温かい春の日差しが差し込みだすと、家の外に出たくなるものです。それは、蜂も一緒。友人の家に遊びに行ったとき、少し前には全くいなかったのに、庭にはひざくらいの高さで低空飛行している蜂がたくさんいました。
友人:そうなんだよ。蜂専用の殺虫剤をかけたんだけどね。これがほとんど効果ナシ。一匹駆除するだけで、一缶の半分ほど使ってしまうし、しかも、スプレー効いていない蜂は飛び回って向かってきたりするから、恐ろしくてこれ以上使えないよ。
私:え?ブンブン飛んでいる蜂に直接殺虫剤(殺虫スプレー)を吹きかけたの?蜂に刺されなかった?
友人:蜂用の殺虫剤なんだから、蜂にかけるの当たり前でしょ?蜂には刺されなかったけど、先週の日曜日だったかな。娘と近所の公園で遊んでいたんだけど。そこにも蜂がいて…しかも大人でもビックリするくらいデカくて。「あんなデカイ蜂に娘が刺されてしまったら…」と、考えるだけでゾッとするよ。
友人は、深いため息をつきながら、家で遊んでいる娘を寂しそうに見つめていいました。「これからもできるだけ、娘を外で遊ばせてやりたいんだけど、どうしたらいいのかな?君、たしか害虫駆除のライターだったよね?」
蜂がいると自分はともかく、「子供が蜂に刺されてしまうかもしれない」と思うと、不安ですよね。少なくとも、「自分の家の敷地内には蜂は飛んでほしくない」と思うかもしれません。
そこで今回の記事は、子供が蜂に刺されないために蜂を徹底的に駆除する「蜂完全対策マニュアル」をご紹介します。蜂に刺されないためには、蜂に刺されにくい人の特徴や、蜂を引き寄せない家の特徴を知っておく必要がありますので、合わせてお伝えします。
友人は、この記事に書かれていることを実行して、毎週外に遊びに行っていますが、親子で共に蜂に刺されていないようです。
また「家の敷地内にも蜂の巣ができなくなった!」、と喜んでいました。ぜひ、この記事を最後まで読んで子供が安心して遊べるように、蜂の巣対策をしましょう。
1 蜂が攻撃的になる時期や時間帯
多くの蜂が攻撃的になる時期や時間帯は、『蜂の種類』によって異なります。全ての蜂は春から秋にかけて活動をするという点でほぼ一致していますが、攻撃性が高まる時期やそうでない時期があります。
日本で被害が多いといわれている「ミツバチ」、「アシナガバチ」、「スズメバチ」がいつ攻撃的になるのかを解説します。
蜂の種類 | 活動時期 | 攻撃的な時期 | 活動時間帯 |
ミツバチ | 2~11月 | 2月~3月、10~11月 | 日中 |
アシナガバチ | 3~9月 | 7~8月 | 日中 |
スズメバチ | 4~11月 | 7~10月 | 日中(モンスズメバチのみ夜間も) |
1-1 ミツバチ
ミツバチの攻撃性が高まる時期は、越冬をする準備をしている「2~3月」と越冬を準備している「10~11月」です。つまり、ミツバチは『寒くなると攻撃性が増す』という特徴を持っています。
ミツバチの活動期間は2月~11月と、他の蜂より早く活動を開始し、長く活動しているのが特徴です。そして日中は活動していますが、日が沈むと巣に戻って活動しなくなります。
また、11月後半~2月の前半までは、ミツバチは身を寄せ合って体温を高めながら冬を越します。ミツバチは、基本的におとなしい性格をしていますが、「日中」の「寒い時期」に「巣に近づく」と非常に攻撃的になりますので注意が必要です。
1-2 アシナガバチ
アシナガバチの攻撃性が高まる時期は、「7~8月」です。ミツバチとおなじように、日中は活動していますが日が沈むと巣に戻って活動しなくなります。
アシナガバチの攻撃性が高まると、巣を守るために狂暴になりますが、その活動時期は「3月~9月」と他の蜂と比べて『短い』のが特徴です。夏の終わりの9月を過ぎると、アシナガバチはおとなしくなり、女王蜂以外は冬を越すことができないので徐々に減っていきます。
9月を過ぎてからアシナガバチを見ても、やがていなくなりますのでほっておいても大丈夫です。
1-3 スズメバチ
スズメバチの攻撃性が高まる時期は、「7月~10月」で、この時期は近づくだけで攻撃してきます。スズメバチの活動は、4月頃から始まり、10~11月頃(種類によっては12月頃)に活動を終えます。
蜂の中でも、非常に攻撃性が高いことで知られているスズメバチですが、4月~6月までの時期は、意外とおとなしい蜂でもあります。冬眠から目覚めた女王蜂は、体力も弱っていて、最初は巣を作り、働き蜂を増やし、巣を拡大することに専念しています。
スズメバチは、基本的に他の蜂と同じようによる活動をしませんが、「モンスズメバチ」という種類に限り、夜も活動しています。モンスズメバチは通常人間の目につかない場所に巣を作るので、被害はそれほど多くはありませんが、夜知らずにモンスズメバチの巣の近くに行ってしまうと、襲われてしまうことがありますので注意して下さい。
2 蜂に刺されやすい人、蜂を引き寄せてしまう家
同じ場所にいても、「蜂に刺されやすい人と刺されにくい人」がいます。人と同様に、『蜂を引き寄せてしまう家』もあります。蜂を引き寄せてしまう「服装」や「匂い」をしているからです。
ではどうやったら服装や匂いを『どのように注意したら蜂に刺されにくくなるか』を紹介します。
2-1 服の「色」に気を付ける
蜂に刺されないようにするために、「黒色、もしくは黒に近い色の服」を着るのではなく、「白色、もしくは白に近い色の服」を着ましょう。蜂は黒い色を本能的に『敵』だと思い、襲ってくきます。
蜂の世界は白黒なので、黒以外にも、茶色、紫、赤、青といった『濃い色の服』も黒に近い色と判断して襲ってきます。
逆に蜂は、白色にはあまり反応しません。白色以外にも、黄色、ピンク、黄緑といった『明るい色の服』は白に近い色と判断しますので、安全です。
服の他にも、蜂は「髪の毛の色」にも反応しますので、白い色の帽子をかぶって黒い髪の毛をできるだけ見せないようにしてください。
2-2 体の「匂い」に気を付ける
蜂に刺されないようにするために、体をできるだけ『無臭』にしておきましょう。
蜂は匂いに敏感なので、香水やコロンの匂いに反応してよってきます。香水をつけていなくても、「体臭がひどく匂う」と蜂が寄ってくることがあります。
それで、お子さんと一緒に遊びに行くときは、蜂を呼び寄せないために、「香水やコロン」ではなく、「消臭スプレー」をかけておきましょう。
2-3 洗濯物に気を付ける
家の庭やベランダに蜂を引き寄せないように、『洗濯物』に気をつけましょう。
蜂は匂いに敏感ですが、とりわけ花の香りが大好き。洗濯物に花の香りがする洗剤や柔軟剤を使って干していると、蜂が寄ってくることがあります。特に、蜂の活動がピークになる『夏の時期』は、花の香りがする洗剤や柔軟剤は「控えめ」にしてください。
3 たやすく蜂に巣を作らせない方法
蜂に巣を作らせないように対策をすれば、「安全にそして確実に」蜂の被害を抑えることができます。蜂に巣を作らせない方法や、できてしまった巣をこれ以上拡大させない方法をご紹介します。
3-1 こまめに点検する
蜂に巣を作らせないために、蜂が巣を作りそうな場所を「こまめに点検」しておきましょう。下記の図にあるような場所に、蜂は巣を作ります。
このような「蜂が巣を作りやすい場所」に、「蜂が嫌がる臭いがするもの」を設置しましょう。もし、すでに巣を作り始めていたとしても、「殺虫剤」や「蜂捕獲器」を使えば蜂の巣の拡大を防ぐことができます。
※なお、殺虫剤や蜂捕獲器の使い方を含め、蜂を確実に駆除する方法については「もう蜂の好きにはさせない!蜂を確実に駆除する方法 蜂の巣駆除のコツ」でも詳しく紹介していますので、合わせてお読みください。
発見が早ければ早いほど、対処も簡単になりますので「こまめに点検」して、素早く行動することが大切です。
3-2 蜂の嫌いな匂いをつける
蜂には『匂い』にとても敏感なので、蜂が嫌いな『匂い』がする場所に、わざわざ巣を作ろうとしません。
蜂が嫌がる匂いには、「ハッカ油」「木クレオソート」「木酢液」などがあり、それぞれ特徴があります。
ハッカ(薄荷)油スプレーの効果
ハッカ油スプレーを、蜂の巣が作られやすい場所にかけておけば、蜂は近寄ってこなくなります。ハッカ油とは、英語でミントのことで、蜂はミントの香りを嫌がります。
ハッカ油の中には、医薬品や日用品として用いる少し高価なものもありますが、蜂の巣対策で用いるものは、安いもので大丈夫です。
ハッカ油スプレーは、木クレオソートや木酢液と比べると、匂いはきつくありませんが、その効果は長くても当日限りしかもちません。
毎日スプレーする必要がありますので、蜂が巣を作りそうな場所を絞っておきましょう。
木クレオソートの効果
木クレオソートの匂いは、蜂が嫌がる匂いのなかで最も効果的で、蜂が近寄ってきません。
木クレオソートとは、ブナやマツなどの原木を加熱分解してできた木タールを蒸発させることによって作ります。
木クレオソートはかなり強烈な匂いなので、家の中に漂ってこない場所(物置や離れなど)に塗るとよいでしょう。
木酢液(もくさくえき)の効果
木酢液は蜂が嫌がる火を連想させる煙の匂いがしますので、蜂を寄せ付けない効果があります。
木酢液は、水と1:1の割合で薄めて使ってください。
水に薄めた木酢液は、半分に切ったペットボトルの容器に入れて、蜂が巣を作りそうな場所に置いておきましょう。
木酢液の匂いは、「リラックスできる」という人もいますが、苦手の人も多いので家族とよく相談してから設置してください。
4-3 殺虫剤をかける
殺虫剤を蜂の巣ができそうな場所や、拡大しそうな場所に「蜂の巣を作らせないスプレー」かけておくと、蜂が巣を作ったり、拡大したりすることを防止できます。
下記の商品は、名前の通り蜂が巣を作らせないことに特化した殺虫剤です。
「蜂の巣を作らせないスプレー」は、蜂が嫌がって近寄らない「ピレスロイド」という成分が入っています。
蜂が巣を作りそうな場所や、作りかけの段階でスプレーをかければ、安全に蜂の巣を駆除あるいは予防することができます。
4-4 蜂捕獲器を設置する
蜂を作りかけの時期に女王蜂を捕まえれば、いわば「将来の蜂の巣と働き蜂を丸ごと駆除」したことになります。
蜂の巣を発見したら、その近くに下記のような「ハチトラップ」を仕掛けて女王蜂を捕まえましょう。
蜂トラップは、甘い香りで蜂を箱の中に引きよせて、そのまま出ることができないようになっています。
しかしこのトラップは、いろいろな虫を引きよせてしまうので、肝心の女王バチを取り逃してしまうことがあります。
女王蜂を狙って捕獲するため、蜂が巣を作り始める3月~6月の間に「ハチトラップ」を設置しましょう。
4 蜂対策完全マニュアル
蜂の巣ができてしまったら、『蜂』を駆除するのではなく、『蜂の巣』を撤去しましょう。蜂はひとつの巣に数千匹~数万匹集まることがありますので、蜂一匹一匹を駆除してもキリがありません。
でも、蜂が蜂の巣に集まっているときに、蜂の巣を駆除してしまえば蜂を『完全』に駆除することになります。
「素人には蜂の巣駆除は無理!」と思っていませんか?でも、素人でも「確実」に蜂の巣を駆除することは可能です。
カギは、「殺虫剤の用い方」です。「蜂の駆除」というと、噴霧機で完全武装した駆除業者の姿を思い浮かぶかもしれませんが、「殺虫剤」だけで完全に駆除することは可能です。ここでは蜂対策完全マニュアルとして、蜂の巣を駆除する3つのステップを紹介します。
ステップ1:殺虫剤の噴射
夜20時~翌朝6時までの時間帯に、30秒~60秒間、殺虫剤を蜂の巣に向けて噴射してください。
働き蜂は、日中外で活動し、夜になると巣に戻ってきます。なので、夜は蜂をまとめて駆除する絶好のチャンス。
徹底的に駆除しないと危険なので、蜂の反応がなくなるまで噴射し続けてください。
かなりの量を使いますので、使いかけの殺虫剤を使う場合は、新しい殺虫剤も用意しておきましょう。
屋根や高所に蜂の巣を作った場合
屋根など、殺虫剤が届かないような高所に蜂の巣を作った場合、「高所用殺虫剤噴射器具」を使うえば、素人でも安全に駆除することができます。
下記のアイテムは、各種殺虫剤を設置することができます。
高所用殺虫剤噴射用器具は、使うのには少しコツがいります。
失敗すると蜂が巣から逃げ出してしまいますので、コツをつかむまで少し練習してみることをおススメします。そして高所用殺虫剤噴射用器具を使用する際には、蜂の巣の位置や、殺虫剤の向きを確認してください。
ステップ2:蜂の巣を取り除く
殺虫剤をかけて、蜂の反応がなくなったのを確認したら棒などを使って蜂の巣を取り除いてください。
この時、まだ生き残っている蜂が出てくることがありますので、殺虫剤を構えたままにしましょう。蜂が出てきたら、ゆっくりと後ずさりして、出てきた蜂を駆除してください。
ステップ3:蜂の巣を処分する
蜂が全滅したのを確認したら、蜂の巣をゴミ袋に入れてしっかりと袋を閉じます。
この時、死んだ蜂でも触ると針に毒が残っていることがありますので、素手で触らないようにしましょう。
5 蜂に刺されたときにとるステップ
蜂に刺されてしまったらすぐに優先してほしいのは、「刺された場所から20メートル以上離れる」ということです。ミツバチの針や、スズメバチが出す毒霧には、攻撃フェロモンがついているので、その場所にとどまっていると他の蜂が集団で襲ってくることがあります。
安全が確保出来たらピンセントで毒針を引き抜くか、硬いカードで針を振り払うようにしてとってください。毒針が取れたら、流水で洗い流しながら、指でつまむようにして毒を出してください。
その後、皮膚科に受診しに行きましょう。
蜂に刺されたときに、「どのような行動をとるかで被害をかなり減らす」ことができます。蜂に刺されたときにとる、よく知られた対処法の中には、意味がないどころか危険をまねくものさえあります。
なお、蜂に刺されたときにとる具体的な対処法について『適切な処置で蜂の毒から命を守る!蜂毒とアナフィラキシーショックの危険性』でより詳しく紹介していますので、合わせてお読みください。
6 素人では危険な蜂の巣
蜂の巣は、『素人で駆除できる巣』と、『素人が手を出してしまうと危険な巣』があります。
巣は見かけたら何でも駆除してよいわけではありません。
もし、あなたの家の敷地内に「15センチ以上の蜂の巣」や「土の中に巣を作る蜂」がいるなら、駆除業者にお願いすることをおすすめします。
6-1 15センチ以上の蜂の巣
蜂の巣を駆除すると危険である『レッドライン』は15センチというサイズです。
15センチ以下なら、巣の中に蜂が少ないので、殺虫剤ですべて駆除することができます。しかし、蜂の巣が15センチ以上あるなら、すでにかなりの蜂がいることが予想されます。
なので、殺虫剤で駆除しきれなかった蜂の反撃にあい、大けがをしてしまう可能性があります。
蜂専用の防護服を着ていれば安全ですが、1着10万円以上してしまいますので専門家にお願いするより値段が高くなってしまうことがあります。また、防護服をちゃんと来ていないと、隙間から蜂が侵入して刺されてしまうこともあります。
6-2 土の中に巣を作る蜂
「土の中に巣を作る蜂」は、素人が手出しできるレベルではありません。土の中に巣を作る蜂は、「オオスズメバチ」という種類でスズメバチの中でもトップレベルに危険な蜂といわれています。
オオスズメバチは、駆除業者にお願いすると、他のスズメバチやアシナガバチよりも高額の料金を請求されます。しかし、それは危険性があるということですので、痛い思いをするのを避けるため駆除業者にお願いしましょう。
7 もしもの時のために!『駆除業者の選び方』
「素人では危険な種類の蜂がいる」「蜂の巣の駆除はコワイ」「面倒くさい…」理由はそれぞれあるかもしれませんが、専門業者にお願いするにはそれなりの『利点』があります。
しかし、「駆除業者ならどこも安心!」というわけではありません。中には相場料金以上を請求してきたり、アフターサポートをしてくれなかったりする業者もいます。
駆除後に「あー!失敗した!」と思わないためにも、もしもの時のために備えて信頼できる駆除業者を選べるようにしておきましょう。
7-1 見積もりをとって一般的な駆除料金と比較する
蜂の駆除は、蜂の種類や時期、あるいは場所によって変わってきますが、基本料金があります。下記の値段は、蜂が大量発生する前の3月~6月の間の、『一般的な駆除料金』です。
基本料金
蜂の種類 | 一般的な駆除料金 |
アシナガバチ | 7,000~20,000円 |
スズメバチ | 10,000~30,000円 |
オオスズメバチ | 15,000~50,000円 |
ミツバチ | 15,000~20,000円 |
追加料金
オプション内容 | 追加料金 |
蜂の攻撃性が増す時期(7月~12月) | 10パーセント増 |
高所作業、屋根裏、床下などの作業 | 3,000~5,000円増 |
見積もりを取って、この『一般的な料金』から極端に値段が高くないか調べてみましょう。逆に極端に安い値段というのも疑ってみる必要があります。
仕事の質が思った以上に悪かったり、アフターサポートなどのサービスや保証期間がなく、後で困るということが考えられます。
7-2 アフターサポートに注目する
駆除業者を選ぶ時、「1シーズン保証」してくれる、というアフターサポートがあるかどうかを必ず確認しましょう。蜂には「戻り蜂」という習性がありますので、駆除したすぐ後に新しい蜂の巣を作ってしまうかもしれません。
戻り蜂とは、蜂の巣の駆除をしても同じ場所に戻ってくる習性で、通常駆除後1週間程度その場所を飛び回ります。アフターサポートがしっかりしている駆除業者は、「戻り蜂」対策がしっかしていて、戻ってきた蜂も駆除して再び蜂の巣を作らせないようにしてくれます。
このように信用できる駆除業者は、「その場限りの対策」ではなく、「あなたやあなたの家族が安心して生活できる」ように、1シーズン責任を持って駆除してくれます。
7-3 中立的な評判を調べる
駆除業者の評判を、インターネットの口コミサイトなど中立的な立場で評価している情報を参考にしましょう。
口コミは、とても『正直』です。わざわざ時間をとって口コミをのせるということは、それだけ「伝えたい何か」があるはずです。それは、駆除業者がしてくれたことによる「感謝」かもしれませんし、どうしても納得がいかない「不満」や「怒り」かもしれません。
口コミを一字一句信用する必要はありませんが、最終的にその業者に頼むべきかどうかの判断をするために必要な情報を得ることができるかもしれません。たとえ大手業者ではないとしても、あなたが気になる業者の評判が良いなら、その業者を選ぶことができるでしょう。
まとめ
蜂対策完全マニュアルをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。蜂が攻撃的になる時期や時間帯は、下記のようなものです。
- ミツバチ:3~4月、10~11月の日中。
- アシナガバチ:7~8月の日中。
- スズメバチ:7~10月の日中。(モンスズメバチのみ、夜間も気を付ける)
蜂に巣を作らせないためには、こまめに点検して、「蜂の巣を作らせないスプレー」か、蜂の嫌いな臭いである、「ハッカ油スプレー」「木クレオソート」「木酢液」などをつけてください。蜂が増え始めたら、「蜂」ではなく、「蜂の巣」に殺虫剤を噴射して蜂の巣を完全に駆除してください。
しかし、「15センチ以上の蜂の巣」やオオスズメバチがいると思われる「土の中に巣を作る蜂」は、素人では危険なので駆除業者にお願いしましょう。駆除業者は、一般的な料金化を見積もりで確認して、「1シーズン保証」があるアフターサポートがあるかを確認し、中立的な口コミサイトで、評判を確認して下さい。
子供の動きは、予測できないもの。気が付いたら親の目を離れて、蜂の近くに行ってしまうかもしれません。
子供が蜂に刺されないようにするためには、またもし刺されてしまったとしても被害を最小限に抑えるためには、まずは親がしっかりと『蜂対策』をしておかなければなりません。この記事が、あなたの家族のお役に立てることを心から願っております。
“刺されない!作らせない!引き寄せない!蜂対策完全マニュアル” への1件のフィードバック