これは危険?安全?プロが教える蜂の巣の種類の見分け方

大きく成長したスズメバチの巣

保育園で説明会が開かれて、ママさん仲間で参加、やっとのことで終了。

やっと帰れると思った矢先、保育園の遊具に蜂の巣を発見!!
え、これって大丈夫なのだろうか…。

どうしよう、「私たちも怖いけど、なにより子どもたちが危ない!」
こんな経験をしたことはないですか?

蜂の巣をそのままにしておいてもいいのだろうか、絶対に撤去した方がいいよね、と不安に思いますよね。

実は、私の知人が経営している保育施設にも蜂の巣ができました。
彼は私たちのところにどのように蜂の巣を撤去したらいいのか、また放っておいてもいいのか、質問に来ました。

私たちは、彼に蜂と蜂の巣の画像を見せながら、どれが危険をレクチャーし、どうするかまずは自分自身の判断で決めてもらうことにしました。

彼は蜂の巣を駆除したのか、駆除した場合自力でしたのか、気になりませんか。
この記事の中で、彼が行った蜂の巣の対処法をお伝えしつつ、危険な蜂と蜂の巣、また駆除の方法等をお伝えしていきます。

安全だと思われる巣の種類と特徴

ヒメスズメバチ

尻の先端が黒く、比較的大きな蜂です。

スズメバチ類の一種ですが、性格はかなりおとなしく、余計な刺激を与えない限り、刺されることはありません。

巣ですが、大きさは100匹ちょっとくらいが入れる比較的小さなものです。
土の中や天井裏、床下等によく見られます。

特徴として、巣の下の部分は、外壁に覆われておらず、むき出しになっています。
ヒメスズメバチ自体は大人しいため、巣を駆除する必要性は高くありません。

ドロバチ

黒っぽく腹に黄色の2本線のある蜂です。
巣は、土のような泥のようなカタマリです。

ドロバチは、ほぼ攻撃してくることはないので、放っておいても全く問題ありません。

近づいてはいけない巣の種類と特徴

キイロスズメバチ、オオスズメバチ

どちらも攻撃性が高く、巣に近付いただけで攻撃してくることもあります。
日本で刺される被害が出るのは、ほとんどこの蜂によるものです。

オオスズメバチは、スズメバチの中で最も大きく3~4cmほどあります。

キイロスズメバチは、全身が黄褐色の毛で覆われています。

巣ですが、オオスズメバチの場合は倒木等の閉鎖的な空間に作られますが、キイロスズメバチの場合、どこにでも作ってしまいます。

巣の特徴としては、外が外壁で覆われており、釣鐘型や丸型の形をしています。

この蜂を見たら、蜂自体には近付かないのはもちろんのこと、巣にも絶対近付かないようにしましょう。

コガタスズメバチ

スズメバチと言えば、多くはこのコガタスズメバチが該当します。
名前の通りオオスズメバチよりは小型ですが、そんなに小さくありません。

巣の大きさは、そこまで大きくはなく、大きくてもバスケットボールくらいです。

軒下や木の下等、いろいろな場所に巣を作ります。
巣は、巣盤とボール状の外皮があることが特徴の一つです。

基本的には、大人しい蜂なので、巣に近付かず、放っておいたら何もしてきません。

実は、私の知人の施設にあったのもこの蜂の巣でした。
放っておいたら何もしてこないと分かったので、またほとんど人が通ることのない場所に巣があったので彼は放っておきました。

基本的には、蜂の巣は一年限りのもの、この一年、何もないまま、蜂はいなくなってしまいました。

ただ、巣を刺激すると、大人しいコガタスズメバチでも刺してくる可能性があります。
営巣している木等を揺らしたら襲い掛かってくるので注意しましょう。

その他の蜂

他にもアシナガバチや、ミツバチ等代表的な蜂がいます。
アシナガバチは家の玄関やベランダ等にも巣を作ってしまいます。

巣自体は比較的小さく、また刺激を与えない限り攻撃をしてくることはあまりありません。

ミツバチも同様に攻撃性はあまり高くありませんが、巣自体は草むらの中等わかりづらい場所にあり、つい近づいてしまうことがあります。

これらは刺激さえ与えなければ、大丈夫なのですが、人の生活圏に入ってくるので、つい巣に近づき刺激を与えてしまうことがあります。

素人でも出来る蜂の巣の駆除方法

危険な蜂の巣であった場合、またどうしても放っておけない場合、駆除を考えます。
まずは自治体に問い合わせて、蜂駆除を行っていないか確認しましょう。

行っていない場合、業者等専門の人に任せるのが一番です。
蜂の巣を駆除するには、相当のリスクがあります。

蜂を刺激することになり、反撃される可能性も高まりますし、反撃から身を守るための準備物にお金をかけなければなりません。

ですが、どうしても自分で駆除しなければならなくなった時、お金をかけてでも万全の準備をして行いましょう。

用意するものは、殺虫剤(ハチノックが望ましい)、防護服(なければ厚手の服を何重にも着込みましょう)、棒、ごみ袋です。

用意できれば、まずは、蜂からの反撃を防ぐため2mくらい巣から離れたところで、巣に向けてしばらく蜂除けの殺虫剤(ハチノックが望ましい)を振りかけます。

その後、蜂の活動が弱まっていることを確認して、巣の巣が天井裏など上にぶら下がっている場合、棒で巣を落とし、ごみ袋の中に入れましょう。

ごみ袋は念のため二重三重にしましょう。
蜂が袋を顎で噛み切ったり、針で破いたりするからです。

巣があったところには、さらに殺虫剤を数十秒間振りかけておきます。
蜂除けの殺虫剤にはピレスロイド系の成分が含まれています。

この成分を蜂は嫌うため、、数十秒間殺虫剤を振りかけておくことで、戻り蜂を防ぐことができます。

戻り蜂とは、駆除の際巣から出ていて、その後巣のあった場所に戻ってくる蜂のことです。
蜂除け殺虫剤をしっかり巻いておくことで、戻り蜂対策ができます。

まとめ

いかがだったでしょうか。
一口にスズメバチといっても、危険なものとそうでないものといます。

安全な巣は、ドロバチ、ヒメスズメバチの巣です。
近付かない限りそう危険ではない巣は、コガタスズメバチ、アシナガバチ、ミツバチの巣です。

近付いては絶対ダメな危険な巣は、オオスズメバチ、キイロスズメバチの巣です。

安全な巣は駆除しなくても大丈夫ですが、その他の巣は場合によっては駆除が必要になります。

その際は、まずは自治体や業者に相談しましょう。
どうしても自分で駆除しなければならなくなった時、万全の準備をして行いましょう。

殺虫剤(ハチノックが望ましい)、防護服(なければ厚手の服を何重にも着込みましょう)、棒、ごみ袋を用意し、まずは、2mくらい巣から離れたところで、巣に向けてしばらく殺虫剤を振りかけます。

その後、蜂の活動が弱まっていることを確認し、巣の巣が天井裏など上にぶら下がっている場合、棒で巣を落とし、ごみ袋の中に入れましょう。

ごみ袋は二重三重にして、巣のあった場所には、戻り蜂を防ぐため蜂除け殺虫剤を振りかけておきましょう。

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