たった20分でできる!『蜂』と『巣』をスプレーで駆除する方法

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たった20分でできる!『蜂』と『巣』をスプレーで駆除する方法

蜂の活動は、毎年春の温かくなり始めたころから活発化します。

春に作られた蜂の巣は、夏にかけてどんどんと規模を拡大し、それに伴って、巣にいる蜂の数も爆発的に増えていきます。

蜂の巣が家のそばに作られたら、私たちは常に『刺されることへの恐怖』と対峙しなくてはならなくなります。

他にも、あなたの胸の内には“こんなお悩み”がありませんか?

  • 蜂が、子供の周りを飛んでいることがあるので、目を離せない…。
  • 蜂が室外機内部に巣を作ったので、洗濯物が干せなくなってしまった…。
  • 窓を開閉する際、蜂が隙間から部屋に入り込んでこないか心配…。
  • 毎年蜂の駆除にお金がかかって困っている…。

ご自宅に、そしてバッグの中に『蜂用の殺虫スプレー(殺虫剤)』を常備して、蜂の攻撃に備えている方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし、飛んでいる蜂に対してただ『漠然と殺虫スプレーを使うだけ』では、あなたが抱く“蜂に対する恐怖心”を根本的に解決することはできません。

巣を撤去し、再来防止対策を講じない限り、あなたが蜂の駆除に費やす金銭は、増える一方となります。

蜂の巣駆除にお悩みのあなたに、今回は『朗報』をお届けします。

筆者は今回、害虫駆除業者に勤務している筆者の叔父から『蜂の巣を自力で、しかも低コストで撤去する方法』と『蜂に再び巣を作らせない方法』というものを教えてもらったんです。

叔父の教えてくれた駆除方法では、低価格で購入できる『殺虫スプレー(殺虫剤)』を使って蜂を駆除します。

この記事を読んでいただくと、あなたは、駆除業者に依頼するよりもお金をかけず短時間で、蜂の巣を撤去できるようになりますし、なおかつ、今後蜂の巣に悩むこともなくなりますよ。

ぜひ最後までご覧いただいて、蜂を巣ごと駆除してしまいましょう。

蜂の巣種類を確認しよう

まずは、あなたの家に巣を作っている『蜂の種類』を正しく把握しておかなくてはなりません。

なぜなら、蜂の種類によって巣の駆除を行う時間や、駆除に必要な道具が変わってくるからです。

あなたの家にある『蜂の巣の形』と『蜂の姿』を、今一度確認してみてください。

あなたの生活圏で巣を作っている蜂は、以下のいずれかの種類に該当するはずです。

ミツバチの外見と巣の特徴

ミツバチの外見と巣の特徴
ミツバチは、花の花粉や蜜をエサとして繁殖する蜂です。

日本には『ニホンミツバチ』と『セイヨウミツバチ』の2種類がいますが、どちらも本来は性格が温厚で、滅多なことがない限り、人間を刺したりしません。

しかし、あなたが「蜂の巣を撤去しよう」と巣へ近づくと、いきなり集団で襲い掛かってくる可能性があるんです。

ちなみに、ミツバチの巣は『巣板(すばん)』と呼ばれる平たい板で構成され、巣の拡大に伴って、巣板の数も増えていきます。

巣板(すばん)

上の写真にあるミツバチの巣は、すでにかなりの規模へと成長してしまっている状態です。

大阪市箕面市のオフィシャルWEBサイトでは、この巣の中には、数千~数万匹のミツバチがいると予測されているため、刺される危険性を考慮して『業者駆除』を推奨しています。

ミツバチは、同じ巣を数年間使い続ける蜂です。

ミツバチの『働きバチ』は、冬の間も冬眠することなく、蜂の羽ばたきによって巣の中に熱を送り込んで、女王蜂や幼虫を守り、温かくなると同じ巣で営巣(えいそう)※を再開するんです。

※営巣(えいそう)…生き物が巣を作る様子

ミツバチの巣を撤去をせずに放置した場合、翌年に巣の規模がさらに拡大する恐れがあるため、小さいうちに駆除してしまうのが理想的であるというわけです。

アシナガバチの外見と巣の特徴

アシナガバチの外見と巣の特徴
アシナガバチは、体長がおよそ2㎝程度の、小さくて細い蜂です。

アシナガバチは、個々により攻撃性の強弱こそあるものの、ミツバチと同様、闘争本能がそれほど強くはないため、人を積極的に攻撃してくることはありません。

ただし、アシナガバチの繁殖期に当たる7~9月ころの時期は、働きバチの『巣を防衛するための攻撃本能』が強くなるので、春先の時点よりも攻撃性が高くなります。

アシナガバチの巣が、あなたの生活スペースのすぐそば、ベランダやエアコンの室外機などの場所に作られている場合には、春先の巣が小さいうちに撤去しておいた方がよいでしょう。

ちなみにアシナガバチの巣は、シャワーヘッドのような形をしていて、巣穴が外に露出しているため、殺虫スプレーを使えば簡単に駆除することができます。

アシナガバチの巣は、シャワーヘッドのような形

ただし、アシナガバチはミツバチとは違って『巣を使い捨てる蜂』です。

アシナガバチが死に絶える12月頃(女王蜂は野山で越冬します)には、巣に蜂がいなくなるため、冬が来れば必ず、巣を安全に撤去できるようになるんです。

またアシナガバチは、私たち人間が見ていないうちに『蛾』や『蝶』といった“害虫となりうる虫の幼虫”を食べてくれています。

つまりアシナガバチは、人間の役に立つ“益虫(えきちゅう)”でもあるんです。

蜂の巣があなたの生活圏内から遠くにあって、蜂が人間の近くに飛んでこない場合には、冬まで営巣を見守ってもいいかもしれません。

スズメバチの外見と巣の特徴

スズメバチの外見と巣の特徴
スズメバチは、ミツバチやアシナガバチと違って、極めて攻撃性の強い蜂です。

スズメバチの巣を見つけたら、アシナガバチのように「巣が遠いから」と言って放置することはできません。

アシナガバチが温厚であるのに対して、スズメバチは“攻撃するために生まれてきた”ような狂暴な蜂ですので、『人間が襲われる確率』に格段の差が生じるからです。

スズメバチの巣は、作られたばかりの時は『フラスコを逆さにしたような形』をしており、営巣が進むにつれて、『マーブル模様の大きく丸い巣』へと育っていきます。

スズメバチの巣

丸く円形に育ったスズメバチの巣は、残念ながら自力で撤去するのが難しいんです。

そもそも、スズメバチの巣は外側から内部構造が見えないので、私たちは中にどれくらいのスズメバチがいるのかを把握できませんし、駆除の際、どのくらいの数の蜂が襲い掛かってくるかわからないからです。

しかし、左の写真のように、フラスコを逆さまにしたような巣であれば、内部にいるのはまだ『女王蜂』と『幼虫』だけである可能性が高いため、自力で駆除することができます。

蜂の毒が放出されるしくみ

蜂の毒が放出されるしくみ
ところであなたは“蜂が毒を放出するしくみ”をご存知ですか?

蜂の毒は、蜂の尾にある『産卵管』が進化した針より放出されます。

産卵管から排出される毒は、自分たち以外の生命に対して攻撃するための毒です。
人間の身体は、蜂が放出する毒に対して、強くアレルギー反応を起こす傾向にあります。

ちなみに、我々人間を刺してくる蜂は、ミツバチもアシナガバチも、スズメバチにおいても、全てが『メス』の個体です。

オスバチは生殖のためにだけ生まれてくるので、毒を放出する針がお尻に備わっていないんです。

また蜂の毒は、刺された時だけ放出されるのではありません。
蜂は、人を刺さずとも、毒を空中に放出することがあるんです。

もしもその毒が人間の皮膚に付着すれば、炎症が引き起こされ、万が一目に入った場合には失明してしまう恐れがあります。

刺された時の症状は?

あなたは、蜂に刺されるとどんな症状が起こりうるかご存知ですか?

蜂に刺された時に現れる症状は、皮膚の炎症以上に深刻な場合があります。

局所症状

蜂に刺されると、数時間のうちに『腫れ』や『かゆみ』『痛み』といった症状が現れます。

これを『局所症状』『遅延型アレルギー反応』と言います。初めて蜂に刺された場合には、局所症状で済むケースが多いです。

しかし、すでに1度蜂に刺されたことがある方は、体内に蜂の毒に対する『抗体』を有していますので、次の“全身症状”が起こる確率が極めて高くなります。

全身症状

蜂に2度以上刺されると、「呼吸困難」「意識喪失」「全身湿疹」などの『アナフィラキシーショック』という“即時性アレルギー反応”が起こる確率が高くなります。

息が苦しくなったり、手足にしびれを感じたり、意識が遠のくような感覚、全身にむくみが現れたら、あなたの身体には『高確率』でアナフィラキシーショックが起こっています。

アナフィラキシーショックは、蜂に刺されてから15分以内に現れ、急速に悪化してしまいますので、異変を感じたら、速やかに救急車を要請してください。

蜂の巣は自力で駆除するメリット・デメリット

蜂の巣は自力で駆除するメリット・デメリット
蜂の毒によるアレルギー反応の一例を知ると「蜂を自力で駆除するメリットなんてないのでは…」と、不安な気持ちが膨らんでしまいますよね。

蜂に刺された時に起こりうる症状は、「怖い」と感じるのがあたり前です。

しかし、蜂の巣が小さいうちに、後ほどご紹介する『蜂の巣撤去法』を正しく実践していただければ、蜂に刺されないで巣ごと駆除することは可能です。

それに、蜂と巣を自力で駆除した場合、以下のようなメリットが得られます。

自力駆除のメリット

蜂を自力で駆除すると得られるのは『お金がかからない』という“金銭的なメリット”です。

駆除業者に依頼した場合、蜂の種類や巣の大きさによっては、40,000~50,000円ほどかかってしまうことがあるため、場合によっては経済的な損失がかなり大きくなる可能性があるんです。

しかし、今からご紹介する蜂駆除方法にかかる費用は、最大で8,000円前後ですし、翌年以降の蜂の営巣も防ぐことができるため、長い目で考えても経済的です。

“駆除業者にかかりうる料金”についても、自力駆除の方法をお伝えした後でお話ししますね。

自力駆除のデメリット

ただし、蜂の巣を自分で撤去する際には、以下のように“3つのデメリット”が生じます。

自分で用意しなくてはならない

まず1つ目のデメリットは、蜂の巣を自力で駆除する場合、あなたは『何から何まで自分で用意しなくてはならない』という点です。

巣の撤去自体はすぐに終わりますが、ご自宅に代用できる道具がない場合には、必要なアイテムを1つ1つ買い揃えていかなくてはならないんです。

暗い中で作業しなくてはならない

次に、『蜂の巣を撤去する時間』について。

蜂の巣の撤去は、夜暗くなってから、もしくは早朝の薄暗い時間、つまり“我々が目で見て物事を把握しにくい時間帯”に行わなくてはなりません。

なぜなら、たとえ撤去の方法は簡単でも、巣の周辺が暗い時間帯がアダとなり、撤去作業に予想以上の時間がかかってしまう恐れもあるからなんです。

子供に被害が及ぶ可能性がある

最後に、ご自宅に『年齢の低いお子さんがいる場合』についてもお話ししておきましょう。

たとえば、あなたがマンション住まいであり、自室のベランダに蜂が巣を作ったとします。

聞き分けのできる小学生中学年以降のお子さんであれば、お母さんの「窓を絶対に開けないでね」という言いつけを守ることができるかもしれません。

しかし、事の重要性を理解しにくい低年齢のお子さんだと「お母さんが恋しくなって…」「ただ単に興味があって…」といった単純な理由から、言いつけを忘れて、窓を開けてしまう可能性があるんです。

窓が開け放たれれば、ベランダで巣を作っている蜂が部屋の中に入り込んでいって、お子さんが襲われてしまうかもしれません。

まずは、この記事をあなたのご主人にもご覧いただいて「蜂の巣をご主人に駆除してもらえないか?」と相談してみてください。

蜂の巣撤去は、女性よりも身体能力に長けている男性の方が適任であると言えます。

ここから先、撤去の流れを夫婦お2人でご確認いただき、誰がどんな役割を担うか、事前にしっかりと話し合っておくのが理想的であると言えます。

自力駆除に必要な道具と費用

自力駆除に必要な道具と費用
ではさっそく、自力駆除の方法をご説明します。
蜂の巣を駆除する前に、作業に必要となる道具を一通りそろえましょう。

道具が事前にそろっていれば、蜂の巣の処理に無駄な時間を割かずに済みますよ。

用意するもの

蜂の巣を自力で駆除する時には、以下の道具をご用意ください。

  • 防護服か、その代わりとなる装備(スキーウェアや厚手の防寒服,雨合羽など)
  • 蜂の針が刺さらない手袋(スキー手袋のように厚手が好ましい)
  • 長靴
  • 全方向へツバがついている帽子(ハットや麦わら帽子など)
  • 防虫ネット
  • マスク
  • ゴーグル(もしくはメガネ)
  • 殺虫スプレー×2本
  • (スズメバチの場合)スプレーボンドとスプレーノズル
  • 赤いセロファンを取り付けた懐中電灯
  • ゴミ袋
  • (蜂の巣が高所にある場合)巣を落とすための棒
  • (ミツバチの場合)巣の場所を洗うための水とバケツ、ブラシのようなもの

蜂の巣を駆除する際は、『防寒服』や『スキーウェア』『服を重ね着した上に雨合羽』で身を守り、首から上には防虫ネットをかぶって、蜂の攻撃を避けます。

スキー手袋のように、蜂の針が貫通しない手袋も着用しましょう。靴は、長靴が最適です。

また、駆除の際には、殺虫スプレーを蜂の巣に一定時間吹きかけますので、薬剤を口から吸い込んでしまわないように、また、目に入ってしまわないように、マスクとゴーグルも合わせて着用してください。

ちなみに、殺虫スプレーは2本用意しましょう。
1本だけでは、蜂の巣に吹きかけ終わった時点で、薬剤がなくなってしまう恐れがあります。

また、スズメバチの巣を撤去する場合には、巣穴をボンドでふさいでから殺虫スプレーを巣内に注入した方が、安全に、かつ効率的に蜂を駆除できるので、『スプレーボンド』と、巣に殺虫スプレーを注入するための『スプレーノズル』も用意してください。

ミツバチの巣の密着部には、花の蜜がベットリとへばりついていることが多いので、蜜を洗い流すための水やバケツ、ブラシもあった方がいいです。

ミツバチの巣を取り除き、蜜の付着を確認した後で用意しても構いません。

蜂の駆除に1番効果的な殺虫スプレーは?

蜂の巣駆除に一番効果的な殺虫スプレーは『ピレスロイド』という成分が含まれる製品ですので、ピレスロイド配合の殺虫スプレーを2本用意しましょう。

ピレスロイドは蜂に付着することで神経機能へ確実にダメージを与えるため、蜂の息の根を着実に止めることができるんです。

ちなみに、ピレスロイドとは、蚊取り線香にも配合されている『除虫菊』という花の植物由来成分です。

自然にやさしく、哺乳類の体内に入っても、すぐに体外へと排出されるため、少量であれば、私たちの身体に害が及ぶことはありません。

ただし、ピレスロイドを短時間のうちにたくさん吸い込んでしまうと、呼吸器障害やアレルギー反応が起こることもありますので、使用時はやはりマスクを着用し、蜂の巣の風上(かざかみ)※から噴射するように心がけてください。

※風上(かざかみ)…風が吹き抜けていく方向。自分に風が向かってこない方向。

道具にかかる費用は?

あなたは、蜂の巣を駆除する際に着用する装備や、蜂の巣駆除に使う道具をすべて購入すると、だいたいどのくらいの費用がかかると思いますか?

防護服の代わりとなる防護服やスキーウェアは、他の道具に比べて価格が高いので、トレーナーやスウェットパンツなど『ご自宅にある衣服を重ね着した上で雨合羽を着用する場合』で費用を算出してみたいと思います。

蜂の巣駆除に必要な道具の合計費用(一例)

必要な道具 費用
雨合羽 1,000円程度
スキー手袋 1,000程度
長靴 2,000程度
100均の麦わら帽子 100円
防虫ネット 900円程度
100均のマスク 100円
100均のゴーグル 100円
殺虫スプレー×2本 2,000円程度
(スズメバチの場合)スプレーボンド 1,000円程度
100均の赤いセロファン 100円
100均の懐中電灯 100円
100均のゴミ袋 100円
100均のつっぱり棒(高所にある巣を落とすための道具) 100円
(ミツバチの巣の場合)100均のバケツ 100円
(ミツバチの巣の場合)100均のブラシ 100円
合計 8,800円

上記の金額は、あくまでも『必要なものをすべて購入した場合』にかかる費用の合計です。

100均の製品で十分な道具には『100均の』と記入してあります。

この中で、すでにご自宅にあるアイテムを代用できる場合には、もっと低コストで、つまり“お金をかけることなく”蜂の巣を駆除することができますよ。

防寒服があればそれを使用する -1,000円(雨合羽)
巣の規模が小さければ、レジ袋をゴミ袋に代用する -100円
懐中電灯があればそれを使用する -100円

…といった具合です。

必要な装備と道具がそろったら、時間を見計らって蜂の巣駆除に取りかかりましょう。

20分でできる蜂の巣撤去方法

20分でできる蜂の巣撤去方法
これからご紹介する『蜂の巣駆除方法』は、要領さえ頭に入れておけば、誰でも最短20分で終わらせることが可能です。

ただし、蜂の種類によって “駆除を行う時間帯”が違ってきます。

蜂別駆除オススメの時間帯

アシナガバチ・スズメバチの巣の駆除時間帯

アシナガバチとスズメバチの巣を駆除する際は、日が沈んで『辺りが暗くなった夕方の時間帯』に行います。

アシナガバチやスズメバチは、夕方、日が暮れて暗くなるころに、全ての個体が巣へ戻ってくるからです。

日が沈む時間は、地域や季節によって少しずつ違ってきますので“懐中電灯を使わないと巣が見えない”くらいまで辺りが暗くなってから、巣の撤去に取りかかりましょう。

ミツバチの巣の駆除時間帯

ミツバチの巣の駆除は、『朝6時前くらいの時間』に行ってください。

ミツバチは、アシナガバチやスズメバチとは違って、夜から朝にかけてすべての個体が巣へと戻る習性をしているためです。

真夜中に巣の撤去を行うよりは、ミツバチが確実に巣へと戻ってきているであろう朝方、6時前くらいの時間を選んで実践するのが望ましいんです。

それでは、ここから“蜂の巣を20分で駆除する”方法を紹介します。

ステップ1.蜂の巣に殺虫剤(スプレーボンド)を噴射する

アシナガバチ、ミツバチの場合は、最初から巣に直接、1本目の殺虫剤を吹きかけます。

時間にして、だいたい60秒間くらい。
蜂が巣から出て来なくなったら、60秒に達する前に噴射を止めても構いません。

スズメバチの巣は、最初に巣の入口へスプレーボンドを吹きかけます。

巣の中にいる個体は、ボンドの粘着性に囚われて、外へと出て来られなくなりますので、蜂が出てこないのを確認したら、スプレーノズルを取り付けた殺虫剤を巣の丸い部分、中央あたりに突き刺し、薬剤を60秒間ほど噴射します。

ステップ2.蜂の巣を撤去し、ゴミ袋へ密封する

アシナガバチとミツバチの巣は、巣から蜂がいなくなってから、スズメバチの巣は、殺虫剤を噴射し終わったら、取り外してゴミ袋に入れます。

蜂の巣が高所にある場合には、ご自宅にあるホウキの柄や、100均で売られている突っ張り棒などで巣をつついて、下に落としてからゴミ袋に入れてください。

巣が手の届く位置にある場合は、ゴミ袋で包み込むようにして取り外しても構いません。

ステップ3.再び殺虫剤を吹きかける

蜂の巣をゴミ袋に入れたら、2本目の殺虫剤を巣に改めて吹きかけます。

万が一、蜂が巣に残っていた場合の予防策です。
この時の噴射時間は、短くて構いません。

ゴミ袋の中に薬剤が生き渡ったら、スプレーの噴射をやめて、ゴミ袋を密封してください。

これで、蜂の巣の撤去は完了です。撤去した蜂の巣は、念のため1日ほど放置した上で、お住まいの自治体の指示・区分に従って処分しましょう。

文字に起こすと時間間隔が伝わりにくいのですが、ここまでの作業は、だいたい20分程度の時間しかかかりません。

巣の撤去作業が終わったら、蜂が再び巣を作らないように、以下の3つの『忌避(きひ)※対策』を講じると、今シーズンから翌年以降、蜂が巣を作らなくなります。

※忌避(きひ)…嫌って避けること

再び巣を作らせないための忌避対策

再び巣を作らせないための忌避対策
『蜂が再び巣を作らない対策』これを最後に実践すれば、あなたはようやく“蜂の存在に怯える日々”から脱却することができます。

ステップ1.殺虫剤を吹きかける

蜂の巣を駆除した時に使ったピレスロイド配合の殺虫剤を、巣があった場所に吹きかけておきましょう。

ピレスロイドには『蜂を寄せ付けない効果』も備わっているので、巣のあった場所に薬剤が残っているうちは、蜂が寄り付かなくなるんです。

しかし、ピレスロイド成分は雨風にさらされることで、忌避効果が徐々に弱まってしまいます。
そこで、次の忌避対策も施しておく必要があるんです。

ステップ2.ハチ捕り器を設置する

ピレスロイドの効果が、薬剤の風化とともに弱くなることを見越して『ハチ捕り器』も設置しておきましょう。

ハチ捕り器とは、蜂が好む成分が含まれている容器のことで、ドラッグストアやインターネット通販サイトで、1,500円前後で売られています。

巣があった場所にハチ捕り器を吊り下げる、もしくは設置しておくと、近寄ってきた蜂はその容器に開いている穴から入り込んで、中に閉じ込められていきます。

ハチ捕り器に閉じ込められた蜂は、1度中に入ると2度と外へ出てくることができなくなりますので、営巣することなく、容器の中で寿命を迎えます。

ステップ3.ネズミ捕りを取り付ける

ハチ捕り器を設置した上で『ネズミ捕り』も設置すると、蜂は巣を作ることがまったくできなくなります。

粘着テープにネズミを捕獲するアレです。

ネズミ捕りを蜂の巣があった場所に設置しておくと、万が一蜂が飛んで来ても、粘着テープにくっついて離れることができず、営巣することなく死んでしまいます。

この3つのステップを実践すると、あなたが蜂の巣被害に悩まされる日は2度とやってこないはずです(もちろん叔父談です)。

業者に依頼したら費用はいくらかかる?

業者に依頼したら費用はいくらかかる?
ここまで『蜂の巣を低コストで速やかに撤去する方法』と『蜂に巣を2度と作らせない方法』をご紹介してきたわけですが、あなたが見つけた巣が、すでにある程度まで大きく育ってしまっている場合には、自力による駆除が難しくなります。

私たちがいくら装備で身を守ったところで“蜂刺しの危険性”を完全に排除できるわけではないからです。

蜂の巣を駆除業者に撤去してもらう場合には、平均的に、以下の基本料金がかかります(一例です)。

  • アシナガバチ … 平均7,000~8,000程度の基本料金
  • ミツバチ … 15,000円前後の基本料金
  • スズメバチ … 20,000円前後の基本料金

さらに、以下のような条件付きの巣である場合には、3,000~5,000円程度(場合によってはもう少し多いことも)の追加料金がかかります。

  1. 高所にある場合
  2. 地中にある場合(スズメバチは土の中に巣を作ることがあります)
  3. 巣が巨大である場合

でも「こんなにお金がかかるんだぁ」と落ち込みすぎないでいただきたいんです。

蜂の巣を業者に撤去してもらった後、先ほどお話しした『蜂の忌避対策』を実践すれば、蜂が巣を作ることはなくなるからです。

健康、そして命に係わる事態を避けるために、業者駆除は大変安全で効率的な駆除方法であることを覚えておいてくださいね。

まとめ

今回の記事では、低コストで購入できる殺虫スプレー(殺虫剤)を使って蜂を巣ごとの退治方法と、補足として、『巣を再び作らせないための駆除対策』をお伝えしました。

  • 蜂は『ピレスロイド』という殺虫成分に弱いので、ピレスロイド成分が含まれる殺虫スプレーを使うこと
  • 防寒服やスキー手袋、雨合羽、長靴、防虫ネットなどで身をしっかりとガードしてから蜂の巣を撤去すること
  • アシナガバチとスズメバチは、辺りが暗くなってから、ミツバチは早朝6時前くらいに巣の撤去作業を始める
  • アシナガバチとスズメバチは、殺虫スプレーを巣に直接吹きかけて蜂を退治し、スズメバチはスプレーボンドで入口をふさいでから殺虫スプレーを巣に突き刺して噴射する
  • 蜂の巣を取り外したら、ゴミ袋に入れて再度殺虫スプレーを吹きかけ、密封して1日放置した後で処分する
  • 『殺虫スプレー』『ハチ捕り器』『ネズミ捕り』を使って蜂の『忌避対策』を講じると、蜂は2度と巣を作れなくなる

蜂に悪意はありませんが、蜂は時に『我々人間と敵対せざるを得ない種の虫』です。

あなた自身が納得できる方法で駆除するのが、あなたと、あなたのご家族にとって1番望ましいことでしょう。

自力駆除の際の装備は「やりすぎかっ!」ていうくらい、必要以上に、入念に身に着けてくださいね。

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