が多数報告されています。

人目につく開放的な空間に堂々と巣を作る蜂なので、駆除対象になりやすい蜂でもあります。

モンスズメバチ

体長は21~28ミリで、攻撃性は高めです。

屋根裏などの閉鎖的な空間に巣を作ることが多く、他の蜂と違い暗闇でも活動が可能です。

ヒメスズメバチ

体長は22~37ミリで、オオスズメバチに次ぐ大きさですが、性格はとてもおとなしく、攻撃性は低く、毒性もあまり強くありません。

2 蜂を近寄らせない方法

蜂が庭やベランダに近寄ってきたら、不安になりますよね。
でももしかしたら、「蜂を呼び寄せてしまっているのはあなた」かもしれません。

ここでは「蜂を呼び寄せてしまいかねないもの」や、「蜂が嫌がるもの」について説明します。

2-1 こまめに点検する

蜂を近寄らないなよぅにするためには、「自分の敷地内に蜂が巣を作りそうな場所がどこか」を知ることが必要です。

下記の図は蜂が巣を作りやすい場所なので、自分の家や敷地内に該当する箇所がないかを調べておきましょう。

画像引用元:川崎市公式ウェブサイト「巣を作りやすい場所」より
画像引用元:川崎市公式ウェブサイト「巣を作りやすい場所」より
https://goo.gl/S6tzKl

上記の図に書かれているような場所に、蜂が嫌がるものを設置するなら、蜂が近寄って、巣を作らなくなります。

2-2 蜂が嫌がるものとは

蜂は『香り』のするものに反応しますので、蜂の嫌がる強い香りをするものを蜂が巣を作りやすい場所におきましょう。

蜂が嫌がる香りの中には、「ハッカ油」「木クレオソート」「木酢液」などがあります。

ハッカ(薄荷)油

ミントの香りがするハッカ油は、蜂が嫌いな香りですので、簡単に作ることができるハッカ油スプレーを蜂の巣が作られやすい場所にかけておきましょう。

※ミント…ハッカ(薄荷)を英語に訳した言葉。

ハッカ油スプレーは、水200ml入れたスプレーの容器に、ハッカ油60滴を入れて、混ぜるだけでできます。

ハッカ油であれば、高価なものを買う必要はありませんので、安いハッカ油を選んでおきましょう。

ただし、ハッカ油スプレーは効果があまり長く続きませんので、「ここだけは蜂の巣を作られたくない」という場所にしぼってスプレーをしてください。

木クレオソート

木クレオソートの『木タールの強い臭い』は、蜂を寄せ付けない効果があります。

木クレオソートとは原木(ブナやマツなど)を加熱分解してできた、木タールを蒸発したもの。

この木クレオソートを蜂が巣を作りそうな場所に、きつい臭いがするくらいたっぷりと塗るなら、蜂はその場所を嫌がって巣を作らなくなります。

※木クレオソートは控えめに塗ると効果がありません。

木クレオソートの臭いは、『かなり強烈』です。
物置や離れなど、家の中に漂ってこない場所に木クレオソートを塗ることをオススメします。

木酢液(もくさくえき)

木酢液とは、炭を焼くときに出る煙を液体化したもので、蜂が嫌がる『煙の臭い』がします。

蜂は煙の臭いがするので、「火がある」と勘違いしてしまい、近づかなくなるんですね。

木酢液は水と1:1の割合にして、半分に切ったペットボトルの容器に入れてください。

木酢液を蜂が巣を作りそうな場所に置けば、巣作り防止になりますし、ベランダに置けば、蜂が家の中に侵入してくることを防ぐこともできます。

ただし、木酢液の臭いは好き嫌いがありますので、臭いが苦手な人は物置や離れなど、人があまり通らない場所に置くようにしましょう。

2-3 蜂を呼び寄せてしまう環境

「花の香り」がする場所や、「うっそうと茂った庭」は、蜂を呼び寄せてしまいます。

庭に花を植えていなくても、「花の香りの柔軟剤」をつけていると、蜂を寄せてしまい、洗濯物に紛れてしまうことがあります。

また、庭は手入れしていないと、茂みの裏などに蜂が巣を作りやすくなってしまいます。

4月~6月までの期間は、花の香りがする柔軟剤は避け、庭をよく手入れしておいて、蜂を呼び寄せないようにしておきましょう。

3 蜂に巣を作らせない方法

蜂に巣を作らせないようにするなら、大掛かりな蜂の駆除をする必要がなくなります。

蜂は、まず女王蜂が小さな巣を作り、そこに卵を産んで働き蜂を増やし、蜂の巣を拡大していきます。

それで、4月~6月に蜂の巣を作って拡大することを防げば、将来の数千匹にもなる大きな蜂の巣になるのを未然に防ぐことができます。

今年がすでに時期が過ぎているなら、来年以降ここに書かれている方法を試して蜂に巣を作らせないように対処しておきましょう。

ここでは蜂の巣を作って拡大することを避けるために使う、「蜂の巣を作らせないスプレー」や「蜂捕獲器」を紹介します。

3-1 蜂の巣を作らせないスプレー

蜂に巣を作られやすい場所に、「蜂の巣を作らせないスプレー」をかけておくとその場所に蜂が巣を作ることができなくなりますし、作りかけの蜂の巣にスプレーすれば、それ以上の拡大を防ぐことができます。

下記の商品は、殺虫効果があるだけでなく、蜂が巣を作るのを防止する効果があるスプレーなので、蜂の巣作り防止策に特に有効的です。

ハチの巣を作らせない ハチ・アブ用ハンター
ハチの巣を作らせない ハチ・アブ用ハンター
参考URL:https://goo.gl/ZLYvR3
※別ページでKINCHOショッピングページが開きます。

「蜂の巣を作らせないスプレー」は殺虫効果や忌避効果がある「ピレスロイド」という成分が含まれています。
※忌避=嫌がって避けること。

ピレスロイドが含まれている「蜂の巣を作らせないスプレー」を蜂の巣や、蜂の巣ができそうな場所にかけると蜂は巣を作ったり、拡大したりすることができなくなります。

3-2 蜂捕獲器

蜂捕獲器で女王蜂を捕まえると、将来の「蜂の巣丸ごと駆除するのと同等の効果が期待できます。

蜂の巣を作りかけ時期に、下記の商品のような蜂トラップを吊るしておきましょう。

スズメバチ 女王蜂 捕獲器 ハチトラップ

スズメバチ 女王蜂 捕獲器 ハチトラップ
参考URL:https://goo.gl/FYEDgL
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蜂の巣捕獲器は甘い香りで蜂を引きよせて捕獲し、そのまま蜂を中に閉じ込めて駆除することができます。

ただし、蜂や他の虫も引き寄せて捕獲してしまうため、すぐに捕獲器の中はいっぱいになってしまいます。

「蜂が巣を作り始める3月~6月の間、主に女王蜂を捕獲することを目的に」この捕獲器を設置してください。

女王蜂を捕獲すれば、蜂が増えることも蜂の巣を拡大することもできなくなるからです。

4 蜂の駆除をする前に

蜂の駆除には、『危険』がつきものです。

ちゃんとした備えをしていないと大けがをしてしまうばかりか、命を失う危険さえあるかもしれません。

そこでここでは、「できるだけ蜂に刺されないための対処法」と、それでも「刺されてしまった場合に被害を最小限に抑えるための方法」をお伝えします。

4-1 蜂に刺されないための対処法

蜂を駆除するときには、蜂に刺されないために、「無臭」で、「白か、白に近い色の服装」をしましょう。

そしてできれば蜂に直接さされるのを避けるため、「蜂専用の防護服」を、なければ「長袖長ズボン」を着るようにしてください。

香水やコロンをつけていたり、体臭が匂ったりしていると蜂が反応して攻撃してきますので注意して下さい。

蜂は、臭いがなくても黒や濃い色(茶色、赤、青、紫など)に反応します。

4-2 蜂に刺された時に備える

蜂に刺されてしまったらすぐに、「刺された場所から20メートル以上離れる」ということを覚えておきましょう。

蜂の針には、攻撃フェロモンがついていることがあり、他の蜂が集団で襲ってくることになりますので大変危険です。

蜂に刺されてしまったら、とりあえずその場所から離れて、安全が確保出来たらピンセントなどで毒針を取り除いてください。

ピンセットがなければ、免許証など硬いカードで針を振り払うようにしてとることもできます。

※素手で毒針をとると、毒針の毒を圧迫して毒が体内に入り込んでしまいますので絶対にやめてください。

毒針が取れたら、流水で洗って毒を洗い流してください。

刺された痛みがとれないようなら、皮膚科に受診しに行きましょう。

5 蜂の巣駆除のコツ

蜂の巣駆除のコツは、「発見したら出来るだけ早く駆除をする」、ということです。

「1日で駆除するのは大変なので、ハチの数が減少するのを待って、日にちをかけてから、一挙に駆除することができるか」という相談をされることがありますが、蜂の巣は放置しておけば、どんどん大きくなりそれだけ駆除が大変になります。

また、「冬になって、巣から蜂がいなくなった時に巣を取り除く方が、楽ではないか」という意見もありましたが、それはミツバチ以外には意味がありません。

なぜなら、ミツバチを除き、全ての蜂の巣は『使い捨て』だからです。

巣作りを始める3月~6月までの間に、蜂の巣を見つけたら下記のステップに従ってすぐに駆除をするようにしてください。

5-1 ステップ1:殺虫剤を蜂の巣に噴射する

殺虫剤は、蜂が集まっている蜂の巣に向けて直接噴射してください。
蜂一匹一匹に殺虫剤をかけるよりも、効率よく駆除できます。

蜂は日中活動していますが、夜は蜂の巣で寝ています。

それで、夜20時~翌朝6時までの時間帯に殺虫剤を蜂の反応がなくなるまで、30秒~60秒噴射し続けてください。

5-2 ステップ2:蜂の巣を取り除く

蜂の反応がなくなるまで殺虫剤をかけたら、棒を使って蜂の巣を取り除きましょう。

蜂がまだ残っていると、また増えてしまいますので、かわいそうですが蜂の巣ごと徹底的に駆除してください。

棒でつついたり、蜂の巣を落としたりしたときにまだ生き残っている蜂が出てくることがありますので注意しましょう。

大声を上げたり、急に逃げたりすると蜂を余計刺激してしまいます。
蜂が出てきたら、ゆっくりと後ずさりをして、殺虫剤をかけながら生き残った蜂を駆除してください。

5-3 ステップ3:蜂の巣を処分する

蜂が全滅したことを確認したら、蜂の巣をゴミ袋に入れて、しっかりと袋を閉じてください。

5-4 特殊なケースの対応法

高所に蜂の巣を作った場合<

殺虫剤が届かないような高所に蜂の巣を作った場合、高所用殺虫剤噴射器具を使いましょう。

エアロング 1.2m~3.6m 伸縮式高所スプレー噴射用器具

高所用殺虫剤噴射器具
参考URL:https://goo.gl/eNGTY6
※別ページでamazonショッピングページが開きます。

遠くから蜂の巣を狙うことができるので、安心して駆除することができます。

ご自身に必要な長さを、下記のタイプから選んでください。

タイプ 参考価格
1.2~3.6メートル伸縮タイプ 25,300円
1.8~5.4メートル伸縮タイプ 27,940円
2.4~7.0メートル伸縮タイプ 30,800円

高所用殺虫剤噴射用器具を使うと、目当ての場所に当たらないことがありますので、蜂の巣の位置や、殺虫剤の向きを十分に確認してから使用してください。

通気口から蜂が出入りしている場合

通気口から蜂が出入りして床下に巣を作っている場合、出入り口になっている穴を塞いではいけません。

蜂はその場所から出入りできなければ、ほかの場所で出入りできる場所を見つけるだけです。

出入り口を見つけるために、家の中に侵入してくることもあり、大変危険です。

通気口から蜂が出入りしている場合、出入り口を塞ぐよりも、床の下の蜂の巣を駆除しなければなりませんが、素人には難しいので駆除業者にお願いする必要があるかもしれません。

6 駆除業者にお願いするメリット

「蜂の巣が自分の手に負えない」と思ったら、駆除業者にお願いすることも考えるかもしれません。

確かに、自分でも安全に蜂の駆除をすることは可能です。

でも駆除業者は、お金を払うだけのメリットがあります。

それでここに書かれている、「駆除業者にお願いするメリット」を参考にして、「自分で行うか、駆除業者にお願いするか」を判断する材料にして下さい。

6-1 蜂に刺される恐怖からの回避

蜂駆除業者にお願いする一番のメリットは、『安全』でしょう。

この記事では、出来るだけ安全な蜂の巣駆除法を紹介していますが、どれほど注意しても、「蜂の駆除をするということは多かれ少なかれ危険がある」、ということは認めておかなければなりません。

蜂に刺されることがどれほど危険であるかについて、厚生労働省は次のように述べています。

蜂に刺された場合に、蜂毒にアレルギーがなければ、刺された箇所に軽い痛みやかゆみ、腫れなどが起こり(局所症状)、数日程度で消えていきます。

しかし、蜂毒にアレルギーがあると、刺された人の約10~20%が、全身のじんましんなどの皮膚症状や嘔吐、浮腫※、呼吸困難などが起こるアナフィラキシーを引き起こすといわれています。

そのうち、数%は意識障害や急な血圧低下によるアナフィラキシーショックを起こすとされ、命に危険がおよぶ確率が高くなります。
※浮腫(ふしゅ): 細胞内の水分が、何らかの原因で皮下組織に溜まること。むくみ。

また、短期間に2回蜂刺されにあうと、アナフィラキシーを起こしやすくなるという調査もあります。

 

参考:厚生労働省「蜂毒アレルギーの症状」より抜粋 https://goo.gl/5XTQef

人間に比べると蜂はとても小さな虫なので、『1度』刺されただけならそれほど問題はありません。

しかしここに書かれているように、「短期間に2回蜂刺されにあうと、アナフィラキシーをおこしやすくなり」、最悪の場合命に危険が及びます。

スズメバチは、1匹でも、何度も刺してきますし、ミツバチは集団で生活しているので、短期間に複数回刺されることは十分あり得ることです。

専門業者にお願いすれば、『蜂に刺される』という命を脅かされかねない危険を避けることができます。

6-2 どんな蜂の巣も徹底的に駆除してくれる

専門業者は蜂の巣の駆除をするとき、素人にありがちな『見逃し』がありません。

蜂は、あなたの目に見える場所に巣を作る場合もあれば、全く人目につかない場所に巣を作ることもあります。

あなたが蜂の巣を全部駆除したと思っても、思わぬ場所に蜂の巣があるかもしれません。
蜂の巣はまた、高所などの危険な場所や、床下など駆除しにくい場所にあることもあります。

また、大きくなったスズメバチの巣など、「素人で駆除するのは危険な蜂の巣」もあります。

専門業者は、その豊富な知識と経験、そして、様々な種類の専門道具を持っていますので、あなたの敷地内のどこにあっても、どんな蜂の巣でも徹底的に駆除してくれます。

6-3 アフターサポートをしてくれる

専門業者にお願いすると、駆除した後もアフターサポートをしてくれるので安心です。

あなたが蜂の巣の駆除をしたときに、巣にいなかった蜂は1週間~2週間、以前巣があった場所に戻ってきます。

これを、『戻り蜂』といいます。

戻り蜂は、基本的に1週間~2週間たったらまたいなくなります。

しかし、蜂の巣をもう一度つくることがあったり、戻り蜂の数が多くて、刺されたりしてしまうということがあります。

専門業者はこの戻り蜂に熟知していますので、再び巣を作らないように対策してくれます。

また、もし蜂の巣をもう一度作ってしまったとしても、1シーズン無料で駆除してくれる、という保証制度もある場合があるので安心です。

6-4 意外と高くない?駆除業者の料金

自分で駆除するときにかかる費用を考えると、駆除業者にお願いする料金は意外と高くないと思うかもしれません。

専門業者にお願いすると確かに『安心』ですが、料金が気になるところですよね。

多少の危険を覚悟しても自分で蜂の駆除をしたい、というのは「費用を節約したい」というのが最も大きな理由だと思います。

しかし、蜂の巣駆除にかかるグッズを集める費用も意外と馬鹿にはできません。

1本1,000円以上する殺虫剤は、上手に使わないとすぐになくなってしまいますので、何本も必要になってくるかもしれません。

蜂捕獲を取り付けても、すぐに蜂や他の虫でいっぱいになりとりかえなければならないこともあるでしょう

高所に蜂の巣があるなら、高所用の殺虫剤取り付け器を買う必要がありますが、これも25,000円~30,000円します。

さらに、安全のために防護服を買うとすると、1着十万円以上しますし、レンタルするにしても、2,3万円します。

これらに、加えて蜂の巣の駆除を『失敗する』という可能性もあるでしょう。

殺虫剤を何本も使って、防護服までそろえているのに蜂の巣を駆除できなければ、十数万円をドブに捨ててしまうことになりますし、そのためにつかった時間も無駄になります。

その点で、専門業者は「安全で確実に」蜂の駆除をし、「アフターサポート」もしてくれるので、ある意味では『安い』といえるかもしれません。

7 自分で駆除するか、駆除業者にお願いするか

自分で駆除するか、それとも駆除業者にお願いするかを決めるためには、まず「自分で出来る境界線」を知っておきましょう。

もし、駆除業者にお願いすることを決めたのなら、駆除業者の料金や、信頼できる業者選びのポイントを知りたいと思われることでしょう。

ここでは自分で駆除するか、駆除業者にお願いするかの判断基準になる情報を紹介します。

7-1 自分で出来る境界線とは?

蜂の駆除を自分でするかどうかは、「安全かそうではないか」で決めましょう。

安全かそうではないかの境界線は、蜂の巣が「15センチ」以上あるかどうかです。

もし、蜂の巣が15センチ以下ならまだ蜂の数も少ないので素人でも駆除することは可能です。

しかし、もし蜂の巣が15センチ以上になっているなら、殺虫剤で駆除しきれなかった蜂が興奮してあなたを襲ってくるかもしれません。

特に、スズメバチはかなり危険です。

蜂が活動を始める3月~6月であるなら、蜂の巣はまだ小さく「安全」である可能性が高いでしょう。

しかし、7月を過ぎると蜂の数がかなり多くなっていますので、駆除業者にお願いするほうが無難かもしれません。

7-2 駆除業者の料金の目安

蜂の巣を駆除業者にお願いする場合の費用は、蜂の種類、蜂の巣の数、場所などで大きく変わってきます。

例えば、アシナガバチが軒下につくっている場合7,000~10,000円ほどで、駆除してくれますが、高所や屋根裏などに巣を作った場合倍以上になることがあります。

スズメバチは、アシナガバチよりも危険なので、10,000~15,000円ほどかかりますが、同じスズメバチでも、オオスズメバチはかなり危険で駆除も大変なので、15,000~20,000円ほどと割増しになります。

ミツバチは、スズメバチのように危険ではありませんが、体が小さいので小さな穴に入って巣を作ることもあり、駆除がしにくくなることがあり、15,000~20,000円とスズメバチと同等かそれ以上します。

いずれにしても、7月頃になると、蜂の数も蜂の巣もどんどん多くなりますので、費用もそれに比例して高くります。

駆除業者に依頼するにしても、出来るだけ早く依頼することをオススメします。

7-3 駆除業者を選ぶポイント

信頼できる駆除業者を選ぶために、その駆除業者の「料金」、「アフターサポート」、「評判」を調べておきましょう。

料金

適正な料金で駆除してもらうために、複数の業者に「見積もり」をお願いしておきましょう。

アシナガバチは7,000~10,000円、スズメバチは15,000~20,000円など、蜂の駆除には大体の『相場』がありますが、蜂の巣の数や種類、あるいは場所などで費用がだいぶ変わってきます。

2~3社見積もりをとれば、蜂の駆除のための『適正な価格』というのが見えてくるはずです。

逆に、見積もりを取らないのに相場と比べて極端に安い料金を提示してくるところには注意しましょう。

不慣れな人が、大急ぎで仕事をするので、自宅を傷つけたり、アフターサポートをしてくれなかったりする場合があります。

アフターサポートをしてくれるか

駆除業者にお願いするときは、「1シーズン保証付き」というアフターサポートがある会社を選びましょう。

あなたがもし、「蜂をすべて駆除できた」、と思ったとしても、人目のつかないところに蜂は巣を作っているかもしれません。

蜂の巣を駆除しても、その場所に戻ってくる『戻り蜂』という習性がありますので、再び巣を作ってしまうこともあります。

高いお金を払っているのに、もし「一時しのぎにしかならない」としたらそれは嫌ですよね。

信用できる業者は、あとから駆除できなかった蜂の巣があることがわかったとしても、そのシーズンは無料で駆除してくれます。

また、蜂の巣駆除後も定期的に訪問して、「戻り蜂」がいた場合その蜂の駆除をして、再び蜂の巣を作らせないようにしてくれます。

評判はどうか

駆除業者を選ぶ前に、その会社の実績や評判を調べておくのも大切なことです。

口コミは、その会社のホームページに載せられていることもありますが、それは良いコメントしかありません。

ネットでは、口コミサイトがありますので、そのような中立的な立場にあるサイトから必要な情報を得るようにしておきましょう。

大手の実績のある会社は安心ですが、知名度の低くても高く評価されている会社はたくさんあります。

料金やサービスなど、あなたが納得のいく業者の評判が良ければ、その会社を安心して選ぶことができます。

7-4 まずは役所に相談しよう

あなたが、自分で蜂の巣を駆除するにしても、駆除業者にお願いするにしても、まず役所に相談してみることをおススメします。

場所によって役所は、蜂の駆除を全額あるいはいくらかを補助してくれることがあるからです。

そのような補助がなくても、信頼できる駆除業者を紹介してくれたり、アドバイスをしてくれたりしてくれるかもしれません。

自分で蜂の巣駆除をする場合にも役所に行くと、防護服などを無料でレンタルしてくれるところもあります。

まとめ

いかがでしょうか。

今回は、蜂の巣を確実に駆除するために、自分で駆除するか、駆除業者にお願いするかという判断の基準をお伝えしました。

安全であるという判断の基準は、蜂の巣が「15センチ以下」あるかどうかです。

蜂にはいろいろな種類がいて、その中にはあなたの命を脅かしかねない危険な種類がいます。

蜂を寄せ付けないように、3月~6月は洗濯物に香りの強い柔軟剤を使用するのを避けましょう。

そして、蜂が巣を作りそうな場所に、蜂が嫌がる「ハッカ油」、「木クレオソート」、「木酢液」などをおきましょう。

蜂が巣を作り始めたら、「ハチの巣を作らせないスプレー」や、「蜂捕獲」などを使えば、蜂の巣の拡大を防ぐことができます。

蜂の巣は、「15センチ以下」なら自分で駆除することは可能です。

自分で蜂の駆除をすることを決めたのなら蜂の駆除を始める前に、「白か白に近い色の服装」をして、体や衣服から臭いがついていないか注意しましょう。

もし蜂に刺されたら、「20メートル以上」離れて、毒針を「ピンセント」か「硬いカード」で取り除き、流水で洗い流してください。

蜂の巣を発見したら、出来るだけ早く対処する必要があります。

蜂の反応がなくなるまで殺虫剤をかけ、棒などで蜂の巣を取り除き、ゴミ袋に入れて捨てましょう。

しかし、「15センチ以上」になっているなら、『安全』のため駆除業者にお願いしてください。

駆除業者は、複数の「見積もり」をとって、自分の家にかかる費用の相場を知り、「アフターサポート」をしっかりしてくれるかどうかを確認し、「評判」を良く調べてから決めるようにします

役所に相談すると、費用やその他の面でアドバイスをくれます。

このように、蜂の駆除は個人でやるにしても、業者にお願いするにしても、「出来るだけ早く対処する」ことが非常に大切です。

そして来年は、蜂が巣を作りそうな場所をこまめに点検し、蜂が巣を作ったり、拡大したりしないように殺虫スプレーや捕獲器などを使って早めに対処しましょう。

蜂を殺すというのはかわいそうかもしれませんが、蜂に刺されたときの怖さを考えると、時に私達は毅然とした態度が必要になります。

蜂を確実に駆除して、あなたやあなたの家族の安全を守ってあげましょう。

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