「どうにかネズミを簡単に駆除できないだろうか?」誰もが一度は考える悩みではないでしょうか?
そんな悩みにお応えするため、この記事では『粘着シートと身近にある便利品で簡単に確実に自分の力でねずみを駆除する方法』を紹介します。
費用を抑えた自力駆除ができるようになります。
わかりやすくお伝えしますので是非実践してみてください。
1 粘着シートが便利な3つの理由
(1)安い上に、身近で簡単に手に入る
大事なのは、「粘着剤」よりも、「設置の場所」や「方法」です。近所のホームセンターやドラッグストアでも、100均で売っているものでもOKです。
(2)設置するだけでいい
ネズミに向けてプシューッとスプレーを吹きかけることはありません。粘着シートは「設置するだけ」なので誰でも駆除できる便利グッズです。
(3)捕獲後はそのままゴミに出せる
ネズミを捕獲したままくるめてポイッと捨てることが出来るので便利です。
2 効果抜群!ねずみ捕り粘着シートによる簡単駆除6ステップ
お伝えする手順・コツ通りに、粘着シートを使えば、驚くほど簡単にねずみ被害を終息させられます!
- 兵糧攻めで事前準備
- ラットサインの確認
- 粘着シートを設置
- 1週間で捕獲が実現
- 2度目以降の捕獲は1週間あける
- 捕獲したら生ごみで捨てる
ステップ1:兵糧攻めで事前準備
ネズミを弱らせて粘着シートにかかりやすくさせるために、餌となる食料を全て収納・密封し片付けて、飢餓状態に追い込みましょう。
ネズミの特質上、夏場では1日~2日、冬場では2日~5日食べなければ、餓死してしまいます。
食料を貯蓄する習性を考えても、1週間も兵糧攻めにすれば確実に弱らせられます。
ステップ2:ラットサインの確認
「部屋の壁側」や「四隅」をよく確認すると、フンや尿・体の表面の汚れが付着し、ねずみの通り道にだけ黒い線が残ります。
この黒い線を「ラットサイン」と呼んでいますが、このラットサインこそ「粘着シートを設置する際の目印」になります。各部屋を探してみてくださいね。
下の画像にある、「黒い汚れがある部分」が「ラットサイン」です。
画像引用:千葉市公式HP
ステップ3:粘着シートを設置
ラットサインが見つかったら、次の手順で粘着シートを設置しましょう。
- ラットサインの上に粘着部分を上にしないで設置
警戒心の高い生き物なので、いつもの場所に「いつもと違ったもの」があると避けて通ります。まずは粘着シートを危険でないと思わせましょう。 - 2日~3日ほど粘着部分を上にしないで設置しておく
- 警戒心が解けてシートの上を歩き始めたら、粘着部分を上にする
- 捕獲のための設置完了
- 粘着シートを複数枚設置する
- 粘着シートの下に新聞紙を敷く
- 粘着シートの上に餌を少しだけ置く
- 狭い場所は、U字型やトンネルにして置く
ステップ4:1週間で捕獲が実現
辛抱強く待てば、最初の設置から3日~5日で警戒が解け、一週間後にはねずみを捕獲できます!
もしも1週間たってネズミが全く捕まらないなら、起き場所に問題がある可能性がありますので、別の場所を検討しましょう。
ステップ5:2度目以降の捕獲は1週間あける
2度目以降の設置は、前回の設置から1週間ほど期間をあけてください。
1度目の捕獲の後にすぐに設置しても、仲間のネズミが捕まるのを見ているので、生き残った他のネズミの警戒心はマックス状態で、同じ場所を通りません。
ただし、1週間経過したら、ねずみはすっかりその恐怖を忘れるので、また同じ場所に粘着シートを設置すれば捕獲できます。
ステップ6:捕獲したら生ごみで捨てる
捕獲したら、ネズミに寄生しているイエダニが拡散して二次被害を及ぼす前に、すぐに生ごみと一緒に捨てましょう。ネズミに触れて病原菌がついたりしないようにゴム手袋を着用して下さいね。
3 捕獲効果を劇的に挙げる粘着シートの使い方のコツ4選
粘着シートは、プロの駆除業者も利用している優れた駆除グッズです。
しかし、「うまく駆除できなかった」という経験を持つ人もいるのではないでしょうか?本来の効力を落とさず、さらにう最大限に捕獲力にまで引き上げる使い方をお伝えします。
コツ1:掃除と新聞紙の活用で粘着力を落とさず逃がさない
部屋の埃や油がネズミの足についていると、シートの粘着力が弱まってねずみを逃がしてしまいます。
- 部屋の床の埃や油汚れなど「粘着シートの周り」を定期的に掃除
- 粘着シートの下に新聞紙を敷いて粘着シートに足を付ける前にネズミの足裏の水分や埃を取り除く
一度踏み込んだら絶対に逃がさないように工夫しましょう。
コツ2:一度に複数枚使う
粘着シートは、「一度に複数枚」使うのが鉄則です。
1枚では仮に足裏の汚れのせいで通り抜けられても、複数枚あれば粘着シートの上を何枚も通らざるを得なくなり、結果捕獲につながります。
コツ3:U字型やトンネル型に折って使う
粘着シートは、狭い隙間には「U字型」や「トンネル型(スリーブ型)」に折って使うとより効果的です。
ネズミが粘着シートに気づき、壁をつたって避けようとしても、その壁も粘着シートなので、確実に捕まえることができます。
また、暗がりに逃げ込む習性があるので、トンネル型になっているとその中を進んで通ろうとし、結果シートの罠に勝手にかかってくれるんです。
画像:100円ショップのSeria「ネズミ捕獲シート大判」より
コツ4:お引き寄せる餌を置く
兵糧攻めにあったねずみは飢えで『警戒心よりも食欲が上回っている』状態にあります。
粘着シートの上に、乾燥したサラミや野菜などを置くと自ら餌に飛び込んできてくれます。
4 粘着シート以外の身近で簡単な対策法2選
「粘着シートでネズミを殺すのはちょっと…」「でも、ネズミ駆除グッズをそろえるのは面倒くさい」そんな人にオススメなのが、ネズミの優れた嗅覚を利用して、殺すことなく追い出す方法です。
(1)猫のにおい
猫砂や猫の遊んだおもちゃをラットサインの傍に置くだけで、「ここには天敵がいる!」と理解したねずみは家から出ていってくれます。
※ちなみに、ネズミに猫を捕まえさせるのは非効率で危険です。詳しくは、「間違いだらけのネズミ対策と知っておきたいネズミ駆除完全マニュアル」で解説していますので、あわせてお読みください。
(2)蚊取り線香の煙
蚊取り線香の主要成分である除虫菊(じょちゅうぎく)は、ネズミも大の苦手なんです。
隠れていそうな屋根裏やラットサインに続く隙間に向かって蚊取り線香をたけば、ネズミは嫌がって外に出ていきます。
その他にもあるネズミ対策グッズについては、『簡単かつ効果が持続!素人でも今すぐ出来るねずみ退治法』で解説されていますので、合わせてお読みください。
5 どうして被害がおさまらない!原因は2つ
自力駆除をどんなにやっても被害がおさまらない時には、2つの原因が考えられます。
原因(1)犯人がクマネズミだった
家に現れる家ネズミには、『ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミ』といますが、中でもクマネズミは、粘着シートはおろか素人の自力駆除は非常に難しい種類のネズミです。
- 警戒心が他の種類のねずみよりも格段に強い
- 粘着シートはもちろん、「殺鼠剤」や「捕獲器」など他の駆除グッズでも駆除は難しい
もし、あなたの家のねずみがクマネズミであるとわかったなら、配線を齧られて家が火事になる前に自力駆除はあきらめて、早めに業者に頼んだ方がいいかもしれません。
- フンの大きさは7mmくらい
- 屋根裏を住処にする
- マンションの高層階や戸建ての2階以上を生活スペースにしている
原因(2)自力駆除できる被害レベルを超えていた
被害レベルの見極めは非常に重要で、やみくもな自力駆除は、『被害拡大』と最終的な『費用拡大』につながってしまいます。
- 脅威の繁殖力ですでに家の中で大量発生している
- 3か月以上の長期間被害に遭い続けている
この場合は、速やかに自宅の安全を取り戻すためにも、プロに一度相談した方が良いといえます。
5 プロに相談するメリット
優良業者に頼めば、施工後に駆除保証が得られます。
再発してもアフター保証の期間中は何度でも無料で点検してくれて、無料で駆除を行ってくれるので、自宅のネズミの悩みは丸投げできてしまうわけです。
信頼できるネズミ駆除の相場については、「言い値に騙されるな!損する前に知っておきたいネズミ駆除相場」で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
6 まとめ
自分で簡単確実にネズミを駆除したいなら、粘着シートを使って捕獲駆除しましょう!
今回ご紹介した駆除方法は、プロの駆除業者をはじめ、ネズミの被害に悩まされてきたたくさんの人が考え出した方法のまとめです。
もし、今ネズミに悩まされているのなら、ネズミの被害がこれ以上拡大することがないように、読み終えたらすぐに実行することをオススメします。
この記事があなたの役に立つことを願っています。
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